なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「中華そば 醤油」@手打式超多加水麺 ののくらの写真亀有にある『手打式 超多加水麺 ののくら』へ行ってきました。

亀有には域密着型の昔ながらの商店街が軒を連ねていますが、美味しいラーメン店が群雄割拠するラーメン激戦区という別の顔も持っています。

その中のひとつに行列の絶えない都内屈指の人気店『つけ麺 道』があります。

ラーメン店が群雄割拠する亀有で『つけ麺 道』一強の時代が続いていましたが、その勢力図が今回訪れた『ののくら』の出現により現在変わりつつあります。

『ののくら』は九段下の名店『九段 斑鳩』出身のご主人が独立し2017年にオープンさせた店。

その美味しさがSNSやメディアなどを介して広まり、現在では『つけ麺 道』と並んで行列の絶えない話題の人気店に。

実際2018年と2019年、連続して食べログの百名店に選出されているほか、ミシュランガイド2019のビブグルマンにも選出されるなど確かな味と実力を認められた人気店として高く評価されています。

訪問したのは平日の午後1時少し前。
肌寒く秋雨が降る状況でしたが、既に前15人超の行列ができていました。
ちなみに行列ができている際は事前に食券を購入してから並ぶスタイルのようです。

今回は基本メニューである「中華そば(醤油/塩) 」(850円)の「醤油」をチョイス。

およそ30分ちょっとで店内へ。
店内には製麺室が設けてあり、製麺機だけでなく、そば打ち用の麺棒も確認できることから、手打ちと製麺機2つの工程で製麺を行っていることがうかがえます。

外待ち中待ち合わせて約40分ほどで「中華そば 醤油」とご対麺。

艷やかで濃い醤油色のスープに整然と彩り良く配置されたトッピングなど、ラーメン全体の整ったマスクからは凛とした雰囲気が感じ取れます。

特に目を引くのは大きなレアチャーシュー。
赤身を多く残した生々しいビジュアルは凛とした表情の中、艷やかなスープと相まってどこか肉感的な艶めかしさを感じさせるポイントとなっています。

そんな魅惑的なビジュアルにうっとりさせられつつスープをひと口。
スープが舌を撫でる刹那、感じるのはキレのある醤油ダレの味とほんのりとした甘み。
そして間髪入れずに追いかけてくる鶏と魚介系のふくよかな旨味。
イメージとしてはそれぞれが分厚い層をなし段階的に舌に知覚され超芳醇なスープとして脳に伝わるといった感じです。

そんなスープの下に泳ぐのは超多加水麺。
仕込みの水にはπウォーターを使うこだわりようです。
店名に偽り無くその加水率はなんと55%前後にキープされているそう。
一般的な麺の加水率が30〜35%とされている中、それを大きく上回る55%前後で作られる麺の食感はフワモチプルプル系。
手揉みにより不規則な縮れを加えることでスープの持ち上げも良く、唇の先で踊るような啜り心地が楽しめます。

今までに食べたことのない異次元の食感と啜り心地、そして美味しさには驚きを通り越して感動すら覚えるほど。

スープや麺だけでなくトッピングにも抜かりがないのも特筆すべき点です。
中でも赤身を残した厚切りレアチャーシューはビジュアル的なインパクトだけでなく肉々しさと肉の旨みをたっぷりと内包した逸品。
チャーシューを食べているというよりもまるでレアステーキを食べているような錯覚に陥ります。。
また鶏むね肉のチャーシューはしっとりジューシーな美味しさだけでなく、その柔らかさに驚かされる一品。

一般的にラーメンは麺やスープが主役で、どちらかと言えばトッピングは脇役的な存在ですが、こちらのラーメンではその美味しさで麺やスープと肩を並べる主役級の存在感を放っているように感じました。

どんなに完成度が高く美味しいラーメンでもひとつぐらいは僅かなスキ(ツッコミどころ?)のようなものがあるものです。
しかし『ののくら』の「中華そば」はスープ、麺、トッピング全てにおいて緻密な計算と抜かりのない仕事がなされていて、ケチのつけようがないというのが正直な感想です。

一杯の丼に詰まった美味しさのワンダーランドに魅了されあっという間に完食と相成りました。

ラーメンを食べることに夢中になるあまり、私にしては珍しく撮影が疎かになってしまいトッピングを撮り忘れるという失態も(笑)

食後「よろしければ洗いましょうか?」と持参していたマイ箸を忙しい中わざわざ洗っていただきました。
さらに帰りはしっかりとお客さんの顔を見て笑顔で「ありがとうございました♪」と気持ち良く送り出してくれるなど、味だけでなく入店〜食中〜退店まで行き届いたホスピタリティ溢れる接客にも感心させられました。

今後は昼のみの営業で100食限定の提供になるそうです。
ますます行列が長くなり食べるまでの時間的なハードルも高くなることが予想されますが、並んでも食べる価値のある必食の一杯であることは間違いありません。

投稿 | コメント (0) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

まだコメントがありません。