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「ばり三五+無料半ライス」@天虎の写真【導入】
一三五→塩に続いて3回目。「普通に美味しいはずなのだが何か一つ足りない」、その「何か」が気になってついつい足を運んでしまう。
ランチとしては遅めの13時半前後でも、並びが出ていることも。今回はすんなり入店。
「麺硬め」によくある提供の速さが嬉しい。およそ5分ほど。
スープは塩味強めではあるがあっさり系の醤油。醤油豚骨らしいが豚骨感はあまり感じられない。
麺はさすが「ばり」、唇への当たりから硬い。博多系の芯が残った硬さとは全く違って、麺全体が非常にハード。どちらかと言えば麺というよりパスタの硬さに近いだろうか。食べ進めるうちに硬さは徐々に減っていく。

【特長】
スープが非常に良くできている。ただ単に味が良い、というだけでなく、美味いラーメンによくある「違和感」がないところが不思議。
この「違和感」というのは概ねプラスの意味で、「こういう味で来たか」「こんな美味いのがあったか」という驚きなんかも含まれる。つまり「『違和感』のないラーメン」というのは、ただただ単調だったり、今ひとつ推しポイントが分からなかったり、マイナスの印象を持つことが多い。ところが、ここはその「違和感」がないにも関わらず満足感が非常に高い。
ラーメンとしては不思議なことに、麺よりもご飯との相性が信じられないくらい良い。ここに限ってはご飯なしはありえないと言っていいほど。

【難点】
麺。何をおいても麺。これはもう好みの領域ではあるのだが、麺が全ての長所に対してマイナスの影響しかない。
スープは拾わず、取り立てて味や風味があるわけでもない。多加水とも低加水とも異なる、カップ麺のノンフライ麺系によくある妙な弾力の麺。これがどうにも残念でならない。

【総括】
3回通ってようやく理解した。ここのラーメンにあるのは「家庭の味」だ。先程「違和感」という表現を使ったが、小さい頃から慣れ親しんできた家庭の味には、違和感はない。それでいて、家庭の味は美味しさの原体験でもある。これこそが今まで掴めなかった「不思議な魅力」の正体だった。
しかし、ラーメンというコンテンツは「うまい1杯を求めて店を尋ねる」という非日常性も持っている。そこで戦う力は、この一杯にはない。評価C。

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