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「塩ワンタンらぁ麺」@ラーメン星印の写真2021年4月9日(金)

昨夜は出張帰りにこちらの店を約2ヶ月半振りに訪問です。

開店の26分に到着すると、店の前に先客の姿は見当たりません。

開店と共に店内に案内され、席に着いて「塩ワンタンらぁ麺」を注文すると待つ事8分ほどでラーメンが到着です。

曇った琥珀色のスープには鶏油が膜を張る様に浮いていて、ストレート細麺の上にはチャーシュー、ワンタン、メンマ、微塵切りのネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、穏やかでいて角の無い塩味と共に、出汁の極めて濃密且つ重層的な味わいが口の中に広がります。

出汁は「醤油らぁ麺」のWスープに煮干し出汁を足したとの事ですが、煮干し特有のクセが存在しない為にまるで魚介節が効いた様な味わいです。

そして、スープからは琥珀酸の存在を明確に感じますが、説明を見る限りでは塩ダレに使われている浅利が与える風味と思われます。

一方、塩ダレは適度な塩味を与えつつも塩角が完全に除かれていて、私が味わう限りでは出汁の風味を底上げする役割に徹している印象です。

次に麺を食べてみると、多加水寄りの細麺が柔らかめに茹でられていて、コシや歯応えには若干欠けるものの小麦粉の甘味を極めて鮮明に感じます。

そして、柔らかい細麺にはスープや鶏油が膜を張る様に絡み込み、啜り込むと全ての風味が巧妙に混ざり合う事で味わいに複雑な奥行きを与えます。

次にチャーシューを食べてみると、醤油ダレで軽めに味付けされた豚肩ロースの煮豚が若干厚めにスライスされています。

肉質はパサつく事なく瑞々しさを保っていて、噛み締めると赤身の旨味と共に脂身のコクや甘味が舌に素直に伝わります。

そして、最後にワンタンを食べてみると、微塵切りのネギやエノキを混ぜ合わせた鶏挽肉餡が若干薄めの皮に包まれています。

ただ、餡に施された生姜の風味とエノキの香味が重なり合う事で、何処か薬膳に似た極めて独特且つ奇妙な味わいを与えています。

決して不味い訳ではないものの、私個人的には正直言って少々違和感を覚える味わいでした。

食べ終えた感想ですが、前回戴いた「醤油らぁ麺」と甲乙付け難い素晴らしい味わいに感じました。

出汁を極めて濃密に仕上げつつも、味わいに濁りを感じさせる事なく見事に奥行きを与えている印象です。

他の「支那そばや」出身の店に比べて繊細さには欠けるものの、私個人的には旨味を貪欲に追求したこちらの味の方が寧ろ分かり易くて好感が持てます。

尚、Twitterでは相変わらず暇と嘆いていたものの、私が食べ終えて店を出る頃には2名の客が空席待ちの状況でした(笑)

偶には限定も試してみたい気がするものの、当面は敢えてレギュラーメニュー以外に浮気する勇気が湧きそうにありません。

ご馳走さまでした。

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