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「特製らーめん」@らーめん香月 新橋店の写真2021年8月24日(火)

昨夜は会社帰りに寄り道をしてこちらの店を初訪問。

嘗て人気を博した名店ですが、私が海外に居る間に何故か閉店してしまっていました。

ただ、近年再び開業している事を知り、今回会社から近いこちらの店を訪れてみました。

尚、私は大昔に恵比寿で1度食べたきりで、味や内容については一切記憶がありません。

18時31分に到着すると、店内には先客が僅か1名のみの状況です。

先ずは「特製らーめん」の食券を購入し、席に着いて食券を渡すと待つ事4分ほどでラーメンが到着です。

洗面器の様な巨大な器を見て、嘗て1度だけ戴いた時の古い記憶が若干蘇って来ました。

透明な醤油スープには背脂が浮いていて、微かに縮れた細麺の上にはチャーシュー、味玉、メンマ、刻みネギ、細切りワカメ、海苔が乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、穏やかな醤油の風味や塩味と共に、シンプルでいて円やかな出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は豚と鶏のみと思われますが、スープの単調な風味に背脂の甘味が加わる事で味わいに適度な膨らみを与えている印象です。

一方、タレは醤油の風味を自然に保っていて、塩角を見事に抑えている割にはミリン等で与えた糖質的な甘味をさほど感じません。

シンプルな構成で動物的な旨味を素直に押し出していて、適度なパンチを与えつつも何処かホッとする安心感に満ちた味わいです。

次に麺を食べてみると、低加水寄りの細麺が若干硬めに茹でられていて、靱やかなコシと小麦粉の風味をバランス良く保っています。

そして、麺にはスープや背脂が絡み込み、最初はそれらの味わいが伝わりつつも、噛み続けるに伴い麺の甘味が次第と姿を現します。

次にチャーシューを食べてみると、醤油ダレで若干深めに味付けされた豚バラロール肉の煮豚が適度な厚さにスライスされています。

肉質は持ち上げると崩れるほどホロホロに仕上がっていて、噛み締めると染みた醤油の味わいが背景と化して脂身の甘味が舌に鮮明に伝わります。

一方、味玉は黄身が些か硬めであるものの、染みた和出汁が酒やミリン特有の甘味を与える事で一段と膨らみに満ちた味わいに仕上がっています。

食べ終えた感想ですが、全盛期の頃はパンチの効いた部類だったのでしょうが、今となっては最早中途半端な味わいである印象が否めません。

時代と共に旨味は密度を増している為、パンチを特徴とする店であるほど昔の味を守っているだけでは時代に取り残されてしまう様に感じます。

改めて訪れる機会があれば、次は「味噌らーめん」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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