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「ラーメン」@丸鶴の写真2021年11月20日(土)

本日は娘のリクエストでこちらの店を初訪問。

創業55年を迎える炒飯が有名な街中華の老舗です。

また、その昔カリスマホストと称された「城咲仁」氏の御実家との事です。

開店から僅か6分後に到着すると、店内の席は殆どが埋まっている状況です。

空いたテーブル席に案内され、私は「ラーメン」と「レタスチャーハン」、娘は「海老チャーハン」を注文しました。

すると、店内のテレビを眺めながら待つ事6分ほどで先に炒飯が到着しました。

米粒は玉子と黒胡椒を満遍なく帯びていて、具材は粗切りのレタスとチャーシューのみでシンプルに仕上げられています。

早速食べてみると、米粒は適度に水分を含んでいて、噛み締めると強めな胡椒の風味と共に米の甘味が口の中に広がります。

また、塩分も適度な塩梅に収まっていて、風味付けには恐らく若干の醤油やオイスターソースを使っている様な気がします。

尚、旨味調味料が存分に使われている為に、昭和生まれの初老にとっては若い頃食べた炒飯の記憶が鮮明に蘇る味わいです(笑)

一方、レタスは炒めたとは信じ難いほど瑞々しさを保っていて、チャーシューは分厚い割に驚くほど柔らかな仕上がりです。

そして、炒飯の到着から遅れる事僅か1分ほどで待望のラーメンが到着です。

微かに曇った醤油スープには刻みネギが浮いていて、緩やかに縮れた中太麺の上にはチャーシュー、メンマ、ワカメ、ナルト、油揚げが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、若干強めな胡椒の風味と共に、穏やかな醤油の旨味や出汁の味わいが口の中に染み渡ります。

出汁は豚が主体の動物系や魚介節と思われるものの、魚介節の存在はスープが冷めて来た終盤に漸く感じ取れたのが正直な所です。

炒飯に付いたスープからは鰹節の風味を鮮明に感じるものの、ラーメンのスープからは何故かその存在を中々と感じ取る事が出来ませんでした。

胡椒が若干強めに効いていて、尚且つ旨味調味料も結構使われている事から、それらが魚介節の風味を遮っていた可能性も強ち否定出来ません。

そして、スープが冷めると共に乾物魚介特有の酸味が姿を現す段階で、漸く魚介節の存在を検知する事が出来たのではないかと推測しています。

ただ、過去にその様な経験をした事が無い為に、まるで狐に摘まれた様な気分で何度も両方のスープを飲み比べながら終始首を傾げていました(苦笑)

次に麺を食べてみると、多加水寄りの中太麺が適度な硬さに茹でられていて、グルテン化した小麦粉のコシと風味をバランス良く保っています。

そして、縮れた麺にはスープが存分に絡み込み、噛み締めると麺の甘味とスープの旨味が重なり合う事で味わいに一段と深い奥行きを与えます。

次にチャーシューを食べてみると、大振りでいて醤油ダレが適度に染みた豚肩ロースの煮豚が若干厚めにスライスされています。

特筆する点が見当たらないオーソドックスな味わいではあるものの、店主の丁寧な仕事振りがヒシヒシと感じられる極めて隙の無い味わいです。

食べ終えた感想ですが、何れも驚きや感動を覚える味わいではないものの、長年培った職人技と丁寧な仕事が込められた心温まる味わいでした。

そして、看板メニューである炒飯もとても美味しかったですが、私個人的には寧ろラーメンの方が期待値を上回る味わいであった様に感じます。

改めて訪れる機会があれば、次回は色々な一品料理を肴に昼飲みしてみたいと思います(笑)

ご馳走さまでした。

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