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2022年1月26日(水)昨夜は会社帰りに寄り道をしてこちらの店を初訪問。こちらは「たんたん亭」出身の店主が開業した創業32年の名店です。ただ、遅咲きのフリークである私は未だ訪れていない事に今更ながら気付きました(汗)18時59分に到着すると、店内の席は5割程度が埋まっている状況です。席に着いて「支那ソバ」を注文すると、待つ事5分ほどで待望のラーメンが到着です。若干燻んだスープは薄く醤油の色を帯びていて、整然と揃った中細麺の上にはチャーシュー、メンマ、海苔、刻みネギが乗っています。先ずはスープを飲んでみると、極めて穏やかな醤油の風味と共に、淡麗でいて比較的シンプルな出汁の味わいが口の中に染み渡ります。出汁は豚や鶏の動物系に乾物魚介と思われますが、始めは魚介が前面に出つつも時間が経つに連れて次第と動物が厚みを増す印象です。また、魚介節や煮干しが強めに効いてはいるものの、魚介系に有りがちな酸味や苦味を伴う事なく極めてスッキリと仕上がっています。一方、化調や昆布が与えると思しき微かな甘味が効いていて、淡麗な出汁である割には動物や魚介の風味が輪郭を鮮明に保っています。尚、表面に浮いた油はラード主体と思われるものの、舌に残る後味は油分よりも豚肉から出たエキスの旨味が占めている様に感じます次に麺を食べてみると、多加水寄りの中細麺が適度な硬さに茹でられていて、風味よりも寧ろコシや喉越しに重きを置いた仕上がりです。そして、中細麺にはスープと共に油分が強めに絡み込む為に、啜り上げるとそれらが舌に集まる事で味わいに一段とコクが増す印象です。次にチャーシューを食べてみると、炭火で焼き上げたと思しき小振りな豚腿肉の焼豚が適度な厚みにスライスされています。ただ、肉質は焼き上げる際に肉汁が流れ出た事で固く凝縮されていて、噛み締めても尚肉質の旨味が今一つ舌に伝わり難い様に感じます。一方、後半で卓上の揚げネギを入れてみると、香ばしい風味と共に滲み出た油のコクが加わる事で味わいに突如として力強さが増します。食べ終えた感想ですが、出汁の濃度に頼る事なく素材の輪郭を際立てていて、老舗の貫禄を存分に感じさせる極めて秀逸な味わいでした。あと、平ザルでの麺揚げにも関わらず、これほど見事に整った麺線は今までに見た事が有りません!改めて訪れる機会があれば、次回は名物である「ワンタンメン」を是非試してみたいと思います。ご馳走さまでした。
昨夜は会社帰りに寄り道をしてこちらの店を初訪問。
こちらは「たんたん亭」出身の店主が開業した創業32年の名店です。
ただ、遅咲きのフリークである私は未だ訪れていない事に今更ながら気付きました(汗)
18時59分に到着すると、店内の席は5割程度が埋まっている状況です。
席に着いて「支那ソバ」を注文すると、待つ事5分ほどで待望のラーメンが到着です。
若干燻んだスープは薄く醤油の色を帯びていて、整然と揃った中細麺の上にはチャーシュー、メンマ、海苔、刻みネギが乗っています。
先ずはスープを飲んでみると、極めて穏やかな醤油の風味と共に、淡麗でいて比較的シンプルな出汁の味わいが口の中に染み渡ります。
出汁は豚や鶏の動物系に乾物魚介と思われますが、始めは魚介が前面に出つつも時間が経つに連れて次第と動物が厚みを増す印象です。
また、魚介節や煮干しが強めに効いてはいるものの、魚介系に有りがちな酸味や苦味を伴う事なく極めてスッキリと仕上がっています。
一方、化調や昆布が与えると思しき微かな甘味が効いていて、淡麗な出汁である割には動物や魚介の風味が輪郭を鮮明に保っています。
尚、表面に浮いた油はラード主体と思われるものの、舌に残る後味は油分よりも豚肉から出たエキスの旨味が占めている様に感じます
次に麺を食べてみると、多加水寄りの中細麺が適度な硬さに茹でられていて、風味よりも寧ろコシや喉越しに重きを置いた仕上がりです。
そして、中細麺にはスープと共に油分が強めに絡み込む為に、啜り上げるとそれらが舌に集まる事で味わいに一段とコクが増す印象です。
次にチャーシューを食べてみると、炭火で焼き上げたと思しき小振りな豚腿肉の焼豚が適度な厚みにスライスされています。
ただ、肉質は焼き上げる際に肉汁が流れ出た事で固く凝縮されていて、噛み締めても尚肉質の旨味が今一つ舌に伝わり難い様に感じます。
一方、後半で卓上の揚げネギを入れてみると、香ばしい風味と共に滲み出た油のコクが加わる事で味わいに突如として力強さが増します。
食べ終えた感想ですが、出汁の濃度に頼る事なく素材の輪郭を際立てていて、老舗の貫禄を存分に感じさせる極めて秀逸な味わいでした。
あと、平ザルでの麺揚げにも関わらず、これほど見事に整った麺線は今までに見た事が有りません!
改めて訪れる機会があれば、次回は名物である「ワンタンメン」を是非試してみたいと思います。
ご馳走さまでした。