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「ラーメン」@博多だるま 総本店の写真2022年4月25日(月)

一昨夜は「長崎亭」を出てからホテルに帰る途中でこちらの店を初訪問。

創業59年目となる博多豚骨の老舗ではあるものの、初代の御子息である「河原秀登」氏に代替わりすると共に味が一新されたそうです。

ただ、昨年末を機に本店のみ創業当時の味に戻したとの事で、先代の味を当然知らない私は前々から訪問のチャンスを伺っていました。

20時07分に到着すると、平日の夜である事から広々とした店内には客が疎らな状況です。

先ずは「ラーメン」の食券を購入し、着席して食券を渡すと共に麺の硬さを「普通」と伝えると待つ事4分ほどでラーメンが到着です。

半濁したスープには分離したラードが浮いていて、極細麺の上にはチャーシューと刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、濃口醤油の適度な風味や塩味と共に、微かな臭味を帯びた豚骨出汁のコクや旨味が口の中に広がります。

乳化が極めて低めである事から骨髄の旨味が輪郭を増していて、そこに濃口醤油の風味が相乗する事で味わいに重厚な深みを与えます。

シンプル且つクラッシックな味わいではあるものの、一方で技巧派と呼ばれる河原氏の先鋭的な技術も多分に凝らされている印象です。

次に麺を食べてみると、低加水寄りの極細麺が適度な硬さに茹でられていて、噛み締めると茹で切った小麦粉の豊潤な風味を感じます。

博多豚骨では小麦粉を固めた様な味気ない麺が大半を占める中で、この麺は他店の追従を許さない見事な仕上がりである様に感じます。

そして、極細麺にはスープと共にラードが存分に絡み込み、それらが舌まで抵抗なく運び込まれる事で味わいに濃密なコクを与えます。

次にチャーシューを食べてみると、低温で仕上げたと思しき豚肩ロースが適度な厚めにスライスされています。

肉質は引き締まりながらも存分に潤いを保っていて、噛み締めると赤身の旨味と共に脂身のコクや甘味が舌に極めて鮮明に伝わります。

食べ終えた感想ですが、原点回帰と進化が見事に両立されていて、過去食べた博多豚骨の中でもダントツの極めて見事な味わいでした。

何よりも麺とスープの相性が驚愕に値するほど素晴らしく、博多豚骨では珍しい自家製麺を武器とするこの店ならではの着地点でした。

ただ、昨今のトレンドからは間違いなく逸脱している事から、恐らく個々の好みによっては好き嫌いが明確に分かれそうな気がします。

改めて訪れる機会があれば、次回は「ワンタンメン」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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