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相良店主の肝煎りで3/30にスタートした新メニュー、昼夜限定各5食、4月末までの期間限定かも、だそうで、
「まだまだ応用・改良の余地のあるメニュー」とおっしゃる通り、まだ試行段階なのでレビューは遠慮すべき?
とも思いましたが、食べちゃったものは仕方がない、一応書かせていただきます。

食券を渡す際に「煮干しベースか、かつおベースか」と盛量を聞かれ、「煮干しベースで大盛200g」を選択。
なので味わいとしては、先日戴いた「煮干しそば」のホロニガ・ニガウマ・バージョンといった感じです。
桜チップの燻製風味を強力に閉じ込めたというスープからは、食べ始めからスープ完飲まで一貫して燻した薫風
が立ち上り、味わいとしても豚骨煮干の甘やかなコクに「ほろ苦うま味」がオンされているのを明瞭に感じます。

で、「どれくらい旨いのか?」ですが、私自身ココの煮干しそばのスープは元々かなり美味しいと思っています
ので、そこから燻製による上乗せ分はさほど大きくはないかなというのが正直なところ。燻製風味でより複雑な
ニュアンスを得て旨味を増したと捉えることもできますし、いや元々の素直な煮干し風味の方が好ましいという
感じ方もできそうな気がします。

スープ以外では、チャーシューと味玉がこのメニュー専用の燻製バージョンになります。
チャーシューはいつもの炙りチャーシューよりも厚切りでボリュームのあるものに色濃く燻製風味を纏わせて
いますが、提供の都合上おそらく作り置きになっていると思われ、炙りの香ばしさを失っていたのが残念です。
燻製玉子も、白身表面が色濃く燻製風味を纏って美味しい反面、黄身に完全に火が通ってパサパサになっていて
乾いた食感が珍しくはあるけれど味わいとしては微妙かなと。
(※追記)4/2以降、燻製玉子は同上の理由で通常の味玉に変更になったようです by ブログ記事より

麺(中細ストレート)と他の具(穂先メンマ・ほうれん草・海苔)は、他のラーメン系メニューと共通です。
麺は今のも悪くないんだけど、1年以上前のモチモチしたタイプの方が個人的に好み。戻してくれないかなあ。
青菜はブログ写真を見ると水菜か三つ葉のようですが、私が戴いたものはほうれん草でした。
あと、煮干しや燻製の風味を消さないためなのか、薬味葱が入ってなかったような。(という記憶です)

ここからは蛇足。
燻臭味が味作りのキー要素になって20世紀の欧米市場を席巻した某商材のマネジメントに関わったことがある
のですが、燻製風味というものを直接的な差別化ポイントに据えるとどうにもうまくいかない、あくまで隠し味
と位置づけ、なおかつ、そこはかとない異国情緒という表象を与えて初めてマスレベルでの成功に至りました。
何が言いたいかというと、燻製味をメインテーマにするのはあんまり上手くないんじゃね?みたいなことです。
もちろん、出来上がった味を守るだけのお店より、常に新しい味を探して研究を怠らないお店の方が好きですし、
リピーターとして色々と楽しませてもらえるのは嬉しい限りなのですが...

という訳で82点。お値段も考えると、前回の煮干しそば750円84点から少し下がりますね。
ブログで反響や改良の様子も見ながら、せっかくですから「かつおベース」の方も戴いてみようかと思います。

投稿(更新) | コメント (0) | このお店へのレビュー: 6件

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