なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
78

「ラーメン」@麺処 ら塾の写真2022年6月25日(土)

昨日は前々から気になっていたこちらの店を初訪問。

鵠沼時代の「支那そばや」で「佐野実」氏の片腕を務めた方が独立開業した店との事です。

その後「支那そばや」は店舗の移転と共に味を一新したものの、こちらでは鵠沼時代の味わいが脈々と受け継がれているとの事です。

12時41分に到着すると、店内の席は殆どが埋まっている状況です。

先ずは「ラーメン」の食券を購入し、席に着いて食券を渡すと待つ事9分ほどでラーメンが到着です。

透き通った醤油スープには厚めな油膜が浮いていて、靱やかな細麺の上にはチャーシュー、メンマ、海苔、刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、微かに甘味を帯びた醤油ダレの風味と共に、淡麗でいて重層的な出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は恐らく鶏や豚の動物系に魚介節や昆布と思われますが、鶏や魚介が基軸となりつつも他の旨味が奥行きを与えている印象です。

一方、食べ始めた時点では微かに加糖的な甘味を感じるものの、スープが冷めるに連れて醤油の塩味が若干強さを増す様に感じます。

また、乾貝の風味も僅かに存在する気がするものの、醤油の風味が障壁となって断言に至るほど明確に感じる事は出来ず終いでした。

決して今風なラーメンの様に出汁が濃い訳ではないものの、旨味を隙間なく配分する事で味わいに巧妙な厚みを与えている印象です。

次に麺を食べてみると、多加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、噛み締めると靱やかなコシと共に鮮明な小麦の風味を感じます。

そして、細麺にはスープと共に浮いた鶏油が存分に絡み込み、小麦の甘味と鶏油のコクが重なる事で味わいに豊潤な膨らみを生み出します。

次にチャーシューを食べてみると、極めて大振りな豚肩ロースの煮豚が適度な厚みにスライスされています。

肉質は触れたら崩れるほど存分に煮込まれていて、噛み締めると仄かな醤油の風味と共に赤身の旨味や脂身の甘味が舌に明確に伝わります。

食べ終えた感想ですが、私は移転前の「支那そばや」の味を知らないものの、現在の味の原型である事を存分に彷彿とさせる味わいでした。

冷めた時の塩味の強さが唯一気になったものの、それを除けば極めて自分好みに近い味わいである印象でした。

改めて訪れる機会があれば、次回は「塩ラーメン」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

投稿(更新) | コメント (0) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

まだコメントがありません。