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「味噌ラーメン680円」@札幌ラーメン 熊さんの写真「バーチャル北海道の旅」、この日は嬉しハズカし吉原です。

札幌ラーメンの店で「熊さん」と聞くと、「えっ?」と思いませんか?
ワタクシは激しく思いました。
札幌で、いや、日本で、初めて味噌ラーメンなるモノを出した店は
味の三平であるという定説ですが、
ソレを全国的に知らしめた店が「熊さん」なのだそうです。(*注1)
ワタクシも、エラく昔に札幌で食べました。
すでに閉店し、伝説となった「熊さん」を名乗る店が都内にあろうとは。
おそらく札幌の「熊さん」とは関係が無いと思いつつ、
コレは確かめねばなりません。

09/4/8。 14:00頃の入店で先客4人。
「本場の札幌ラーメンが、浅草で食べられる」
などと店先の看板などでアピールしていますが・・・・
コチラは、まったくもって「浅草」と言うには程遠く、
あろう事か、「ヨシワラ」に隣接してるぢゃないですか!
ワタクシ、この地域に足を踏み入れるのは初めてです。
ああ、夜に来たらエラい事になりそうな。。。

スタッフは相当なベテラン夫婦。
とにかく掲題のモノを注文すると、中華鍋に火が入れられました。
野菜類を元スープで煮込み、後にドンブリの中で味噌を溶いていました。
高台に置かれた、やや大きめなドンブリ。
具材はモヤシ、ニラ、ニンジン、ネギ、そして挽肉少々。
赤白混合だと思われるスープを一口。。。
味噌が濃いですが、「濃ゆい!」などと叫ぶ程ではありません。
スープ表面でギラギラ光るアブラも凛々しい光景ながら、
これまたすいぶんとアッサリしているのです。
いや、「アッサリ」ではなく「深みが足りない」とでも言いましょうか、
正体は判りませんが、ベースのスープが弱いのかも知れません。
ゴマの風味が強めなのが、特徴的と言えば特徴でしょう。

中細の縮れ麺はサッポロ風の黄色い麺ではなく、
歯応えは感じられるものの「茹でが足りない」との紙一重。
けっして悪くはありませんので、ソコソコに楽しむ事が出来ました。

具材はシャキシャキとし、それなりの量なのでモンクはありません。
もう少々肉っけが欲しいところでして、いくぶんパワー不足。
ニンニクも使われている模様ですがソレも弱めなのです、
ご近所で何やら励む為には、トッピングのチャーシューが必須かもしれません。

卓上にニンニクがあればなぁ、などと嘆きつつ、完食・完飲となりました。
支払いを終えたところで、いよいよ「熊さん」の由来を聞いてみましょうか。
なにしろ、ヘタしたら
「アンタ、有名店の名前をパクったんですか?」
なんて主旨にもなりかねない質問なので、いつでも逃げ出せる状況を待ったのです。

どのように聞こうか迷った挙句、ここはストレートにいきましょう。
「コチラの店、札幌の熊さんと関係あるのですか?」
店主は、待ってましたとばかりに目を見張り
「ああ、大熊さんの店でしょ? もう無くなっちゃったけど」
大熊さんとは、札幌「熊さん」の創業者である大熊勝信さんの事でしょう。
そのくらいはワタクシでも存じ上げております。
しかし、店主は懐かしさにコーフンしたのか、
或いは、ワタクシがそのへんの事情を熟知したヤカラかと思ったのか、
よく判らない固有名詞がポンポンと飛び出してきました。
しかも主語がハッキリせず、何がどう繋がっているのやらサッパリ判りません。
挙句の果にオクサマが目をギラつかせ
「ねぇねぇ、熊さん知ってるのぉ?」
などと乱入してきたりするモノですから、もうノーミソが沸騰ぎみのワタクシ。

ワタクシには、インタビューの才能は無い模様です。
「札幌の熊さんとは、直接的には関係ない」「トモダチでね」
そんな部分は判ったものの、コチラの店主が大熊勝信さんとトモダチなのか・・・
あるいは札幌「熊さん」の関係者とトモダチなのか・・・
そのへんのところが、なんだかハッキリしないのです。
どこかの店なのでしょうか、「きくや」なる屋号も出てきました。
結論が見えないまま、後客の入店をシオに退散したワタクシだったのです。

ううむ。
よく判りませんがコチラの店は、札幌「熊さん」と何らかの繋がりはある模様です。
同じ「熊さん」という名前で、「ススキノ」と「ヨシワラ」の近隣の店、
そのあたりも何だかイヤラシくフシギな縁をムリヤリ感じたりもします。
そしてラーメンに関しては、いわゆる「じゅんすみ」などが札幌を謳歌する前の、
札幌ラーメンの原型だったりするのかも知れません。
そう言われてみれば、どこか懐かしい味噌ラーメンのような気もしてきました。

もう札幌の店は伝説と化しちゃいましたが、
【札幌に本店を構える店の関連店】、ゲットだぜぇ!

●子連れ情報
子供メニュー:お子さまラーメン450円
座席:丸イスのみ
ベビーカー:スペース厳しい

==
(*注1)
味の三平で誕生した味噌ラーメンですが、
意図的に発明されたモノでは無かった模様です。
味噌汁に飢える単身赴任者達にサービスでトン汁を振舞ったところ、
「ソレに麺を入れて欲しい」
なる希望があり、それが味噌ラーメンの元祖なのだそうです。
当初は味の三平では裏メニュー扱いで公にしなかったものの、
ソレを食べた大熊勝信さんが激しくカンゲキし、
堂々味噌ラーメンをメニューに掲げた「熊さん」をオープンしたのだとか。
やがて大熊勝信さんが北海道物産展で全国を周り、ソレが大好評。
「札幌ラーメン = 味噌」
の図式が全国に広まったのだそうです。

(富岡木之介氏著 さっぽろラーメン物語 より)

投稿 | コメント (6) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんばんは。

おぉ~ムフフの街でラーメンですか~
アチラが気になり、何だか味が解らなくなりそうですね~
フム、レビューを読むともう一歩といった感じですが、
中々の高得点ですね~ヤサイが旨そうです。
味噌ラーメンの誕生秘話は聞いたことがありますが、
「熊さん」や「味の三平」は知りませんでした(汗)
そういえば丸八通りに「熊さん」という店があったような気がします。
私は未食ですが、知り合いはとってもマズイと言っておりましたが…

ぽんたくん | 2009年4月9日 22:35

ぽんたくんさん、
コチラのムフフの街、初めて目にしました。
ヒルメシ時だったので、誘惑はナシです(残)
で、ラーメンですが、
ちょっとヤボったいながら、キチンと仕上がっていて、
ナツカシさを感じられました。
丸八の熊さんも、昨日、確認できました。
札幌は名乗っていないんですね。
ううむ、キケンそうですか。
店構えは悪く無さそうなんですけどね。。。
今度、ケガしてきます。

hima | 2009年4月11日 06:23

こんばんわ。

熊さんですか。知らないですね。
味の三平は、味噌ラーメン用の中華麺を地元製粉会社と共同で開発したという認識ですね。黄色い麺、縮れが生み出されましたね。
本家と関係あるかないかはわからないですが、インタビューに関してはちょっと地雷を踏んじゃったって感じですねえ。一番困るパターンですよね。

味の三平をリスペクトした店の店主とトモダチならば、麺もしっかりと黄色いの使おうよと思いましたが。


scirocco(実況中継風) | 2009年4月12日 00:09

コメントありがとうございます。

scirocco(実況中継風)さん、
「熊さん」は少々思い入れがありまして・・・・
学生時代、初めて北海道を旅した際に、訪問を試みた店なんです。
観光ガイドブックの「札幌ラーメン」のコーナーで紹介されていたものですから。
あろう事か、そのガイドブックの住所が間違っていて辿り着けず、
アセって徘徊する際に凍結した路面で大転倒。
後にリベンジを果たした際は激しくカンゲキしたのもの、
もう味は覚えていないんです。。。
そんな訳でコチラには期待したんですけど、
結果はグレーで終わってしまった次第です。
もう札幌の「熊さん」では食べられませんので、
思い出としてココロに仕舞っておけば良かったかもしれません。。。。。

hima | 2009年4月13日 10:37

 この店のラーメンは化調たっぷりなので、味が残るんですよねぇー。それと、名物だったバターラーメンの消滅は残念です。
 餃子の値段が「エッ!」というほど高いのでラーメンのお供には厳しいかもしれません。
 住所的にはムフフの街「吉原」と、浮浪者の町、「山谷(さんや)」の中間に位置します。
 鉄道駅から徒歩は厳しいので都バスや台東区循環バスなど、バス便の活用がお勧めです。
 マイカーの方は周辺や店の脇にコインパーキングがあるので、それを利用してください。
 全席カウンターで喫煙可能なので、愛煙家の人は天国ですが、嫌煙の人には時として地獄になるかもしれません。

クマゴロウ(下戸・嫌煙者) | 2009年10月25日 10:59

コメントありがとうございます。

クマゴロウ(下戸・嫌煙者)さん、
ソチラにコメントいたします。

hima | 2009年10月26日 09:54