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「半チャンそば」@太華園の写真2022年10月30日(日)

昨日は前々から気になっていたこちらの店を初訪問。

店主は尾道ラーメン発祥とされる今は無き「朱華園」出身との事です。

尚、私がこの店を知った切っ掛けは、こちら出身の方が横浜で営む「太華」を訪れた事です。

開店27分前に到着すると、記帳表には2名の名前が記載されている状況です。

開店と共に店内に案内され、先ずは「半チャンそば」の食券を購入しました。

そして、席に着いて食券を渡すと、待つ事5分ほどで先に半炒飯が到着です。

早速食べてみると、米粒は醤油や胡椒で軽めに味付けされていて、尚且つ焦げたネギやラードの香ばしさを存分に纏っている印象です。

また、米粒はパラリと仕上げられつつも適度な弾力を保っていて、噛み締めると米粒から滲み出た素朴な甘味が舌に素直に伝わります。

そして、半炒飯が到着してから僅か30秒ほどで主役となるラーメンが到着です。

色が濃いめな醤油スープには刻みネギと豚の脂身が浮いていて、シルキーな細平打ち麺の上にはチャーシューとメンマが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、幾分強めな醤油の風味や塩味と共に、昔ながらの至ってシンプルな出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は恐らく鶏や豚の動物系と思われますが、豚の旨味に関しては出汁ではなく脂身やタレが与えている可能性も強ち否定出来ません。

一方、スープからは円やかな酸味を感じるものの、自ら味わう限りでは乾物魚介ではなく寧ろ醤油から来る酸味である様な気がします。

ただ、以前「太華」で感じた酸味に比べると、こちらの方が遥かに控えめである様に感じます。

また、脂身から滲み出た豚脂の仄かなコクや甘味を感じるものの、こちらも「太華」と比較すると若干控えめである印象が否めません。

とは言え、醤油の酸味や豚脂の甘味が幾分弱めである事から、無垢な醤油のコクやキレが極めて鮮明に映し出されている様に感じます。

次に麺を食べてみると、低加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、プツリとした歯触りと共に若々しい小麦の甘味を感じます。

そして、艶やかな細麺にはスープと共に油分が存分に絡み込み、啜り込むと豚脂が舌に集まる事で味わいに一段とコクが増す印象です。

次にチャーシューを食べてみると、醤油ダレが染みた豚腿肉の煮豚が適度な厚みにスライスされています。

肉質は控えめに味付けされてはいるものの、赤身が若干パサ付いている事から噛み締めても肉質の旨味が舌に伝わり難い様に感じます。

食べ終えた感想ですが、私個人的には醤油の酸味と豚脂のコクや甘味が些か弱めである様な気がしました。

一方、先日「朱華園」の家族が営む「朱」を訪れましたが、こちらの味わいは「朱」とは極めて方向性が異なるとの印象を抱きました。

ただ、何方が当時の「朱華園」に近いのかは、本家が閉店した今となっては最早判断する術がありません。

因みに、最も衝撃を覚えたのは「朱」の味わいではあるものの、個人的には「太華」で食べた一杯が最も病み付きそうな味わいでした。

と言う訳で、近い内に再び「太華」を訪れて、こちらの味を念頭に置きつつ食べ比べてみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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