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「担々つけめん(並)」@桃天花の写真 4月前半は宴会が多く、ちょっとカロリー過剰気味。「少し駅から遠い店で、ウォーキングをかねて……」と考えていたら、「桃天花」が思い浮かびました(12日)。一昨年テレビで紹介され、一躍人気店となったこのお店、「行列嫌い」の私にとっては無縁のお店でしたが……さすがにブームも落ち着いたと見ました。もともとアクセスはイマイチのお店ですし。
 日曜13時前に店をのぞくと、5割ほどの客入り。それにしても、かなり強烈な「海老」の香りがたち込めていますな……入口右手の券売機で、「担々つけめん(並)」(750円)をポチッとな。
 カウンターから厨房をのぞくと、ご主人が中華鍋でブクブク煮立った油から、海老の頭を大量に引き上げているところ。アレを使うのかな……これは楽しみ。丼は約8分で到着。
 では、つけ汁を一口……う~~む、これは美味い。ドッシリとしたコクと柔らかな甘みが印象的な芝麻醤、さらに辣油の馴染みが実にすばらしく、両者は完全に一体化しています。イヤミを感じるギリギリの線まで高められた、海老頭エキスのコクと香り、そして……もっとも感心したのは、全体が醸し出す非常に強い「旨み」。実は、「旨み」の強い担々スープというのは意外に少なく、あくまで味の主体は胡麻の甘味と辣油の辛味で、せいぜいベーススープの旨みが下支えする程度ですが……このつけ汁は違う。甘味・辛味と並ぶほどの、力強い「旨み」。「和食」であることを強く主張する、非常に独創的な味わいです。
 麺は中太の平打ち縮れ。浅草開化楼製のやや褐色がかった麺ですが、これも美味い。そのまま頬張ると、小麦の味わいがダイレクトに伝わってきて甘味も強く、食感も強すぎず弱すぎず。コイツをつけ汁につけ、ズバァ~~ッといきますと……胡麻の甘味と小麦の甘味が、「旨み」を媒介に強烈にシナジーして、いやぁ……飲み込むのがもったいないほどの上質な味わい。これほど甘味が引き立つのも、辣油の辛味があってこそですが、デフォよりはやや辛味が強い方が面白いかな……もはや好みの問題ですが。
 具材は、チャーシュー、メンマ、青菜にネギ。チャーシューはジックリと中まで味をしみ込ませ、さらに表面を強く焼いた一品で、濃い醤油味が担々スープの中でキラリと輝きます。メンマは適度に細く切ったもので、麺につられて自然に持ち上がり、実に軽やかな食感。さらに、「おじや」用に供されるご飯もかなりカタめに炊いてあり、つけ汁に浸すと程よいやわらかさ……なんとも、スミからスミまで「美的意識」が充満した一杯。
 ―――「度ハズれた」作品には共通する特徴がありますが、それは味・食感の得も言われぬ「一体感」。「麺屋吉左右」などが到達したその境地に、この一杯も達しているようです。いや、実に見事……「参りました」。

投稿(更新) | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

どうもです!!
たしかに日暮里や鶯谷からだと丁度いいウォーキングになるかもしれませんね~
こちら、夜は行列していることはないようです。土日の昼間はどうなのかなぁ…
こちらではライスはデフォルトでもいいかなぁと思えるほど、どの品にも合う仕上がりなんですよね!!
実は昨日坦々麺食ってきましたw

| 2009年4月19日 09:17