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2023年3月9日(木)昨夜は仕事を終えてから寄り道をしてこちらの店を初訪問。こちらは神保町の「麺屋33」が新たに開業したつけ麺専門店との事です。当初は訪問リストから外してはいたものの、タイムラインに流れ着く数多のレビューを見て我慢し切れず訪れた次第です(汗)尚、訪問リストから外した理由は、過剰なギミックが駆使された面倒臭い料理が私個人的にあまり好きではないからです。18時16分に到着すると、店外では18名の先客が入店待ちの状況です。因みに、火曜は19時29分の時点で既に売り切れていたものの、昨夜は私の後ろ5名で早々に売り切れとなっていました(汗)待つ事1時間11分ほどで店内に案内され、先ずは「帆立の昆布水つけ麺黒」の食券を購入しました。そして、指定された席に着いて食券を渡すと、待つ事9分ほどで待望のつけ麺と共に前菜や薬味の乗った平皿が到着です。全粒粉入りの平打ち麺は粘稠な昆布水を纏っていて、その上にはチャーシュー、メンマ、炙られた生帆立、小松菜が乗っています。一方、薄らと濁りを帯びたスープには平切りのネギが浮いて、箸で中を探ると出汁で炊き上げられたと思しき帆立が姿を現します。尚、平皿の上には前菜である帆立のカルパッチョと共に薬味の鯛塩、ワサビ、ディル、器に入ったトリュフオイルが乗っています。先ずはカルパッチョを食べてみると、軽やかな塩味と共に粕漬けに似た独特な下味が施されています。肉質は驚くほど緻密に詰まっていて、幾分粘りを帯びた歯触りを感じると共に、淡白な帆立の旨味が舌に極めて鮮明に伝わります。次に麺を食べてみると、多加水寄りの平打ち麺が存分に茹でられていて、ムッチリとした弾力と共に仄かな小麦の風味を感じます。また、昆布水には軽めに塩味が施されていると共に、昆布のコクや甘味が緻密に含まれている印象です。尚、蘊蓄の情報によると煮干しも若干使われている様ですが、あくまでも昆布の旨味を補強する目的で微かに効いている程度です。次にスープを飲んでみると、若干強めでいて丸みを帯びた塩味と共に、シンプルでいて分厚い出汁の味わいが口の中に広がります。出汁の主体は恐らく帆立の乾貝と思われますが、慎重に味わうと鶏や乾物魚介と思しき風味が密かに介在している様な気がします。乾貝は他の素材と併用すると存在が埋もれがちではあるものの、このスープでは帆立の独特な風味が至極分かり易く効いています。一方、塩味が強めである割には醤油の風味が希薄である事から、塩味の主体は塩或いは薄口醤油で与えられていると推測されます。そして、スープに麺を付けて食べてみると、小麦の甘味に帆立や昆布の旨味が重なる事で味わいに豊潤な膨らみが生み出されます。尚、麺に鯛塩を付けて食べると小麦の甘味が膨らむものの、ワサビやトリュフオイルは小麦の風味を些か損ねている様に感じます。特にトリュフオイルにはオリーブが鮮明に効いている事から、小麦の甘味がオリーブの風味で概ね遮られている印象が否めません。次にチャーシューを食べてみると、低温調理で仕上げられた豚ロース肉のレアチャーシューがスライサーで極薄に切られています。次にチャーシューを食べてみると、豚ロース肉と鶏胸肉が何方も低温調理でレア気味に仕上げられています。何れも低温調理ならではの瑞々しさを保っていて、尚且つ下味が至って軽微である事から肉質の旨味が舌に素直に映し出されます。また、帆立は生の食感と焼き目の香ばしさを兼ね備えていて、炙られる事で凝縮された素材の旨味が舌に極めて明確に伝わります。最後に貝と椎茸で取られた割スープを注ぎ込み、スープを全て飲み干して無事完食を迎える事が出来ました。食べ終えた感想ですが、率直に言うと凝ったギミックに頼る必要性が一切見当たらないほど徹底的に研き上げられた味わいでした。であるからこそ、少なくともデフォルトのメニューではカルパッチョの様な前菜やギミックめいた薬味類は必要ない様に感じます。あと、売り切れ終いが早過ぎる点も問題であり、仕込みが追い付かないのであれば営業時間を現実的な線で見直すべきと考えます。何れにせよ、早めな時間を狙えば売り切れ終いはない事から、再び訪れる機会があれば次は「塩」を是非試してみたいと思います。ご馳走さまでした。
昨夜は仕事を終えてから寄り道をしてこちらの店を初訪問。
こちらは神保町の「麺屋33」が新たに開業したつけ麺専門店との事です。
当初は訪問リストから外してはいたものの、タイムラインに流れ着く数多のレビューを見て我慢し切れず訪れた次第です(汗)
尚、訪問リストから外した理由は、過剰なギミックが駆使された面倒臭い料理が私個人的にあまり好きではないからです。
18時16分に到着すると、店外では18名の先客が入店待ちの状況です。
因みに、火曜は19時29分の時点で既に売り切れていたものの、昨夜は私の後ろ5名で早々に売り切れとなっていました(汗)
待つ事1時間11分ほどで店内に案内され、先ずは「帆立の昆布水つけ麺黒」の食券を購入しました。
そして、指定された席に着いて食券を渡すと、待つ事9分ほどで待望のつけ麺と共に前菜や薬味の乗った平皿が到着です。
全粒粉入りの平打ち麺は粘稠な昆布水を纏っていて、その上にはチャーシュー、メンマ、炙られた生帆立、小松菜が乗っています。
一方、薄らと濁りを帯びたスープには平切りのネギが浮いて、箸で中を探ると出汁で炊き上げられたと思しき帆立が姿を現します。
尚、平皿の上には前菜である帆立のカルパッチョと共に薬味の鯛塩、ワサビ、ディル、器に入ったトリュフオイルが乗っています。
先ずはカルパッチョを食べてみると、軽やかな塩味と共に粕漬けに似た独特な下味が施されています。
肉質は驚くほど緻密に詰まっていて、幾分粘りを帯びた歯触りを感じると共に、淡白な帆立の旨味が舌に極めて鮮明に伝わります。
次に麺を食べてみると、多加水寄りの平打ち麺が存分に茹でられていて、ムッチリとした弾力と共に仄かな小麦の風味を感じます。
また、昆布水には軽めに塩味が施されていると共に、昆布のコクや甘味が緻密に含まれている印象です。
尚、蘊蓄の情報によると煮干しも若干使われている様ですが、あくまでも昆布の旨味を補強する目的で微かに効いている程度です。
次にスープを飲んでみると、若干強めでいて丸みを帯びた塩味と共に、シンプルでいて分厚い出汁の味わいが口の中に広がります。
出汁の主体は恐らく帆立の乾貝と思われますが、慎重に味わうと鶏や乾物魚介と思しき風味が密かに介在している様な気がします。
乾貝は他の素材と併用すると存在が埋もれがちではあるものの、このスープでは帆立の独特な風味が至極分かり易く効いています。
一方、塩味が強めである割には醤油の風味が希薄である事から、塩味の主体は塩或いは薄口醤油で与えられていると推測されます。
そして、スープに麺を付けて食べてみると、小麦の甘味に帆立や昆布の旨味が重なる事で味わいに豊潤な膨らみが生み出されます。
尚、麺に鯛塩を付けて食べると小麦の甘味が膨らむものの、ワサビやトリュフオイルは小麦の風味を些か損ねている様に感じます。
特にトリュフオイルにはオリーブが鮮明に効いている事から、小麦の甘味がオリーブの風味で概ね遮られている印象が否めません。
次にチャーシューを食べてみると、低温調理で仕上げられた豚ロース肉のレアチャーシューがスライサーで極薄に切られています。
次にチャーシューを食べてみると、豚ロース肉と鶏胸肉が何方も低温調理でレア気味に仕上げられています。
何れも低温調理ならではの瑞々しさを保っていて、尚且つ下味が至って軽微である事から肉質の旨味が舌に素直に映し出されます。
また、帆立は生の食感と焼き目の香ばしさを兼ね備えていて、炙られる事で凝縮された素材の旨味が舌に極めて明確に伝わります。
最後に貝と椎茸で取られた割スープを注ぎ込み、スープを全て飲み干して無事完食を迎える事が出来ました。
食べ終えた感想ですが、率直に言うと凝ったギミックに頼る必要性が一切見当たらないほど徹底的に研き上げられた味わいでした。
であるからこそ、少なくともデフォルトのメニューではカルパッチョの様な前菜やギミックめいた薬味類は必要ない様に感じます。
あと、売り切れ終いが早過ぎる点も問題であり、仕込みが追い付かないのであれば営業時間を現実的な線で見直すべきと考えます。
何れにせよ、早めな時間を狙えば売り切れ終いはない事から、再び訪れる機会があれば次は「塩」を是非試してみたいと思います。
ご馳走さまでした。