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「支那そば並盛」@ラーメン 丸仙の写真2023年3月19日(日)

一昨日は今年で創業50年目を迎えるこちらの老舗を初訪問。

16時12分に到着すると、中途半端な時間にも関わらず店内の席は半分程度が埋まっている状況です。

先ずは「支那そば並盛」の食券を購入し、席に着いて食券を渡すと4事分ほどでラーメンが到着です。

微かに燻みを帯びた醤油スープには薄らと鶏油が浮いていて、細麺の上にはチャーシュー、メンマ、海苔、刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、適度でいて輪郭が保たれた醤油の風味と共に、複雑でいて奥行きに満ちた出汁の旨味が口の中に広がります。

出汁は恐らく鶏や煮干しが主体と思われるものの、他にも介在する様々な素材が調和する事で混然一体となった味わいを生み出しています。

また、出汁には野菜類も使われているとの事ですが、慎重に味わっても飲み始めた瞬間のみ加糖的な甘味が舌をさり気なく過ぎる程度です。

一方、スープが冷めると共に琥珀酸に似た微かな渋味を感じるものの、主体となる旨味に遮断されて明確に感じ取る事は出来ず終いでした。

次に麺を食べてみると、低加水寄りの細麺が充分に茹でられてはいるものの、茹で切られた小麦のコシや風味は些か控えめである印象です。

ただ、加水が低い事からスープが徐々に吸い込まれ、それに連れて小麦の甘味が現れると共に味わいにさり気ない膨らみが生み出されます。

そして、細麺にはスープのみでなく浮いた鶏油が存分に絡み込み、啜り上げるとそれらが舌に運ばれる事で味わいに一段とコクが増します。

次にチャーシューを食べてみると、大振りでいて脂身が希薄な豚肩ロースの煮豚が厚めに切られています。

肉質は極めて柔らかく仕上げられてはいるものの、赤身のエキスが些か抜け気味である事から肉質の旨味は幾分弱めである様な気がします。

食べ終えた感想ですが、レトロさを残しつつも力強く仕上げられた老舗らしからぬ個性的な味わいでした。

決して強い印象を与える味わいではないものの、何気なく偶に食べたくなる様な安心感を覚える一杯でした。

改めて訪れる機会があれば、次回は他の客が食べている様子を見て猛烈に惹かれた「ねぎみそラーメン」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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