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「ミックスワンタン中華そば」@麺や 穂ころびの写真2023年3月29日(水)

昨夜は仕事を終えてから寄り道をしてこちらの店を初訪問。

こちらは「八雲」出身の店主がシェアキッチンでの営業を経て先月開業したばかりの店です。

18時21分に到着すると、店内には先客が僅か1名のみの状況です。

若干悩んだ末に「ミックスワンタン中華そば」の食券を購入し、指定された席に着いて待つ事6分ほどで待望のラーメンが到着です。

透明な醤油スープには薄らと油分が浮いていて、中細麺の上にはチャーシュー、メンマ、ワンタン、三ツ葉、白髪ネギ、海苔が乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、穏やかでいて尖りの無い醤油の風味や塩味と共に、想像よりもパワフルな出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は恐らく鶏主体の動物系に乾物魚介や昆布と思われますが、煮干しや魚介節が前に出つつも他の素材が下地を密かに支えている印象です。

一方、スープは仄かな甘味を帯びてはいるものの、加糖による人工的な甘味ではなく昆布から来る極自然な甘味が主体である様な気がします。

総じて言うと、概ね「八雲」の構成が踏襲されてはいるものの、魚介の輪郭が強過ぎる事から「八雲」の面影は些か希薄である様に感じます。

次に麺を食べてみると、低加水寄りの中細麺が若干硬めに茹でられていて、風味には些か欠けるもののパツリとした心地良い張りを感じます。

ただ、低加水麺がスープを吸収するに連れて小麦の甘味が現れると共に、それがスープの旨味と重なる事で味わいに次第と膨らみが増します。

次にチャーシューを食べてみると、大振りな豚肩ロースの煮豚が若干厚めにスライスされています。

赤身はパサ付く事なく柔らかく仕上げられていて、噛み締めると染みた醤油ダレの風味と共に肉質の素朴な旨味が舌に素直に映し出されます。

ただ、極めて丁寧に仕上げられてはいるものの、チャーシューについても吊るし焼きが定番である「八雲」とは全く以て方向性が異なります。

次にワンタンを食べてみると、豚挽肉や海老の摺り身で作られた餡が薄めな皮で緻密に包み込まれています。

肉ワンタンの餡には細挽きの豚肉が使われていて、下味が控えめ且つシンプルである事から肉質のコクに満ちた旨味が舌に鮮明に伝わります。

一方、海老ワンタンの餡も味付けが軽めに留められていて、フワリとした食感と共に海老の旨味や野菜の甘味が舌に仄かに浮かび上がります。

スープやチャーシューの仕上がりとは一転して、ワンタンからは「八雲」の片鱗が極めて色濃く伝わります。

食べ終えた感想ですが、出自の面影は至って希薄であると共に、若干魚介に寄り過ぎていて些か単調な味わいである印象が否めませんでした。

尚、改めて探すと他にも「八雲」出身の店が存在する事から、今後は「かづ屋」だけでなく「八雲」出身の店も少しづつ巡りたいと思います。

ご馳走さまでした。

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