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「アジ煮干中華そば」@中華そば 梟の写真2023年4月23日(日)

一昨日は1軒目を出てから暫し歩いて2軒目にこちらの店を初訪問。

こちらは約5年前に「せたが屋」出身の店主が開業した蒲田エリアの人気店です。

14時16分に到着すると、店内では丁度1席のみが空いている状況です。

先ずは「アジ煮干中華そば」の食券を購入し、着席して食券を渡すと9分ほどでラーメンが到着です。

透明なスープは濃いめな醤油の色味に染まっていて、艶やかな細麺の上にはチャーシュー、焼き麩、刻んだネギや茗荷が乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、若干強めな醤油の風味や塩味と共に、シンプルでいて輪郭を帯びた出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は鶏主体の動物系に煮干しと思われますが、煮干しの風味が前面に出ながらも動物の旨味が密かに土台を底上げしている印象です。

また、煮干しは鯵主体であるからか苦味や雑味を伴う事なく、濃度も決して高くはないものの素材の旨味が鮮明に映し出されています。

一方、タレは加糖感や調味料の気配を殆ど感じさせる事なく、濃口醤油に含まれるコクやキレを至って素直に保っている様に感じます。

とは言え、甘味や油分が相対的に控えめなスープである事から、醤油の輪郭や塩味が微かに目立ち気味である印象が否めませんでした。

次に麺を食べてみると、低加水寄りの細麺が若干硬めに茹でられていて、幾分粘りを帯びた歯触りと共に鮮明な小麦の風味を感じます。

そして、低加水麺には徐々にスープが吸い込まれ、それらが混ざり合う事で香り高い小麦の風味が舌に一段と鮮明に浮かび上がります。

また、麺に茗荷を絡めつつ食べてみると、鮮烈な茗荷の風味が濃いめな醤油スープの味わいに対し清々しいアクセントとして働きます。

次にチャーシューを食べてみると、低温調理で若干レア気味に仕上げられた豚肩ロースと鶏胸肉が何れも薄めにスライスされています。

豚肩ロースは赤身に靱やかな弾力を保っていて、噛み締めると染みた醤油ダレの風味と共に濃密な肉質の旨味が舌に明確に伝わります。

一方、鶏胸肉はパサ付く事なく瑞々しい食感を保っていて、軽やかな黒胡椒の風味と共に鶏胸肉の淡白な旨味が舌に素直に伝わります。

食べ終えた感想ですが、魚介出汁は洗練された仕上がりであり、麺も他店との違いを明らかに感じるほど風味が豊富である印象でした。

ただ、構成がシンプルでいて醤油の主張が若干強めである事から、食べ進めるに連れて味わいに次第と単調さが増す様にも感じました。

改めて訪れる機会があれば、次回は出汁感が一段と堪能出来そうな「白しょうゆ中華そば」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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