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「泡系豚骨ラーメン」@博多一幸舎 総本店の写真2023年5月18日(木)

一昨夜は前々から訪問したいと思っていたこちらの店を初訪問。

こちらは「一風堂」や「一蘭」に次ぐ博多豚骨の一大勢力を築いたグループの総本山です。

尚、本店は今回が初訪ではあるものの、福岡市内の支店は嘗て何度か訪れた事があります。

18時50分に到着すると、店内に残された空席は極僅かな状況です。

早速「泡系豚骨ラーメン」の食券を購入し、着席して食券を渡すと共に麺の硬さを尋ねられました。

迷う事なく毎回同様に「普通」と伝えると、待つ事5分ほどで待望のラーメンが到着です。

濁った豚骨スープには一面に微細な泡が浮いていて、艶やかな細麺の上にはチャーシュー、キクラゲ、刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、幾分強めに効いた醤油の風味や塩味と共に、熟成臭を帯びた豚骨出汁の旨味が口の中に広がります。

出汁は概ね豚骨と思われますが、髄感や骨っぽさが潔く現れていて、尚且つ骨が当たった事によると思しき微かな苦味を感じます。

また、スープは呼び戻しによる熟成臭を結構強めに帯びていて、それが博多豚骨ならではの味わいに象徴的な深みを与えています。

一方、豚骨の背後にはタレ由来と思しき微弱な旨味が介在し、それが豚骨主体の味わいにさり気ない奥行きを与えている印象です。

ただ、強い熟成臭や微かな苦味で味覚が撹乱される事から、慎重に味わっても尚その正体を明確に判別する事は出来ず終いでした。

尚、熟成された豚骨に有りがちな泡が浮いてはいるものの、流石は「泡系発祥」と謳うだけあり泡が極めて強固に保たれています。

次に麺を食べてみると、低加水寄りの細麺が若干硬めに茹でられていて、パツリとした歯切れと共に鮮明な小麦の風味を感じます。

とは言え、博多豚骨の麺に有りがちな粉っぽさは一切感じられず、グルテン化された小麦特有のコシが存分に引き出されています。

そして、細麺には泡立ったスープが潤沢に絡み込み、小麦の甘味と豚骨の旨味が重なる事で味わいに一段と膨らみが増す印象です。

次にチャーシューを食べてみると、低温調理で仕上げられた豚肩ロースが適度な厚みにスライスされています。

肉質はレアならではの瑞々しい食感を保っていて、幾分強めな下味が背景となり赤身の旨味や脂身の甘味が舌に鮮明に伝わります。

食べ終えた感想ですが、博多では伝統的な熟成豚骨が今風にアップデートされた様な極めてコンセプトの伝わり易い味わいでした。

と言うか、熟練の技術が必要な呼び戻しスープをチェーン店でありながらこのレベルで提供している事には最早敬意すら覚えます。

改めて訪れる機会があれば、次回は未食である「赤豚骨ラーメン」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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