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「鶏魚介つけ麺」@MENYA NAKAGAWAの写真2023年7月8日(土)

昨日は1軒目を出てから横浜に戻る前にこちらの店を初訪問。

こちらは昨年10月にオープンした豚骨魚介つけ麺の専門店です。

尚、事前に調べた所では「一燈」インスパイアとの事ですが、実際には「一燈」とは一切関係ない資本系が運営している様です。

15時28分に到着すると、中途半端な時間である事から先客は至って疎らな状況です。

先ずは「鶏魚介つけ麺」の食券を購入し、席に着いて食券を渡すと9分ほどでつけ麺が到着です。

冷水で締められた太麺は流線状に盛られていて、その傍にはチャーシュー、スプラウト、海苔、櫛切りのレモンが添えられています。

一方、茶褐色に濁ったスープは緩やかな粘度を帯びていて、箸で探ると浮いた白髪ネギの他にも拍子木切りのメンマが姿を現します。

先ずは麺を食べてみると、圧延された麺帯の強靭な歯応えを感じるものの、その割には小麦の風味や甘味が些か弱めである印象です。

次にスープを味見していると、塩味は結構高めに設定されていて、尚且つこのタイプのスープにしては鶏がかなり強めに出ています。

加えて言うならば、鶏に含まれる成分の中でも肉質のエキスやゼラチン質に対して鶏脂の占める割合が幾分高めである様に感じます。

一方、豚骨魚介つけ麺の典型である甘辛酸は何れも殆ど感じられず、油分が豊富である割には塩味の輪郭が些か鋭めに現れています。

そして、麺をスープに漬けて食べてはみたものの、麺を全て漬けると尚スープの塩味が僅かながら目立ち気味である感が否めません。

結局漬ける割合を若干抑える事で適度な塩梅に収まるものの、スープの熱や塩味を帯びても尚小麦の甘味が些か膨らみ難い印象です。

次に麺にレモンを絞ると共に卓上の黒七味を振り掛けてみると、酸味や山椒の風味が加わる事で味わいに適度な広がりが生まれます。

ただ、柑橘と黒七味で味変する食べ方を推奨している時点で、最早「一燈」ではなく「つじ田」インスパイアである様な気がします(汗)

次にチャーシューを食べてみると、低温調理で瑞々しく仕上げられた豚肩ロースと鶏胸肉が何れも若干厚めにスライスされています。

豚肩ロースはレアならではの食感を維持していて、噛み締めると染みた醤油の風味と共に濃密な肉質の旨味が舌に鮮明に伝わります。

一方、鶏胸肉は若干セロリに似た香味を帯びていて、尚且つ塩味が軽微である事から淡白な肉質の旨味が舌に素直に映し出されます。

食べ終えた感想ですが、率直に言って「一燈」のつけ麺とは別物である印象が否めませんでした。

また、鶏脂が豊富な点が特徴的ではあるものの、この手のつけ麺から受けるマンネリ感を脱する領域には至っていない様に感じます。

改めて訪れる機会があれば、次回はつけ麺とは全く方向性が違っていそうなラーメン類を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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