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この日はラー娘と待ち合わせて久々にこちらの店を訪問です。こちらはTRY大賞で2年続けて総合1位に輝いた都内随一の名店です。13時26分に到着すると、店の前では10名の先客が入店待ちの状況です。先ずは店に入り、私は「特製ロース醤油」、彼女は「味玉醤油」の食券を購入しました。そして、外で待つ事32分ほどで店内に案内され、着席すると4分ほどでラーメンが到着です。透明な醤油スープには黄色い鶏油と笹切りのネギが浮いていて、細麺の上にはチャーシューや穂先メンマと共に刻みネギが乗っています。先ずはスープを飲んでみると、適度に効きつつも香り高い醤油の風味と共に、シンプルでいてクリアな出汁の旨味が口の中に広がります。TRYの情報によると出汁は鶏のみとの事ですが、肉質のエキスと鶏骨から抽出されたゼラチン質がバランス良く溶け込んでいる印象です。一方、タレの主体は火入れされた生揚げ醤油との事ですが、出汁の旨味に遮断される事なく醤油のキレや香りがシャープに現れています。また、鶏のみの出汁である事から幾分奥行きに欠ける反面、醤油と鶏油の香ばしい風味が重なる事で味わいに魅惑的なフックが生まれます。次に麺を食べてみると、多加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、噛み締めると靱やかなコシと共に鮮明な小麦の風味を感じます。そして、嫋やかな肌にはスープのみならず鶏油が潤沢に絡み込み、それらが小麦の甘味と重なる事で味わいに一段と広がりが増す印象です。次にチャーシューを食べてみると、ロール状の豚バラ肉は若干厚めに切られていて、他方の豚肩ロースは幾分薄めにスライスされています。何れも赤身に潤いや弾力が保たれていて、尚且つ下味が軽めである事から赤身の旨味と共に脂身のコクや甘味が舌に鮮明に映し出されます。次にワンタンを食べてみると、鶏挽肉を主体とした餡が薄めの皮で緻密に包み込まれています。挽肉餡の構成は概ね鶏腿肉と思われる事から、噛み締めると肉質の旨味と共に滲み出た肉汁に含まれる鶏脂のコクが舌に存分に伝わります。食べ終えた感想ですが、嘗てパイオニアが産み出した水鶏系を頑なに守り抜こうとする店主のストイックさがひしひしと伝わる一杯でした。とは言え、単一素材の出汁故に日によって味に若干ブレがあり、今回食べた一杯は私の知る最高潮の味わいには僅かに及ばない印象でした。前回の訪問から些か間が空いてしまったものの、今後はもう少し頻度を上げて訪れたいと思います。ご馳走さまでした。
こちらはTRY大賞で2年続けて総合1位に輝いた都内随一の名店です。
13時26分に到着すると、店の前では10名の先客が入店待ちの状況です。
先ずは店に入り、私は「特製ロース醤油」、彼女は「味玉醤油」の食券を購入しました。
そして、外で待つ事32分ほどで店内に案内され、着席すると4分ほどでラーメンが到着です。
透明な醤油スープには黄色い鶏油と笹切りのネギが浮いていて、細麺の上にはチャーシューや穂先メンマと共に刻みネギが乗っています。
先ずはスープを飲んでみると、適度に効きつつも香り高い醤油の風味と共に、シンプルでいてクリアな出汁の旨味が口の中に広がります。
TRYの情報によると出汁は鶏のみとの事ですが、肉質のエキスと鶏骨から抽出されたゼラチン質がバランス良く溶け込んでいる印象です。
一方、タレの主体は火入れされた生揚げ醤油との事ですが、出汁の旨味に遮断される事なく醤油のキレや香りがシャープに現れています。
また、鶏のみの出汁である事から幾分奥行きに欠ける反面、醤油と鶏油の香ばしい風味が重なる事で味わいに魅惑的なフックが生まれます。
次に麺を食べてみると、多加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、噛み締めると靱やかなコシと共に鮮明な小麦の風味を感じます。
そして、嫋やかな肌にはスープのみならず鶏油が潤沢に絡み込み、それらが小麦の甘味と重なる事で味わいに一段と広がりが増す印象です。
次にチャーシューを食べてみると、ロール状の豚バラ肉は若干厚めに切られていて、他方の豚肩ロースは幾分薄めにスライスされています。
何れも赤身に潤いや弾力が保たれていて、尚且つ下味が軽めである事から赤身の旨味と共に脂身のコクや甘味が舌に鮮明に映し出されます。
次にワンタンを食べてみると、鶏挽肉を主体とした餡が薄めの皮で緻密に包み込まれています。
挽肉餡の構成は概ね鶏腿肉と思われる事から、噛み締めると肉質の旨味と共に滲み出た肉汁に含まれる鶏脂のコクが舌に存分に伝わります。
食べ終えた感想ですが、嘗てパイオニアが産み出した水鶏系を頑なに守り抜こうとする店主のストイックさがひしひしと伝わる一杯でした。
とは言え、単一素材の出汁故に日によって味に若干ブレがあり、今回食べた一杯は私の知る最高潮の味わいには僅かに及ばない印象でした。
前回の訪問から些か間が空いてしまったものの、今後はもう少し頻度を上げて訪れたいと思います。
ご馳走さまでした。