なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「ラーメン」@珍竜軒 本店の写真2023年12月11日(金)

本日は午前中に仕事を終えてから念願であったこちらの店を初訪問。

こちらは今年で創業から58年目を迎えた北九州切っての人気を誇る老舗です。

13時03分に到着すると、店の前では3名の先客が入店待ちの状況です。

待つ事3分ほどで店内に案内され、早速「ラーメン」を注文するとニンニクの要否を問われました。

迷う事なく入れて頂ける様お願いすると、待つ事僅か2分足らずでラーメンが到着です。

緻密に乳化された豚骨スープには胡麻が満遍なく浮いていて、張りに満ちた細麺の上にはチャーシューと刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、適度でいて円やかな醤油の風味や塩味と共に、クリーミーな豚骨出汁の旨味が口の中に広がります。

出汁は恐らく豚骨のみと思われますが、油分が前面に出ながらも適度に溶けたゼラチン質がきめ細かな乳化を促している印象です。

また、スープからはラードのミルキーなコクを感じると共に、それが胡麻の風味と重なる事で味わいに独特な深みを与えています。

一方、ニンニクの風味は至って仄かに効いていて、出汁の味わいを遮る事なく豚骨の輪郭をさり気なく縁取っている様に感じます。 

次に麺を食べてみると、低加水寄りの細麺が若干硬めに茹でられていて、弾力に満ちた歯応えと共に鮮明な小麦の風味を感じます。

そして、細麺にはスープや胡麻が存分に絡み込み、小麦の甘味にそれらの旨味が重なる事で味わいに飛躍的な膨らみが生まれます。

次にチャーシューを食べてみると、小振りな豚バラ肉の煮豚が適度な厚みにスライスされています。

赤身はパサ付く事なく柔らかな弾力を保っていて、染みた醤油の風味が背景となる事で脂身のコクや甘味が舌に鮮明に伝わります。

食べ終えた感想ですが、決して衝撃を覚える味わいではないものの、老舗ならではの貫禄が伺える堅実に仕上げられた一杯でした。

とは言え、久留米の流れを汲む旧来の北九州豚骨とは異質であり、こちらの独創性が存分に込められた一杯である様に感じました。

改めて訪れる機会があれば、次回は味付された背脂で一段とパンチが加えられた「黒玉ラーメン」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

投稿 | コメント (0) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

まだコメントがありません。