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「ラーメン(醤油)」@麺・DINING 毘沙門天の写真豊田駅から徒歩10分程の住宅街に所在。年季の入った小料理屋を居抜きで引き継いだような純和風な店構えが特徴的です。店内は灯りを落とした落ち着いた雰囲気で、昭和レトロな映画ポスターなどが貼られ、70〜80年代の懐メロが流れるなど随所に店の拘りを感じます。調度品も洒落ていますね!

さておき表題をオーダー、暫しで着丼。ビジュアル的にはオーソドックスな清湯醤油ですが大判なチャーシューとアオサが目を引きます。
ともあれまずはスープを一口。独特な風味ではありますがファーストインパクトは弱目で特に目立った主張は感じません。香味野菜ベースの出汁を動物系が軽く支えるような味わいで、ラーメンスープと言うよりはブイヨンに近い印象です。かえしの醤油も出汁に合わせて円やかに纏めています。キレよりも風味に軸足が置かれた感じですね。ラードや魚粉もコク増しの隠し味になっています。独特の甘味があるのは野菜由来の他にたまり醤油などもブレンドしているのからでしょうか。いづれにしても、磁味を感じる優しいスープです!

麺は中細ほぼストレート、加水高めのツルツル系。所謂中華麺と呼ばれる一般的なタイプのもので至極普通ですが、クセの無い優しいスープとの相性はバッチリです!

チャーシューはロースのストレートで大きさは勿論、厚みもそこそこあるので食べ応えがあります。薄味なので肉の旨味もきちんと味わえますし、スープとのバランスも良好です。
アオサは珍しいトッピングですが、意外にもマッチしています。このじんわり系スープだからこその組み合わせと言えるでしょう。
メンマの手裂きやチャーシューの炙りなど全般的に丁寧な仕事振りが伺えます。

総体としては、独自の味わいの美味しい一杯ではありますが、やはり丼全体の輪郭が少しボヤけている印象があります。敢えてそうしているならばそれまでですが、今一段の洗練度に欠けている感じがしました。例えるなら「一流店で修行した味」というよりは「ラーメン好きが高じて自分でも作るようになった味」と言ったところでしょうか。
ただし、その優しい味わいは地元中高齢層の胃袋をガッツリ掴んでおり、多くの固定客を中心に常に人の出入りが絶えない繁盛店であることは付け加えておきます。

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