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大阪の某店が東京に進出したと聞き、雨の中早稲田通りを東に向かいますが(6日)……まだオープンしたてというのに「定休日」。さすが資本系、余裕ですな。雨は激しくなるばかりで、たまらず近くの「我羅奢」へ避難。 「和洋折衷」がモットーのこのお店、かねて宿題店の一つでした。入口左手の券売機で「魚塩らーめん」(750円)をポチッとな。食券を渡すと、カウンター上の伝票で、トッピングを指定してほしいとのこと。麺は小(100g)~大(250g)、チャーシューは0~5枚、メンマ・ネギは「なし」~「大」、味玉も「なし」~「1個」まで、どれを指定しても無料だそうです。う~~む、サービス精神旺盛ですな。私のオーダーは写真の通り、丼は約4分で到着。 驚いたのはスープ表面をギッシリと覆う魚粉、レンゲでかき分けると明るい黄土色のスープが顔を出しますが、どうすくっても魚粉が大量に混じります。とりあえず、一口……ベーススープは実にスッキリした味わい、鶏ガラと魚介のダブルスープだそうですが、鶏のフワリとした旨みに魚介がクリアな透明感を与えて、なかなか美味い。ただし……この魚粉はヤリスギですな。節粉主体と思われるブレンドですが、とにかく量が多く、旨み以前に渋み・エグみが直に舌に伝わってきて、一体どういう「メッセージ」があるのかワケわかめ。ま、「魚粉ラブ」の方がいらっしゃれば、一食の価値ありですが。 麺は細麺ストレート。店名が「熊本拉麺」ですので、てっきり中太麺かと思っていましたが、「古式」だと違うのかな。しかし、キッチリ固めのゆで加減でプツプツと軽快な歯切れ、甘味もスッキリしており、ベーススープにはよく合いそうですが……細麺ゆえ、スープ持ち上げがいいだけに、魚粉もドップリ持ち上げて、どこまでいってもコイツが邪魔しますな。 具材は、チャーシュー、メンマ、味玉にネギ二種。チャーシューはバラ肉の薄切りで、肉の旨みを引き立てる味付けは見事。薄さがアレですがなかなかの一品、これなら「5枚」指定にしておけば良かったかも。味玉も、小細工をしないスッキリとした仕上がり。メンマはなんと穂先使用、もっとも穂先にしてはやや固さが目立ちますが、醤油でシッカリと味つけて、これも相当な優れもの、「大」指定がおススメですな…… ―――要は、「魚粉」以外は見事な仕上がり、これなら「らーめん」にしておけばよかったというのが正直なところ。それにしてもこの「魚粉」……豚骨魚介ブームという「文脈」の中でしか理解できない、「食べ手」を選ぶ使い方ですな。「文脈」を理解できる人だけを相手にする文化を、「サブカルチャー」といいますが……「ラーメン」は万人に受け入れられる、日本の立派な「カルチャー」だと信じるオジサンには、ちょっと悲しい一杯でした。
「和洋折衷」がモットーのこのお店、かねて宿題店の一つでした。入口左手の券売機で「魚塩らーめん」(750円)をポチッとな。食券を渡すと、カウンター上の伝票で、トッピングを指定してほしいとのこと。麺は小(100g)~大(250g)、チャーシューは0~5枚、メンマ・ネギは「なし」~「大」、味玉も「なし」~「1個」まで、どれを指定しても無料だそうです。う~~む、サービス精神旺盛ですな。私のオーダーは写真の通り、丼は約4分で到着。
驚いたのはスープ表面をギッシリと覆う魚粉、レンゲでかき分けると明るい黄土色のスープが顔を出しますが、どうすくっても魚粉が大量に混じります。とりあえず、一口……ベーススープは実にスッキリした味わい、鶏ガラと魚介のダブルスープだそうですが、鶏のフワリとした旨みに魚介がクリアな透明感を与えて、なかなか美味い。ただし……この魚粉はヤリスギですな。節粉主体と思われるブレンドですが、とにかく量が多く、旨み以前に渋み・エグみが直に舌に伝わってきて、一体どういう「メッセージ」があるのかワケわかめ。ま、「魚粉ラブ」の方がいらっしゃれば、一食の価値ありですが。
麺は細麺ストレート。店名が「熊本拉麺」ですので、てっきり中太麺かと思っていましたが、「古式」だと違うのかな。しかし、キッチリ固めのゆで加減でプツプツと軽快な歯切れ、甘味もスッキリしており、ベーススープにはよく合いそうですが……細麺ゆえ、スープ持ち上げがいいだけに、魚粉もドップリ持ち上げて、どこまでいってもコイツが邪魔しますな。
具材は、チャーシュー、メンマ、味玉にネギ二種。チャーシューはバラ肉の薄切りで、肉の旨みを引き立てる味付けは見事。薄さがアレですがなかなかの一品、これなら「5枚」指定にしておけば良かったかも。味玉も、小細工をしないスッキリとした仕上がり。メンマはなんと穂先使用、もっとも穂先にしてはやや固さが目立ちますが、醤油でシッカリと味つけて、これも相当な優れもの、「大」指定がおススメですな……
―――要は、「魚粉」以外は見事な仕上がり、これなら「らーめん」にしておけばよかったというのが正直なところ。それにしてもこの「魚粉」……豚骨魚介ブームという「文脈」の中でしか理解できない、「食べ手」を選ぶ使い方ですな。「文脈」を理解できる人だけを相手にする文化を、「サブカルチャー」といいますが……「ラーメン」は万人に受け入れられる、日本の立派な「カルチャー」だと信じるオジサンには、ちょっと悲しい一杯でした。