なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「魚粉醤油つけ麺 + あじ玉」@三四郎の写真 1カ月半ぶりの完全オフ日(26日)、前夜チョイと飲み過ぎたので、昼はサッパリとした「つけ麺」でもと、神保町「三四郎」へ。
 つい最近、「魚粉醤油つけ麺」(800円)がメニューに加わった「三四郎」、夜限定として「つけまさら」(950円)もあるようです。100円増しの大盛りは、麺量が並の倍で400g、お得感はあるもののオジさんにはチト多過ぎ。「あじ玉」(150円)を追加して、店員に食券を渡しました。丼は約7分で到着。
 では、つけ汁を一口……おぉ、なかなかイケます。ガツンと濃い目の醤油ダレ、しかしさすがこの店自慢の「再仕込醤油」、実に豊かでなめらかな味わいで、ここまで濃くてもクドさ・塩カドとは無縁。ベースはスマートな旨みの魚介スープと鶏ガラのブレンド、敢えて油分を多くして、醤油をさらに「まぁるく」仕上げます。魚粉は「三種使用」とのことですが、節粉と煮干粉のバランスをうまく考えてあり、節粉のエグミを上手くおさえて、スープの旨みをグッと強化、なかなか上手い「魚粉加減」ですな。
 麺は中太ですがやや太めで、平打ちのストレートを使用。そのまま一本いただきますと、これがなんともスッキリとした甘さ、この派手さのない純朴な味は、「国産小麦」ならではですな。コイツをつけ汁につけ、ズバァ~~ッとイキますと……味の「濃淡」をしっかりつけながら、全体としてはなんとも上品で軽やかな味わい。つけ汁の酸味がほどよいキレを与え、なんとも「サッパリ」とした後味で、真夏にアツアツのつけ汁でいただく一品にしては、どこか「涼しさ」を感じさせる「味空間」。さらに麺にからむ魚粉の旨みがにじみでて、噛めば噛むほど旨みが増すという趣向、よく考えられた一品です。
 具材はつけ汁に沈むチャーシューにメンマ、そして麺に添えられた味玉。チャーシューは「材木」状の切り方、肉の旨みを活かすような絶妙の味付けで、なかなか美味。メンマは細切り、麺に上手く絡んでシャキシャキとした食感を添えます。味玉も上々の仕上がり。
 ―――なにがなし、上質な「日本画」のような美的感覚に溢れる一品、魚粉を使いながらも「雑駁」な印象を与えない、その手腕は見事です。暑さ・寒さの厳しい時こそ尊い、「美」が伝える「涼」や「暖」の心地よさ。派手さのない、どちらかと言えば地味な味ですが、「凛」としたクォリティが「涼」を感じさせる、そんな一杯でした。

投稿 | コメント (0) | このお店へのレビュー: 4件

コメント

まだコメントがありません。