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「チャーシューメン+小ごはん」@ラーメン黔の写真ひたちなかの新店
女将さん曰く、竹岡式風

家族の看病等で、ほとんど麺活てきなかったこの週。
昼過ぎに仕事から帰ってきた妻に家を任せ、先日、gluさんが高評価を出した、こちらに行ってみることにした。
最初の登録は「おぼろ月」だったが、それは女将さんが夜にやっているスナックのお名前。
店舗情報にリンクされていた「おぼろ月」さんのInstagramを見たら、昼のラーメン営業は、「ラーメン黔」のようだ。
自分で運営さんに頼んでもよかったが、初レポだし、水戸方面の副支部長らしいから、gluさんに調べて修正してもらった。
ラーメン屋用のInstagramアカウントもあったので、リンクは私がそちらに直した。

不定休との情報だったので、事前に営業してるか電話で確認。
しかし、家を出るのが遅くなったので、下道だと終了時刻ギリギリだ。
仕方なく高速を使い、到着したのは、終了45分前の13:45頃。
これなら迷惑はかからないだろう。

店は、水郡線の常陸津田駅から1kmほどの、大通りから少し入った場所。
地番はひたちなか市だが、那珂市に近いところなんだね。
砂利の駐車場に客の車らしいものはなかったが、「OPEN」と書かれた木札が確認できたのでホッとする。
年季の入った民家のような建物だし、店名の看板らしきものはない。
「らーめん」の幟が通り側に出ているが、確信して来ないと、ちょっと入りにくいかもしれない。

引き戸を開けると、けっこう年季の入ったカウンター席のみの空間が広がり、先客はなし。
男性と女性、2人が明るく出迎えてくれた。
ご夫婦?と最初は思ったが、会話してみると、ちょっと違うのかな。
女将さんの方は、夜はこの場所で「おぼろ月」という、居酒屋とスナックの中間のような店を営業しているが、男性の方は隣の方でやきとん屋をやっているようだ。
共同経営って感じがした。

後会計式。
「こんちは」と言いながら席に座ると、「お電話をくださった方ですか?」と女将さんが声をかけてくれる。
いやぁ、最初からフレンドリーで、もう注文する前から色々話が弾んじゃったよ。
ラーメンデータベースですか?から始まり、gluさんの話もPさんの話も。
容姿から何から、全てぴったり合致。
特にgluさんは、この女将さんの勢いで、かなりペラペラ喋ったね。
身分から何から知ってたし、それまで意識してなかったラーメンデータベースを開いてレビューも見たようだ。
「水戸近辺は任されている方のようで。」とおっしゃるので、「そのコメント私です。」と名乗っておいた。

さて、喋ってばかりもいられないので、注文を。
メニューは、ラーメンとチャーシューメンで、それぞれに大盛も設定されている。
ラーメンは800円だが、竹岡式らしいので、竹岡式の命であるチャーシュー増しメニューでいこうか。
ただ、竹岡式とはどこにも書いてなくて、店名の下に、「黒醤油ラーメン」と書かれていた。
つまりは、「ひたちなかブラック」?
しょっぱめらしいので、小ライスもお願いした。
1100円+200円、計1300円を退店時にお支払い。

作るのは男性の方。
便宜上マスターと呼ぼう。
女将さんほどは饒舌ではないが、優しげな雰囲気の方で、作りながら、そして食後、この方ともかなり話した。
「ラーメンの鬼の店にも行ったことあるんですか?」とか、「環七ラーメン」の話とか、大勝軒系の話とか。
飯田商店とかは知らなかったので、ラーメン界の認識は10年以上前の感じかな。
予約しないと行けないラーメン屋なんてあるんですか?と驚いていた。

竹岡式系のラーメンを出そうとしたのは、女将さんの意見。
元祖と呼ばれる「梅乃屋」さんで食べて、麺はインスタントっぽいし、やたらしょっぱくて、何だこれ?と思ったが、しばらくするとまた食べたくなる。これを作りたいと思って教わった的なことを言っていた。
「正式な竹岡式じゃないです。懐かしい系の中華そばとの中間ですね。」とおっしゃっていた。
さて、ではその実態はいかに。
注文から8分で提供されたのは、ダークブラウンのスープ、厚めに切られたバラチャーシューがズラリ6枚並んだ一杯。
ライスは小と言ってもけっこうある。

麺は黄色っぽい細微ウェーブ。
平たく言えばノスタ系。
硬過ぎずやわらか過ぎず、ジャストという感じだが、カタメン派にはやわらかいと感じるかもしれない。
つるムニュとした、ちゃんと茹で切った食感がたまらない。
玉子麺だね。
この麺は早上げしてもパツパツにはならないので、カタメでとか言うのは野暮だろう。
女将さんが竹岡式を知る前は、懐かし系の中華そばが好きだったようで、黄色い玉子麺でやりたかったとのこと。
Pさんのレビューを拝見したら「珍来製」とあるので、確認したらそうとのこと。
珍来も色々あるが、土浦珍来らしい。
珍来に色々な種類があるのはマスターも知ってたらしく、「ドラゴン珍來」のワードが出た。
珍來は得意分野なので、食後に色々ウザいほど話したのは言うまでもない(笑)
スープは、微かな粘度さえ感じる濃厚な醤油味。
バラチャーシューを煮詰めるほど煮込んだタレをお湯で伸ばしたもので、出汁はとってないようだ。
メニュー表には、「当店のラーメンは、醤油のコクと香りを楽しんでいただくため濃いめの味になっております。薄め希望の時はお声かけ下さい。より濃いめを楽しんで頂けるように"追いタレ”置いてあります。お客様のお好みでカスタマイズをお楽しみください。」とあった。
見た目ほどしょっぱくはないが、確かにしょっぱめではある。
煮込んだチャーシューから流れ出すエキスが旨みの全てなので、薄めれば薄めるほど出汁感も薄まるので、このくらいがベストだろう。
出汁感あってナンボの塩派ゆえ、正直言って、竹岡式って美味いラーメンを作る方法じゃないよな……と思っていた。
しかしだね、これは美味いよ。
厳しめgluさんが87点付けたのは、親しくなった女将さんへの忖度や、コーヒーご馳走になったからだけではない。
梅乃屋さんのスープの上をいくね。
ノスタ系の玉子麺が実にしっくり合っているし。
茨城で竹岡式を出す店……水戸にかつてあり、今は大子に支店が残っている「醤家」さん、今はラーショになってしまったが、土浦にあった「大葉」さん、水戸の「たてしな」さんも、ちょっと竹岡式入ってるか。
私はここが一番美味しいと思う。
柏の「39名」さんが人気だが、勝るとも劣らないかな。
増したチャーシューが温められてはなかったので、スープの温度が少し低下した以外は、竹岡式としてベストの美味しさだと思う。
へー、これは恐れ入った。
チャーシューは女将さんの担当とのこと。
調理するのはマスターだが、麺を茹でてタレをお湯で割り、具を盛る作業なので、この味を作っているのは女将さんということになる。
具は、玉ねぎ、メンマ、チャーシュー。
微塵切りの玉ねぎはかなりの量。
辛味もあるが、甘みもある濃厚な醤油に合わせるには、これくらいのインパクトがないとね。
メンマは普通の形状で、業務用の水煮を使った感じかな。
やはり特筆すべきはチャーシュー。
厚みのあるバラで、脂身が溶ければホロやわ。
味の全てを決める甘みのある醤油の味わいが絶妙だね、
ラーメンに限らず食べることが大好きな方らしいが、そのセンスは確かだ。
gluさんやPさんの写真を見ると、デフォでも3枚載るのかな。
それで800円は、今時有り難過ぎる。
デフォなら温度低下も抑えられるだろう。
麺量は130g〜140gくらいに感じた。
スープが濃いめなので、とにかくご飯が進む。
ふっくらとやわらかく炊けている美味しいご飯だ。
やわらかチャーシューを載せてもいいが、チャーシューを頬張ってから、ご飯そのものの甘みとやわらかさ、香りを楽しむ。
固形物完食。
スープも8割は飲んでしまった。
gluさん、私にもコーヒーと茶菓子を出してくれたよ(笑)

土浦珍来製のノスタ系玉子麺使用、梅乃屋さんを彷彿とさせる濃いめの醤油スープがたまらない、ホロやわバラ煮豚たっぷりのチャーシューメン。
竹岡式ベースの「ひたちなかブラック」生誕!

食後も話し込んだので、店を出たのは14:00をけっこう回っていたが、最初から客は私一人。
そんな特別な空間&時間は、実に貴重だったし楽しかった。
夜のスナック営業に飲みに来て、メチャクチャフレンリーな女将さんと楽しい時間が過ごせそう。
マスターがやってるやきとん屋と梯子したりね。
近ければな。
昼も生ビールを出しているようなので、今月、水戸で飲み会があるんだが、昼から水郡線使ってここに飲みに来ようかな。

潰れちゃ困るからもっと盛ってほしいところだが、行列ができるほど混んだら、女将さんやマスターとの会話が薄くなるかも。
隠れ家的な店であってほしいので、人に教えたくない気持ちも湧く、そんな店だった。

投稿(更新) | コメント (5) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

おはようございます。
竹岡式は「梅乃屋」で食べましたが、全く響きませんでした。
どうも少しアレンジされている方が、僕には合っているみたいです。
なので、この一杯はとても魅力的です。

まなけん | 2026年2月8日 07:52

初レボ乙です。
秘密にするのはレポを上げないことですね。
知らない人が上げちゃうけど。

↑初レポじゃないっすよー(笑)
ガッチャさんらしいけど

RAMENOID | 2026年2月8日 08:17

おはようです

黔さんはglucoseさんのレビューで気になっていました。
RAMENOIDさんもなかなかの高評価ですね。
女将さんも素晴らしそうです。
私も早めに行ってきたいと思います。
月火水が休みなのがネックです。

黄門チャマ | 2026年2月8日 08:17

こんにちは

竹岡式は経験が少ないです。
RAMEさん効果で、もう来週には激混みでしょうね。
まずは、スナックから行ってみたいです。

ももも | 2026年2月8日 08:58