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「ちゃーしゅー麺大盛(細麺、 麺硬め)」@らーめん三歩の写真8/26/09
◆梨の里の無化調
◆紙一重の味わい
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自分の基本スタンスは、ReviewというよりReport/Essay寄りです。
評価することは、まったく目的にしていません。
いかに同じ一杯のラーメンを、より美味しく・楽しく食べることが
できるかが、自分のテーマです。
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向ヶ丘遊園の大学病院は、6週間毎に薬をいただきに通っている。
大半は所謂成人病の薬だ。
終わった後の楽しみは、食事。
小田急線沿線、登戸周辺は、水曜日が定休日のお店が多い。
営業している店は限られることになる。
今日は南部線。
登戸生まれのKMにとっては故郷のローカル線。
多摩川に沿って走り、両側は梨畑が続いていた景色が目の前に浮かんでくる。
夏休みも終わりそうな蒸し熱い日、梨畑から聞こえるアブラゼミの大音響。
長十郎の垢抜けない香りと硬さが懐かしい。

稲城長沼駅から府中街道を少し歩くと目指す店はある。
この店、無化調。
初期、鶏白湯で一時期有名だった。
偏屈なKMはさわがれた時は行かなかったが、ほとぼりが冷めたので、重い
腰を上げた。冷めすぎたきらいはあるが。
事前に多くの方のReview、特に社長とshirow殿のReportをReviewしておく。
ほとんどの人が、簡単に旨いとは言ってくれないラーメン。
どうやったら旨く食べられるのか?
できたら、旨いと言う超少数派になることを目論んでの訪問。

12:10到着。
自家製麺、無卵麺、天然和風出汁と書かれた木の看板が目立つ。
カウンター席は常連風の人で一杯なので、一番奥のテーブル席へ。
チャーシュー麺大盛、細麺硬めでお願いする。
結構考えた上での選択。(その割りにいつも同じ)

目の前に運ばれてきた丼は大振りのもの。スープは少なくない。
社長・shirow殿を参考にまずカエシ・スープが均一になるように混ぜる。
乳化スープはカエシと分離しやすい、という原則に対処したことになる。
スープを一口。
やはりか・・・・・。
混合の問題ではなかったことになる。
一口目はほとんど味を感じない。逆インパクト炸裂。
このパターンはたまにあるようだ。

5口目位でいろいろな旨みを別々に感じ出す。
10口目でほぼ確認を終了。スープも随分減り出す。
『これはピークが後から来るタイプだな』と内心予測する。
粘度のある鶏白湯スープだが、乳化度は低め、うまみ抽出重視型だ。
鶏のすばらしいうまみがする。
塩味は薄めに感じる。
もう一度撹拌してみる。
薄さは変わらない。
しばらくすると、旨みを強く感じだしてくる。塩味との相関が強い。
旨みは塩分の味を補完する気がする。
あるいは塩分が薄いと、旨みとして感じにくいのかもしれない。
魚介も効いているのが分かり出すと、この旨みは分かりやすく、
段々舌に染み入ってくるのが分かる。

麺は太い麺ではなく、細麺、縮れ麺。
色は少し褐色を帯びているが、黄色のものではない。
基本的には白いと思う。
低加水麺より少しだけ加水寄り。硬めで丁度良い。
うまみのする自家製麺だ。
スープを表面から吸い込んでくる感じがする。
麺を啜る時は、まだ薄い味に感じる。

チャーシューは厚めのバラ巻き4枚。柔らかめの仕上がり。
これを口に入れると、豚の旨みが一気に染み出してくる。
スープに厚みを増したような気がする。
どうもスープ側にはトンコツの感じがしない。
その分チャーシューがありがたい。
チャーシューメンの勝利だ!

中盤を過ぎ、終わりに近づく。
あらためてスープを味わう。
うまみも段々強く感じるように、自分が変化してきた。
塩味も同様。
モシ普通盛りならば、ここまで来る前に終わっていることになる。
味が薄い、旨みが弱いという評価になっても仕方ない気がする。
さてさて、大盛はここから追い上げるように楽しめるのだ。
後半スープを少し吸って普通の硬さになった麺。
ここで思いっきり啜ってみる。
口に合う。
うまさのピークは大盛後半にあった。
残ったスープをじっくり味わう。
鶏のうまみ、魚介のうまみが押し寄せてくる。
うまみも十分以上、塩味は自分には強すぎる感がある。
硬め、大盛の勝利だ!

このタイプは、後半に向けて舌のセンサーが飽和状態になると、
塩味も連動して飽和感が出る、という事実を確認しやすい。
この変化は、麺の質や量、スープの量、温度、冷め具合によって変わってくる。
後半に旨さのピークがやってくるのだ。

一方最初に旨みのピークを感じるタイプは、量が多いほど後半飽きてくる。
人間のセンサーはむずかしくできているのである。

旨い、不味いは紙一重なのは、このうような要素が関係している。
どちらのタイプが好きかは、個人問題であるが、後者が主流の現在は
このタイプは不利だ。
偏屈なKMは紙一重を愛している。
意外とデリケートな食べ物ラーメン。
評価が割れても仕方ないと思う。

最後にお店の方にお礼をして店をでる。
道路を隔てた反対側にはMacD。
ピークが最後にきたので、もっと食べたいモードに突入してしまった。
いったい何をしに医者に行っているのかい、KM。

チャーシュー麺大盛万歳!

投稿 | コメント (11) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

KM様

おはようございます^^
朝からチャーシュー麺大盛万歳レビュー!
朝飯の代わりになるような美味しいレビュー
ごちそうさまですw

>このタイプは、後半に向けて舌のセンサーが飽和状態になると、
>塩味も連動して飽和感が出る、という事実を確認しやすい。
こういうタイプのらーめん、けっこう好きですw
一杯の器に感じる変化がドラマチックで楽しいですね。

>偏屈なKMは紙一重を愛している。
>意外とデリケートな食べ物ラーメン。
>評価が割れても仕方ないと思う。
紙一重を愛する、素敵なフレーズです^^
本質的なお話だとも思います。
自分も時々似たようなことを考えています。

>いったい何をしに医者に行っているのかい、KM。
どうかお体に気をつけてレビューを続けて下さいね。

ではでは^^

フリーダム | 2009年8月29日 09:08

KMさん おはようございます!
いつもの素晴らしいReport/Essayですね。

>いったい何をしに医者に行っているのかい、KM。

ラーメン好きにはしょうがないかもしれません。自分は、片道約20㎞を自転車通勤していますが、LDLコレステロールが高めです。自分も医者に行ったほうがいいかな?

ヨコべー | 2009年8月29日 09:12

こんにちは
超マイノリティなB級グルメです(笑)
お金を払って食事を楽しむ以上、楽しく美味しくです!
そういう意味では自分やKMさんは得をしていると思います
このお店は3人で前を通りましたね
気になっているお店でした
レポート楽しみに待っていました
追随いたします
では

B級グルメ | 2009年8月29日 10:22

◆フリーダムさん
コメントありがとうございます。

今回の気に入っていただけたようで、良かったです。
自分の投稿に対する基本スタンスは、いつも偏屈で
逆説的です。
大体の人は、自分が批判されたと取るであろうことは
百も承知です。
でも自分の生き方は、百人の人全員が反対でも
自分の考えた道を行くというものです。

誰も言わないことに関して、誰かが言っておくことも
大事なのです。

さて、今回は自分の感じ方をそのまま書いてみました。
同じような感覚をお持ちのようですね。
人によって違うのが面白いので今度書いてください。

◆ヨコベーさん
コメントありがとうございます。

お褒めの言葉、ありがとうございます。
投稿に関してのスタンスは、幾分逆説的です。
歓迎されない内容であるほど、問題提起になるので、
書いて見ました。
自分は人に好かれようとは思っていませんし、
好かれないことには慣れています。
でも、ものごとの本質を考えたり、変革をするには
そのようなことを恐れてはいけないと考えているのです。

さて、LDLコレステロールの値は重要ですよね。
自分も正常値の範囲には入りません。
治療は必要ないかもしれませんが、相談は必要です。

KM | 2009年8月29日 19:25

◆B級グルメさん
コメントありがとうございます。

夏はいかがお過ごしでしたでしょうか?

超マイノリティですね(笑)。
多くの人と同じことに安住するのもいいのですが、
偏屈に生きるのも楽しいものですね。

大体の人が美味しくないというラーメンを、
旨い!というのも爽快なもんですね。
大人の楽しみかたです。

覚えていてくださったようですね。
ここの味の味わい方は、少し難しいです。
ここのオヤジさんは相当偏屈ですね(笑)。

◆りうさん
コメントありがとうございます。
このようなReportにコメントをいただけると
うれしいものです。
ほんの少しの人でも、理解してくださる方がいるのは
勇気付けられます。

自分は50歳まで健康そのもので、入院などしたことは
ありませんでした。
急に仕事のストレスで、病気になりました。
気をつけなければならないのはストレスのようです。
まじめ過ぎるのはイケマセンよ。

ラーメンは背脂ナシで、スープは飲んじゃダメです。
二郎は全ナシ。
いったいどうなるのでしょうか。
これでめでたく止められるでしょう。

KM | 2009年8月29日 19:37

こんばんは、napsです。


相変わらずラーメンを食べて、さらに一歩も二歩も深く入り込む姿勢、感服します。
この前楽々さんで自分で塩加減を調整するつけ麺を頂きました。
わずかの差でまったく変わってしまう。
本当に紙一重を体感しました。

本当にお体お大事にされて下さい。
水曜は…
ヘルシーに蕎麦も行きましょう!

naps | 2009年8月29日 22:24

◆napsさん

このような偏屈な内容にコメントいただき、ありがとうございます。

それでも、こちらのご主人は相当な偏屈さを発揮してます。
負けそうです。
こういう店は全部確信犯です。
わざと誰にでも受けないようなものを作っている人。
興味あります。自分では100点だと思っているはずです。
味が分かる人だけ来てほしい、という挑戦状でしょうか。

それに対する自分の解釈でした。
星よりさらに難解です。

お元気でしょうか?
ラーメンも力を抜いて、ストレスにならないようにしてください。
偏屈オヤジは自分にストレスが貯まらない様に、好き勝手にすることに
してます。
逆にストレスにならないようにしてください(笑)。


KM | 2009年8月30日 05:02

これまたウマそーなチャーシューメンですね♪
で、KMさんMacでは何を食ったんですか?(笑)

バイブスマン♪ | 2009年8月30日 21:16

◆バイブスマン♪ さん
コメントいつもありがとうございます。

>これまたウマそーなチャーシューメンですね♪

自分にはうまいラーメンでした。
ただし、難解です。
素直に分かる人もいれば、受け付けない人もいるようです。
ちなみにそばの所謂普通のラーメン屋さんには若者の
姿が多く見られ、こちらは年配の方が多かったようです。
偏屈な感じのラーメンでした。
>で、KMさんMacでは何を食ったんですか?(笑)

Macではダブルのクウォーターパウンダーを2個というのが
定番です。あとコカコーラゼロ(M)です(笑)。

KM | 2009年8月31日 06:18

稲城と言ったら梨!!季節です!
こんばんわ!
ココは店の前をたまぁに通ります。もちろん昔からこの界隈じゃ名を馳せてますのでしってはいますが未食です。
なんか色々レンジの広いお店なんですよね?特に麺が。
際どい調整を悟ってしまうから凄いっす!
そして相変らずのマック・・・せめて町田まで我慢して下さ~い!

80000 | 2009年9月4日 23:42

◆80000
コメントありがとうございます。

梨というと蝉の声なんです。
あと、夏休みも終わりですね。

お店、やはりご存知ですね。
麺に種類があるので有名なのですが、店内でその説明が発見できません。
どういうことでしょうか?
合い席の前の方の塩の麺は明らかに色が違ってました。
メニューで変えているかもしれません。

一生懸命やっている店のご主人は、自分のラーメンを100点だと
思っていて、当然です。
どうせなら、美味しく食べたいです。

マックは止めた方がいいのですが、ラーメンの大盛では
どうも足りないのです。
蓮爾のあとは肉は食べません(笑)。

KM | 2009年9月5日 07:16