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「特製つけ麺33(醤油)・中盛」@麺屋33の写真先月末に開店したばかりの新店のようです。

浸け汁は、単純な言い方をしてしまえば「甘口の醤油味」。
しかし、糖分主体のベッタリな甘口ではなく、
鶏・醤油・昆布(・味醂?)の、それぞれのもつ数種の甘味が溶けあったもの。
だから、丸い旨味が濃くなると、甘く感じる、そういういうタイプ。
特に、ここの持ち味は羅臼昆布の使い方ではないでしょうか。
昆布が牽引役を務めており、けっこうコクがあるけど、
どこか家庭的な優しいタッチでまとまっています。
他に、煮干や鯵干などもたしかに使われているようですが、
よい感じで脇役に回り、「コーヒーに入れる砂糖」のような役どころ。

麺は、こちらも三河屋製麺という話です。
でも、私のイメージする三河屋のものとはちょっと違って、
加水をちょっと落として硬いというか、ホグッとした食感の太麺。
浸け汁の粘度がさほどないので、この麺にして汁の吸いをよくさせているのかな、
浸け汁とはなかなかマッチしていると思いますが、
もっとツルッとした、しなやかで喉越しのよいものの方が、
汁の味には合うのではないでしょうか?
そのほうが、キリッとして醤油に切れを与えるというか、
そういう効果を期待できる気がしないでもないです。
ただ、このパスタっぽい食感、嫌いじゃないです。

トッピングは、麺皿にもやしと青菜。
醤油味を食べる合間に、食感シャッキリ、口をすっきりさせてくれます。
チャーシューは鶏・豚の二種。
鶏の方は、小さめに砕いて、豚の方は、スライスされて、
それぞれ浸け汁に入ってます。
どちらも醤油ダレをよく吸って、モグモグと食べる、
ジワッと肉と醤油の一体となった旨味が広がる、といった感じで、なかなか。
特に、鶏をこういう形にしたのは正解です。
麺に適度に絡まって美味しい。
味玉=昆布玉子は、半熟トローンとした黄身に、ニーンと昆布が染みてて美味しい。
自家製つくねは、ニラや生姜、ニンニクが練りこんであって、
フワッとした口どけの後、鶏と上記の薬味的素材の味が広がって、悪いはずがない!
洗練されたというより、けっこう家庭的な感じがするつくねです。

スープ割りは、葱をドサッと入れて、濃い目に割ってブーメラン。
薄まりは小さく、魚介が濃くなったのを、ネギがさっぱりさせてくれる感じで、
美味しく〆ます。


トータルで、「もっとこういうのもあるんじゃない?」と思うような、
「だけど、これでいいんだよ」と思うような一杯。
グッとくるけど、和な感じ、いえ、本当に、家庭的な感じで、ホッとする味。
和蕎麦っぽいと書いてあったブログがあるのも納得。
狭い店内ですが、奥にはテーブル席もあり、年輩のグループがいらっしゃいましたが、
それも納得。
土地柄、ガッツリドカ喰い民族が多いのですが、
彼らの好物は、ちょっと遠慮したい、という人々(俺のことか?)を巧く惹きつけていって欲しいですね。

投稿(更新) | コメント (11) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

いつの間にこんな店が?という感じですね、全然存じませんでした。

>しかし、糖分主体のベッタリな甘口ではなく、
>鶏・醤油・昆布(・味醂?)の、それぞれのもつ数種の甘味が溶けあったもの。
私のストライクゾーンみたいです。問題は微妙(?)な営業時間ですねえ。

 店名に数字を使うお店が増えていますが、こちらは33?
 「耳」?

 ホッとするお店とのことですが、羅臼昆布を上手く使ったとは高級感ありつつ
 それを隠して節類をほんわかに扱うんでしょうか。
 よくこのようなお店を見つけますね!
 

もなもな | 2009年10月4日 21:13

こんばんは。

何故か足が向きました。本当に(苦笑)
あの写真も普段は撮らなかったと・・・。
しばらくしたら麺の写真と入れ替えます。

野良鴎 | 2009年10月4日 21:17

ドチャメンテ・コチャメンテ兄さん、
開店まだ1週間足らず、素性はよく知りませんが、我が聖地水道橋~神保町に
けっこうなかったタイプのようだったので、駆けつけました。
他の方のレビューでは、閉まるのが存外に早いようですね。
ぜひ応援してあげてください。

さま、
羅臼という高級感より、昆布を素材とする家庭っぽさが特徴だと思います。
家庭っぽさに、ラーメン店のつけ麺らしい「濃さ」を併せた感じでしょうか。
店名の由来はわかりません。店員さんが33歳くらいだったような....w。

野良鴎さま、
あの写真はあれで面白かったですよ。
こういうときは、ぜひ、jointogetherを使って合成画像を投稿してください。
http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/art/se267746.html
↑から、DLを。操作は超簡単です
今日は馬券が外れたので、ちょっとクシュンとして夜を過ごしています。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2009年10月4日 23:11

ん?初めて見る店名ですねぇ。
大概はどこかでオープン情報は見るのですが。

ほほぉ~、三河屋ですか。
確かに三河屋っぽくない感じの麺そうですねぇ。
粘度の少ない汁の吸い上げを期待してのものでしょうね。
汁も良さそうだし、これは自分の舌で確かめねばなりませんな。

corey(活動終了) | 2009年10月5日 06:36

どうもです~。

ほぉ~、このお店は知りませんでした(汗)。
私も砂糖の甘みは苦手ですが、昆布の旨み・甘みは好きですね~。
評価も上々のようで、一気に訪問候補のトップランクに入ってきました。
少し、ラーメン系の方に心が動いていますw
でもネギどっさりのスープ割りも捨てがたい・・・(苦笑)。

おうじろう | 2009年10月5日 11:48

corey(活動終了)さま、
某有名ブログで知りました。
まあ、三河屋さんも、いろんなバリエーションがありますわ。
滑らか・しなやか・地味ながらしっかりしたコシというイメージですが、
そういう麺の方がこの浸け汁にも合うのでは、とは思います。

おうじろうさま、
ぜひラーメン系のレビューを!
ドサッていっても、某店ほどじゃないですから。
この麺も、あったかい系の方があってる気もしますし。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2009年10月5日 13:30

GT猫(ひっそり活動中...)さん、こんにちは! コメントありがとうございます!

> 美味いけれど、どこか「突き抜ける」感がない原因を、「カエシ」にあり、と分析されたようで、
羅臼昆布は風味が強く(それに出汁に色が滲むのも難点ですが)、他の味と馴染ませるのは、かなり難しい食材。
これを敢えて使う店は、よほど腕に自信があるか、よほどのミーハーですが……この店は前者とみました。
ただ、風味の「抑え込み方」に少し無理があるようで、その副作用が「ドライ」に感じさせているのかも。

4日に食されたのなら、ニアミスしてますね……(汗) でも、豚骨系も気になるので、再訪します!

では!

miles | 2009年10月14日 23:06

milesさま、
羅臼に関する分析、参考にさせていただきます。
こちらの店主さんの味作りに対する「自信」のようなものは、たしかに感じますね。
あとは、それに凝り固まらず、より新しい味を作っていっていただけたら、
とても面白いと思います。
思い入れの強い神保町という街に、そういう店が一軒くらいあってほしい。
(覆麺じゃ、いやん!)
またニアミスできる機会がありますように!(なんじゃそりゃ

GT猫(ひっそり活動中...) | 2009年10月15日 01:19

こんばんわ。

昆布ですね!しかも羅臼と判るんですね~ 凄いなあ~
ワタシも昆布かなあ?とは思いましたが、羅臼産とまでは飲んだだけでは判りませんでした。
もし 宜しかったら昆布が羅臼産と判るのはどの辺りのポイントかご教授いただけませんか?
羅臼産は道東のごく限られた地域で取れる昆布ですからね~

羅臼産の昆布は、日本海沿岸~関西圏に昔から流通していて個人的には慣れ親しんできたお出汁なんやけど。
昆布にも色んな加工方法がありますからね~ 
最高級な昆布ってなんやと思いますう??走りの1等~みすじの○等までピンきりなんです。
羅臼と謳ってますが、お出汁用はやっぱりみすじを使っているのかなあ?
利尻昆布や真昆布の上質な等級とドチラが美味しいかは、ワタシの駄舌では判別できません。。。。。。。

チャーシューは標準のコロチャーだけでしたので、特製にすると違うのかもしれませんね。
でも 特製にしてもイマ一歩とは、残念だなあ~
ワタシは過去特製は1回くらいしかないので、お気持ちはあまり判りせんけど。

33!!!! そうでしたか~ 33は年齢なんですね~
来年からは店名が34 35 36に変わっていったらオモシロイですね。
謎が解けて良かったです。他レビュワーの方々にも教えてあげようと思います。
ありがとうございます。

うこんさま | 2009年10月31日 20:37

うこんさまさま、
羅臼というのは、お店の貼紙か卓上の蘊蓄に書いてあったと思います。
私とて、書かれてなければわかりませぬ!w
九段 斑鳩なんかは利尻ですよね。
利尻だと、余分な甘味が出ないと聞きますが、斑鳩のスープを思い出すと、
なるほど、と思ったり、思わなかったりw
私は、お腹に余裕があれば特製を頼んでしまいます。
そのお店の具材の特徴を把握するには、それぞれを一定量食せる特製がいいかなと。
ビシッと基本メニューを決め打ちするほどの華麗さはありません(><)。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2009年10月31日 21:06