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最近新橋にオープンした「泪橋」、いいネーミングですなぁ……「明日のジョー」世代には「涙モノ」、さっそく訪店(21日)。 ここ数年でやおらラーメン店が増えてきた新橋・柳通り、お店は「ぶちうま」「きらら」「ばんから」のすぐ近くにあります。狭い間口のこのお店、食券機を設置するスペースもないらしく、「丹下段平」風の店員に「しょうゆラーメン」(650円)と「味付玉子」(100円)をオーダー。 オープン後間もないためか、かなり混乱したオペレーション。つけ麺・大盛の客に中盛を出して追加で麺をゆでたり、盛大に皿を割ったり、厨房に渡そうとした水入れ容器が客の丼に突入したり……さらに、つけ麺とラーメンでロットを分けて製造するようで、タイミングが悪いとかなり待たされます。私も結局15分以上待って、ようやく丼到着。 厨房を見ていて気になったのですが……丼に褐色のコナを一杯、白いコナを一杯、さらに別のコナを一杯、ずいぶんとコナを使う一品です。まずは、スープを一口……やはり、強烈かつサイバーな「旨み」。ベースはゲンコツ清湯のような……魚介系はカツオ・煮干主体にコナで後ヅケしたような……おそらくそんなバランスですが、強烈なケミカルに「視界」がカスんで、「景色」がよく見えません。ま、ケミカル単独の旨みではないようですので、シナジー相手のベースの「旨み」も、それなりと思われ。そんな「ピンボケ」の景色の中で、カエシの甘みがニコニコ微笑みかけてきます。 麺は細麺に近い太さの弱縮れで、つけ麺やマンモスとは麺をかえている模様。ポクポクと軽快な歯切れに、ホッコリした甘さがある麺で、こんな「個性的」なスープにも余裕で追従するとは、なかなかの実力。 具材はチャーシュー、メンマ、ナルトに三つ葉、そして追加の味玉。肩ロース・チャーシューは敢えてアクセントを排した「ナチュラル」な一品ですが、「ガッツリ」系の「マンモス」ならいざ知らず、このスープには「役不足」。メンマも平凡ですが、味玉には見所があり、「温泉卵」風に白身をフルフルに仕上げた上で、表面を固め味付けた一品。ちょっと他店ではお目にかかれない、「珍品」です。 ―――厨房の二人も「明日のジョー」を意識したような装束で、かなり洒落のキツいこのお店。しかし、接客・挨拶はシッカリしており、水入れの「空襲」にあったお客さんにもシッカリ謝罪(結局丼は換えませんでしたが)。ま、その意気やヨシとして……このケミカルは「洒落」なのか、「ポリシー」なのか、あるいは「ブレ」隠しなのか。もっとマジに、「真っ白」になるまで燃えてほしいと思う、オジさんなのでした。
ここ数年でやおらラーメン店が増えてきた新橋・柳通り、お店は「ぶちうま」「きらら」「ばんから」のすぐ近くにあります。狭い間口のこのお店、食券機を設置するスペースもないらしく、「丹下段平」風の店員に「しょうゆラーメン」(650円)と「味付玉子」(100円)をオーダー。
オープン後間もないためか、かなり混乱したオペレーション。つけ麺・大盛の客に中盛を出して追加で麺をゆでたり、盛大に皿を割ったり、厨房に渡そうとした水入れ容器が客の丼に突入したり……さらに、つけ麺とラーメンでロットを分けて製造するようで、タイミングが悪いとかなり待たされます。私も結局15分以上待って、ようやく丼到着。
厨房を見ていて気になったのですが……丼に褐色のコナを一杯、白いコナを一杯、さらに別のコナを一杯、ずいぶんとコナを使う一品です。まずは、スープを一口……やはり、強烈かつサイバーな「旨み」。ベースはゲンコツ清湯のような……魚介系はカツオ・煮干主体にコナで後ヅケしたような……おそらくそんなバランスですが、強烈なケミカルに「視界」がカスんで、「景色」がよく見えません。ま、ケミカル単独の旨みではないようですので、シナジー相手のベースの「旨み」も、それなりと思われ。そんな「ピンボケ」の景色の中で、カエシの甘みがニコニコ微笑みかけてきます。
麺は細麺に近い太さの弱縮れで、つけ麺やマンモスとは麺をかえている模様。ポクポクと軽快な歯切れに、ホッコリした甘さがある麺で、こんな「個性的」なスープにも余裕で追従するとは、なかなかの実力。
具材はチャーシュー、メンマ、ナルトに三つ葉、そして追加の味玉。肩ロース・チャーシューは敢えてアクセントを排した「ナチュラル」な一品ですが、「ガッツリ」系の「マンモス」ならいざ知らず、このスープには「役不足」。メンマも平凡ですが、味玉には見所があり、「温泉卵」風に白身をフルフルに仕上げた上で、表面を固め味付けた一品。ちょっと他店ではお目にかかれない、「珍品」です。
―――厨房の二人も「明日のジョー」を意識したような装束で、かなり洒落のキツいこのお店。しかし、接客・挨拶はシッカリしており、水入れの「空襲」にあったお客さんにもシッカリ謝罪(結局丼は換えませんでしたが)。ま、その意気やヨシとして……このケミカルは「洒落」なのか、「ポリシー」なのか、あるいは「ブレ」隠しなのか。もっとマジに、「真っ白」になるまで燃えてほしいと思う、オジさんなのでした。