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「なにわゴールド(裏メニュー)(細麺)(麺かため)(750円)+ネ」@金久右衛門 本店の写真大阪のラーメン屋レビューで最も信頼しているのが『tanichan』さんのレビューです。ラーメンだけで300レビューを超えてそれだけでもたいしたものですが、行列から見てて一番の貢献は金久右衛門の詳細な情報提供だと思います。試作品の段階から、それは紛れもなく店主との信頼関係でしょうが、克明に追っかけていますね。結果として金久右衛門が大阪地区で食べものサイトのラーメンランクの首位(2009年10月現在)になっている原動力になっています。

行列が大阪に来て、金久右衛門のラーメンは本当にうまいなと思った数少ない1杯です。最初の金醤油を食べた時点で再訪したいと思いました。この日、それが実現し、お目当てはtanichanさんが試作品としてレビューしていた”なにわゴールド”。この前の訪問ではそんなメニューはなかったはず。自身で記録したメニューを見かえしますが、やっぱりない。試作品で終わっちゃったのかなあ。自らHPで大蔵官僚を止めてラーメン屋に転身したと語る店主ははんぱなく研究熱心のようなので、まあいつかはレギュラーメニューに入ってくるんでしょうが。

お店到着が12時15分前。何せ遠い深江橋。4番の出口を出て東に東にすたこらさっさ。もうお店はどこにあるか判っているので、おっと行き過ぎないように。微妙な時間になってしまいました。満席じゃなけばいいけど。なにわゴールド、作ってくれればいいけど。

のれんをくぐってお店に入ると、みんなかがむようにしてずるずるラーメンを食べています。でも大丈夫。入り口のカウンターの2番目が空いているのをちゃんとチェックしてますから。

いらっしゃいませ、の声を聞きながら着席。まずやること、もう分かりますよね。メニューのチェック。あれえ?この前と何にも変わっていません。おそる、おそる。

あのお、”なにわゴールド、ありますか?

はい、大丈夫ですよ。あります。

やったぜベイビー、と死語を交えて小さなガッツポーズ。

それじゃ、なにわゴールド(750円)を細麺のかた麺で。トッピングでねぎ多目(100円)お願いします。

いつ見てもって2回目ですが、店主の大蔵さん、楽しんで麺作りしているように見えます。ゆっくり見える所作も次を考えた無駄のない動きですから、実際はす早い。先客のラーメン作っていたので配膳まで5分でしたが、行列のは3分かかってません。ささっと湯切りしてどんぶりに張ったスープの中に投入。丁寧に折りたたんで、トッピングを乗せ。かがんだか、と思ったら秘密の県民ショー、冷蔵庫から容器を取り出しオレンジ系茶色のペーストをスプーンですくってトッピングう。青ネギを、1杯2杯3杯とたっぷり多目にトングを使って投下すれば、さあ完成。店主の手によって行列の目に前に配膳されました。

このペースト、食べながら溶かしていってください。どうぞ、ごゆっくり。

スープがすごい迫力。チー油がたっぷり浮き、表面にスープとは明らかに違う白い膜が出来ています。その下にあるスープは金醤油ラーメンと同じクリアスープで、これはゴールドにふさわしい美しい金色スープです。上から投下された秘密のペーストは結構な量がありオレンジ茶色。半分スープに沈んでいます。ネギはリクエスト通りたっぷり。チャーシューは厚みのあるバラチャーシュー。さて、なにから攻めるか。そりゃあ、ペーストだべ。

ちょいとペーストをレンゲですくい、味をみます。なんだこりゃあ、の良く分からない複雑な味。塩味はあまり感じません。海鮮の干しえびや干しほたて系でしょうか。香港に行くとよく売っている辛くない帆立のXO醤にちょっと似てるかな。中国華東でマカオ鍋と呼んでいるごくうま鍋のつけだれに使うジャン(醤)のほうが近いかな。まあ、ラーメンではもちろん初めての味です。

それを受け入れるスープを、ペーストを溶かす前に試飲。ふうう。深いい。コクがすごい。チー油が多いのでスープは熱々。ほとんど塩気は感じないほど、ほんの少しだけ金醤油、薄口醤油を入れているだけ。もう我慢できずにペーストを部分的に溶かしてその部分だけ試飲。うああ、うまいわ。スープのコクが一段と深まり奥行きが出て、ちょうど高級上湯スープに変身しましたね。お見事!もったいないくらい、うまい。

麺はいきいき自家製麺で弾力があり、これはタイプです。茹でもリクエスト通りで、このスープなら細麺しか考えられません。実はこの時点でなにわゴールドの値段を知りません。メニューになく、聞いてもなく。正直に言いますと、このスープを飲んだ時点でこれは1000円かな、と思いました。これだけの上湯スープですから、大阪のあの店の上湯ラーメンハーフの値段が浮かんできたのです。

さあこれで分析、評価は終わり。楽しんで食べます。ほんと、うまさに溢れた逸品です。店主から薦められたようにすこしずつ溶かしていましたが、溶かした量が多いほどうまいことが分かりました。そんで、もう全部一気に溶かしましたよ。これがうまいのなんの。一番うまいのは全部溶かしでしたね。メニュー外のメニューをいただきましたが、このときほど情報に感謝したことはありませんでした。

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

どうもです

う~ん、旨そ。
透明度の高そうなスープにちょっと多めの脂。
そこに謎のペースト。ネギもタップリだしいいですね~
でも麺にもう一工夫あってもおもしろいかも。
せっかくの自家製麺なら普通の細麺だと当たり前すぎるんで細麺でも平打ちとか。

UNIA。 | 2009年11月9日 09:07

うまそうでしょ。研究熱心です。
そういえば平麺だったかなあ。神経が行ってません。

食べ物ログで福一が閉店になってますが、本当なんですか?

行列 | 2009年11月10日 06:16