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曇り空が午後には晴れて、汗ばむほどの陽気となった日曜日(8日)、今日も今日とて休日出社。お昼は、最近御徒町にもできた「大ふく屋」へ。 この店の噂はかねがね聞いておりましたが、赤羽、十条あたりは行動圏外のため、指をくわえるしかありませんでした。それが御徒町進出とはなんたる朗報、「でも行列かも」とも思いつつ13時過ぎに現地に着くと、店内は3部ほどの入りでガラガラ。券売機は入口右手、まずは看板メニューの「重厚中華そば」(730円)を、ポチッとな。小さめの丼が、約5分で到着。 まずは、スープを一口……うん、これは美味い。ハッキリと分かるイリコ独特の風味、瀬戸内では出汁といえば煮干しよりイリコ中心ですので、瀬戸内生まれの私にはグッとくる味。これに煮干し、アジ干しがホロ苦いほどの旨みを加えてエッジを際立たせ、かなりソリッド・ステートに仕上げてある魚介系。これに豚骨が絡む訳ですが、「大量の野菜」を使っているとのことで、動物系としては非常にスッキリとしたタッチ。全体として、「伊藤」や「遊」に似た仕上がりですが、キャンバスを「煮干し一色」に塗りつぶすようなスタイルではなく、魚介系の旨みを丁寧に組み立て、動物系との「バランス」も慎重に調整された、なかなか完成度の高い一品です。 麺は中太ストレート。かん水でギッチリ固め、硬質な歯切れが心地よく、淡白な甘みがスッキリとした動物系によく合います。ただし、自己主張の強い魚介系に対しては、やや味わいが「無口」かな……具材は、チャーシュー、メンマ、海苔にネギ。チャーシューはバラ肉使用で、敢えて味付けは強調せず、スープの盛り立て役に回しています。メンマは極太、やや硬めに仕上げて、プツプツとした麺の歯切れにシャクシャクと食感が絶妙に合って、風味もかなりグッド。ネギの辛味もスープによく合っていますが、もう少し多めでも良いかな。 ―――「優等生」的な完成度の高さを誇る一品。ちょっと量が少ないことをのぞけば、食後の満足感もかなりのもの。ま、大盛無料ですので、量も問題ありません……しかし、どこかこう「突き抜ける」ようなシナジーがないのも事実。その原因は……スープの「バランス」と思われ。魚介系を前面に出すなら、麺の味は魚介系に合わせるべきだし、チャーシューも合わせにくくなるのは自明。これを論理的に突き詰めると、結局某店のように具材なしという結論になる。これとは違う道を歩むとしたら、動物系をどう魚介系に「バランス」させるか、その詰めがもう少し必要なのかもしれません。第一印象だけなら十分80点台ですが、この完成度にしてまだ「未完成」という「可能性」を見込んで敢えてこの点数、ごちそうさまでした。
この店の噂はかねがね聞いておりましたが、赤羽、十条あたりは行動圏外のため、指をくわえるしかありませんでした。それが御徒町進出とはなんたる朗報、「でも行列かも」とも思いつつ13時過ぎに現地に着くと、店内は3部ほどの入りでガラガラ。券売機は入口右手、まずは看板メニューの「重厚中華そば」(730円)を、ポチッとな。小さめの丼が、約5分で到着。
まずは、スープを一口……うん、これは美味い。ハッキリと分かるイリコ独特の風味、瀬戸内では出汁といえば煮干しよりイリコ中心ですので、瀬戸内生まれの私にはグッとくる味。これに煮干し、アジ干しがホロ苦いほどの旨みを加えてエッジを際立たせ、かなりソリッド・ステートに仕上げてある魚介系。これに豚骨が絡む訳ですが、「大量の野菜」を使っているとのことで、動物系としては非常にスッキリとしたタッチ。全体として、「伊藤」や「遊」に似た仕上がりですが、キャンバスを「煮干し一色」に塗りつぶすようなスタイルではなく、魚介系の旨みを丁寧に組み立て、動物系との「バランス」も慎重に調整された、なかなか完成度の高い一品です。
麺は中太ストレート。かん水でギッチリ固め、硬質な歯切れが心地よく、淡白な甘みがスッキリとした動物系によく合います。ただし、自己主張の強い魚介系に対しては、やや味わいが「無口」かな……具材は、チャーシュー、メンマ、海苔にネギ。チャーシューはバラ肉使用で、敢えて味付けは強調せず、スープの盛り立て役に回しています。メンマは極太、やや硬めに仕上げて、プツプツとした麺の歯切れにシャクシャクと食感が絶妙に合って、風味もかなりグッド。ネギの辛味もスープによく合っていますが、もう少し多めでも良いかな。
―――「優等生」的な完成度の高さを誇る一品。ちょっと量が少ないことをのぞけば、食後の満足感もかなりのもの。ま、大盛無料ですので、量も問題ありません……しかし、どこかこう「突き抜ける」ようなシナジーがないのも事実。その原因は……スープの「バランス」と思われ。魚介系を前面に出すなら、麺の味は魚介系に合わせるべきだし、チャーシューも合わせにくくなるのは自明。これを論理的に突き詰めると、結局某店のように具材なしという結論になる。これとは違う道を歩むとしたら、動物系をどう魚介系に「バランス」させるか、その詰めがもう少し必要なのかもしれません。第一印象だけなら十分80点台ですが、この完成度にしてまだ「未完成」という「可能性」を見込んで敢えてこの点数、ごちそうさまでした。