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ここは我慢のエアーラーメン。食べたつもりのアドベンチャーで次回のラーメン取材先を物色しているときに挙がった候補が、『らーめんしおの風』。07年にオープンしたとのことですが、塩ラーメン専門店を武器にしてマスメディアにもちょくちょく登場しているお店のようです。出し物も工夫があって、うまい!のも最終的な目標ですが、それ以前に何がどうなるからうまい、というストーリー作りも手が込んでいると見ました。肝心の塩も考えて決めたセレクションに聞こえる工夫があって、単一産地と心中するつもりはないようです。曰く、モンゴル産、備前産そして石垣産の塩3種ブレンドを使う。海の塩と陸の塩をミックスして独自の塩を生み出すことをしている。塩の味ってこんなに違うのか、心底驚く経験をしました。能登半島を一周したときに、奥能登地方でわずかに生産している古式ゆかしい揚げ浜式塩田で作る塩とほぼ塩化ナトリウムの工場生産の塩をなめ比べたことがありました。揚げ浜塩をPRするために作った地元の施設の売店での出来事ですから、揚げ浜塩の立場が圧倒的に強いのですが、それでも同じ塩とは思えない全く違う味にびっくりしました。揚げ浜塩、辛くないんです。うなばかな。ほんと、相当いっぺんに口に入れないと辛さを感じない塩で、辛くなくて、うまい。目の前に広がる奥能登の澄み切った海水をくみ上げ、塩田にヒシャクを使って手で撒き散らし、天日で何日もかけて蒸発させて濃縮し、最後は釜で煮切りながら大粒の塩の結晶を作っていきます。高い!値段はものすごく高くて、800円買ってそれだけ?くらいの量です。でも、うまい。てんぷら、が断然うまくなる。この塩を入れたジェラートがうまい。そんな塩経験をしてますから、3パターンの塩というところは、自分にはキャッチになりました。スープは動物系と海産系のあわせスープ。動物系は、鶏と豚であることをHPに出してます。海産系は、12種類。香川の鰹節、鯖節、アゴ、日高昆布、干し海老などいずれも塩ラーメンファンにとっては吸引力のある素材の名前が並びます。本当にこれがきっちり処理できれば、相当うまい塩ラーメンになるはず。大阪堺にある塩ラーメンの有名店に行ったことがありますが、う~んでした。材料は決めればお金で買えますが、調理は人間の感性ですから、素材を生かすも殺すも調理人次第。麺が浅草開化楼に特注した細麺とのこと。ま、ここまで徹底して選べる材料はすべて知名度と実績のあるものを集めたのですから、あとは腕がどうなのか。どうしても食べたくなってしまいます。行ってきました。お店に着いたのが21時過ぎ。お店は25時までやっているんで、遠征には都合良く、少々渋滞があっても穏やかな気持ちでいられます。拙宅から36km。菜美は高速をすすめてますが、そのくらいの距離に1200円も払う必要がありませんし、1時間で着いちゃうでしょう。お店の駐車場が分からなかったので、道をはさんだトイメンのコインパーキングに入れます。20分100円。100円で済みました。お店に入ると、入り口に店員がいて、大歓待の言葉で迎えられます。ちらっと店内を見ると、手前に3席空いているだけで、席を埋めているみんなは屈みながらラーメンをすすってます。左手にある券売機でメニューを順番に見て、決めたのは、特選熟成塩ラーメン(930円)です。カウンターに座って、麺かためでお願いしました。脂の量を聞かれましたが、これは予備知識がなかったので、普通にお願いします。上着を壁のフックにかけるとき、隣にかけてあったコートに半分隠れていましたが、ラーメンにはのりが3枚乗っていて、それが全部ちがう種類ののりだ、って書いてありました。半分しか見えなかったので、へえ、でおしまい。ほかの人のコートをどけてまでもねえ。カウンターの一番入口寄りに塩が円錐状に盛って置いてありました。高さ3,40cmくらいある結構な量の塩です。このディスプレイは新鮮に見えました。お店には店主と助手2人の3人。全員白いコックコートに黒いベレー帽。それやりすぎだろ、って思ってましたが、だんだん当たり前の光景になっていきました。3人とも動きがいい。お客の回転もよく、駅から流れてきているんでしょうか。配膳も早かったですね、5分を切っていたでしょう。店内をきょろきょろしていて、時計を見ていませんでした。カメラのシャッターをきるジェスチャーをして、これいいですか?了承していただきます。さすがのビジュアル系です。鶏清湯スープとの記事がありましたが、見た目はどうやっても鶏白湯です。熟成とつくラーメンには、鶏白湯を使っているのかもしれません。説明書きは見つかりませんでした。目を惹くのがお麩にのった大粒で真紅色の枸杞(くこ)の実。これは薬膳に使いますが、味はありません。白いなかの赤、としてはいいアイデア。スープに沈まないようにお麩にのせていることからも、ラーメン自体どうしたらいいかの研究は相当やっているはず。件(くだん)ののりが3枚。これは、早めに食べたほうがいい、というかラーメンに味の違うのりを持ってこられても、場所がちがうという感じです。このラーメンに一番合うのりだけをもってこい、って言いたいです。のりの違いを求めて来てるわけじゃないんで。これは、無視しましょう。緑には水菜をもってきましたね。これは、ふつう。チャーシューは半分沈んでます。巻きバラのようです。味玉もそのできばえ、オレンジ色を誇示してます。まま、スープですね。こいつは、想像以上にうまかった。スープの味が複雑に奥行きがあって、いろんな風味が舌に擦り寄ってくる感じで、何がメインなのか特定できません。しかし、コクがあってうまい。脂って、チー油のことだったんですね。それなら、普通がいいでしょう。風味的には、やはり海系が支配的です。海の贈り物の匂いとテーストはあきらかなんですが、じゃあ主役は誰かと聞かれると、う~ん、分かりません。これ、禁止令下に置かれている完飲とのしのぎあいになりますね。麺は細麺ながらしっかりとコシ、歯ごたえがあって、これ塩ラーメンには抜群ですね。最近食べた塩ラーメンがなんだったんだ、と思えるくらい麺がうまい。どうしてあんなに麺をまずく製麺できるんだって思ってしまいます。やっぱりもう飛び込みに近いラーメン屋の取材はやめよう。麺量がちょうどよかったので、一般男子には少ないかもしれません。いやあ、うまい麺は大食いしないで、丼モノとか連食で補ったほうがいいよ。人間の味覚は持続性がないから。と、これは老人性繰言。無視してください。チャーシューはちょっとやわすぎかな、好み的には。インパクトはありません。味玉は結構味をしっかりさせてきましたね。しっかりしすぎかな。と、2大脇役は、もうちょっとの感じでした。好みの問題ですが。極めて上品なあじ、丁寧な接客で25時までがんばるお店です。濃厚豚骨魚介、濃厚ど豚骨、jiro系に疲れたときの清涼剤にはピッタリのお店だと思います。塩ならここ、って言ってもいいかもしれません。
どうもです!! 私も一度いただきましたが、美味でしたね。 見た目は何からーめんとは違う様子を出しながらもちゃんとラーメンになっているのがびっくりです。 レベルが高いですね。
じゃいさん どうもです。 創作的に作る塩ラーメンでは、よく出来ているとおもいます。 きっちり考えて作っている感じで、荒々しさは感じませんが、 満足のいく一杯でした。他の麺種にも興味がありますね。
肝心の塩も考えて決めたセレクションに聞こえる工夫があって、単一産地と心中するつもりはないようです。曰く、モンゴル産、備前産そして石垣産の塩3種ブレンドを使う。海の塩と陸の塩をミックスして独自の塩を生み出すことをしている。
塩の味ってこんなに違うのか、心底驚く経験をしました。能登半島を一周したときに、奥能登地方でわずかに生産している古式ゆかしい揚げ浜式塩田で作る塩とほぼ塩化ナトリウムの工場生産の塩をなめ比べたことがありました。揚げ浜塩をPRするために作った地元の施設の売店での出来事ですから、揚げ浜塩の立場が圧倒的に強いのですが、それでも同じ塩とは思えない全く違う味にびっくりしました。
揚げ浜塩、辛くないんです。うなばかな。ほんと、相当いっぺんに口に入れないと辛さを感じない塩で、辛くなくて、うまい。目の前に広がる奥能登の澄み切った海水をくみ上げ、塩田にヒシャクを使って手で撒き散らし、天日で何日もかけて蒸発させて濃縮し、最後は釜で煮切りながら大粒の塩の結晶を作っていきます。高い!値段はものすごく高くて、800円買ってそれだけ?くらいの量です。でも、うまい。てんぷら、が断然うまくなる。この塩を入れたジェラートがうまい。
そんな塩経験をしてますから、3パターンの塩というところは、自分にはキャッチになりました。スープは動物系と海産系のあわせスープ。動物系は、鶏と豚であることをHPに出してます。海産系は、12種類。香川の鰹節、鯖節、アゴ、日高昆布、干し海老などいずれも塩ラーメンファンにとっては吸引力のある素材の名前が並びます。本当にこれがきっちり処理できれば、相当うまい塩ラーメンになるはず。大阪堺にある塩ラーメンの有名店に行ったことがありますが、う~んでした。材料は決めればお金で買えますが、調理は人間の感性ですから、素材を生かすも殺すも調理人次第。
麺が浅草開化楼に特注した細麺とのこと。ま、ここまで徹底して選べる材料はすべて知名度と実績のあるものを集めたのですから、あとは腕がどうなのか。どうしても食べたくなってしまいます。行ってきました。
お店に着いたのが21時過ぎ。お店は25時までやっているんで、遠征には都合良く、少々渋滞があっても穏やかな気持ちでいられます。拙宅から36km。菜美は高速をすすめてますが、そのくらいの距離に1200円も払う必要がありませんし、1時間で着いちゃうでしょう。お店の駐車場が分からなかったので、道をはさんだトイメンのコインパーキングに入れます。20分100円。100円で済みました。
お店に入ると、入り口に店員がいて、大歓待の言葉で迎えられます。ちらっと店内を見ると、手前に3席空いているだけで、席を埋めているみんなは屈みながらラーメンをすすってます。左手にある券売機でメニューを順番に見て、決めたのは、特選熟成塩ラーメン(930円)です。カウンターに座って、麺かためでお願いしました。脂の量を聞かれましたが、これは予備知識がなかったので、普通にお願いします。
上着を壁のフックにかけるとき、隣にかけてあったコートに半分隠れていましたが、ラーメンにはのりが3枚乗っていて、それが全部ちがう種類ののりだ、って書いてありました。半分しか見えなかったので、へえ、でおしまい。ほかの人のコートをどけてまでもねえ。カウンターの一番入口寄りに塩が円錐状に盛って置いてありました。高さ3,40cmくらいある結構な量の塩です。このディスプレイは新鮮に見えました。
お店には店主と助手2人の3人。全員白いコックコートに黒いベレー帽。それやりすぎだろ、って思ってましたが、だんだん当たり前の光景になっていきました。3人とも動きがいい。お客の回転もよく、駅から流れてきているんでしょうか。
配膳も早かったですね、5分を切っていたでしょう。店内をきょろきょろしていて、時計を見ていませんでした。カメラのシャッターをきるジェスチャーをして、これいいですか?了承していただきます。
さすがのビジュアル系です。鶏清湯スープとの記事がありましたが、見た目はどうやっても鶏白湯です。熟成とつくラーメンには、鶏白湯を使っているのかもしれません。説明書きは見つかりませんでした。
目を惹くのがお麩にのった大粒で真紅色の枸杞(くこ)の実。これは薬膳に使いますが、味はありません。白いなかの赤、としてはいいアイデア。スープに沈まないようにお麩にのせていることからも、ラーメン自体どうしたらいいかの研究は相当やっているはず。
件(くだん)ののりが3枚。これは、早めに食べたほうがいい、というかラーメンに味の違うのりを持ってこられても、場所がちがうという感じです。このラーメンに一番合うのりだけをもってこい、って言いたいです。のりの違いを求めて来てるわけじゃないんで。これは、無視しましょう。
緑には水菜をもってきましたね。これは、ふつう。チャーシューは半分沈んでます。巻きバラのようです。味玉もそのできばえ、オレンジ色を誇示してます。
まま、スープですね。こいつは、想像以上にうまかった。スープの味が複雑に奥行きがあって、いろんな風味が舌に擦り寄ってくる感じで、何がメインなのか特定できません。しかし、コクがあってうまい。脂って、チー油のことだったんですね。それなら、普通がいいでしょう。風味的には、やはり海系が支配的です。海の贈り物の匂いとテーストはあきらかなんですが、じゃあ主役は誰かと聞かれると、う~ん、分かりません。これ、禁止令下に置かれている完飲とのしのぎあいになりますね。
麺は細麺ながらしっかりとコシ、歯ごたえがあって、これ塩ラーメンには抜群ですね。最近食べた塩ラーメンがなんだったんだ、と思えるくらい麺がうまい。どうしてあんなに麺をまずく製麺できるんだって思ってしまいます。やっぱりもう飛び込みに近いラーメン屋の取材はやめよう。麺量がちょうどよかったので、一般男子には少ないかもしれません。いやあ、うまい麺は大食いしないで、丼モノとか連食で補ったほうがいいよ。人間の味覚は持続性がないから。と、これは老人性繰言。無視してください。
チャーシューはちょっとやわすぎかな、好み的には。インパクトはありません。味玉は結構味をしっかりさせてきましたね。しっかりしすぎかな。と、2大脇役は、もうちょっとの感じでした。好みの問題ですが。
極めて上品なあじ、丁寧な接客で25時までがんばるお店です。濃厚豚骨魚介、濃厚ど豚骨、jiro系に疲れたときの清涼剤にはピッタリのお店だと思います。塩ならここ、って言ってもいいかもしれません。