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「煮干し汁なし(中盛)650円」@らーめん 破顔の写真以前、塩汁なしを頂き、その完成度とC/Pに度肝を抜かれたお店。
しかし、各停しか止まらないという駅のハードルに阻まれ、なかなか再訪できず。。

先日、たまたま練馬に来る機会があったので、一駅歩いての訪問です。
平日19:15到着。
同じく駅近の黄色い看板のお店は行列20人くらいですが、こちらは店内ほぼ満席程度。
1席だけ空きがあったので、食券を買ってすんなり滑り込みます。店内は相変わらずチャーシューを炙るいい香りでいっぱい。
以前来た時は限定メニューだった「煮干し汁なし」がレギュラーメニューに昇格したんですね。
和風の汁なしも興味があったので、煮干しを中盛でオーダー。

待つこと10分ほどで着丼。
うーん、うまそうですよ。

ルックスは塩と共通。タレとよく絡められた太麺の上には、ブツ切りの炙りチャーシュー、斜め切りの白ネギ、メンマ、ゆで卵(半分)が載っています。
違うのは、タレが若干茶色いことと、麺にはビッチリ煮干し粉がまとわりついていること、上に細かめの削り節がかけられていること。
タレから香る強烈な煮干しの香りが食欲をそそりますね~。

まずは下からよく混ぜます。卵が崩れちゃいますが気にしなーい。

では、一口。
極太の麺に、醤油ダレと煮干しの粉末がいい感じで絡みついています。
醤油ダレは甘じょっぱくコクがある、太く丸い輪郭。
そこに、若干ザラついた食感の煮干し粉、そして振りかけられた節が混ざり、そのスモーキーさが醤油ダレに絶妙にマッチ!
・・・これぞ「和」という魚介フレーバーが全開です。うん。うまい。

また、時折登場するチャーシューを炙った炭の香りもまた、節との相乗効果で和の雰囲気を盛り上げてくれます。
塩汁なしの時はフライドオニオン等を含め、ブラックペッパーが似合う「洋」な演出でしたが、タレを変えるだけでこんなに雰囲気が変わるんですね。

麺は極太のストレート。
茹で具合は抜群。しなやかなふるまいで、この手のメニューで気になる麺のダマもなし。タレの絡みも問題なし。
ゴワッとした口当たり、シコシコした歯ざわりが、汁なしとしてすばらしい存在感を発揮しています。

そしてこのお店、特筆すべきはやはりチャーシュー。
注文の度に炭火で炙るチャーシューは、余分な油も落ちて、香ばしさと肉の旨みが凝縮されてウマウマ。
やっぱ100円足してチャーシュー増しにすればよかったかなぁ。。
斜め切りされた白ネギも、単調になりがちな汁なしの食感と香りをたまにリセットしてくれ、いい仕事してます。
太めに切られたメンマは、前回の塩ダレの中ではあまり存在感がなかったのですが、味付けが似ているからか、醤油ダレと合いますね。いい食感のアクセントです。
ゆで卵は、麺と一緒にグチャグチャに崩して混ぜて食べると、黄身のコクがタレに移り、これもまた一興。たまに口に入ってくる白身のサッパリ感もプラスポイント。

麺量は中盛にしたのですが、けっこう多いです。
並盛にしてチャーシュー増しというのが一番バランスいいかな?

半分ほど食べた時点で、卓上のラー油、そして一味唐辛子で味にアクセントを付けつつ食べ進みます。
ラー油は、市販のものとはちょっと異なり、独特の香りが特徴です。
辛さはそれほどないのですが、煮干しの表情がちょっと変わり、またこれもおいしいですね。

残り1/4ほどになったところで、スープ割をお願いします。
塩ダレの際のスープ割は、出汁感が弱く、汁物としてあまり完成度は高くなかった記憶があるのですが、今回は違いますね~。
そもそものタレが煮干し、節の出汁のカタマリみたいなもんですから、スープ割が合わないわけありません。
スープ自体は非常に淡い動物系だと思うのですが、煮干し、節が加わることで、いわゆるダブルスープ的な、お互いの旨みを補完し合ったなかなかおいしいスープに変化。
スッピンの麺と合わせ、さっぱりと完食完飲。ごちそうさまでした。

トータルで見て、塩汁なしに負けず劣らずの、非常に完成度の高い「和風」汁なしでした。C/Pの面でも大満足。
食材や調味料の妙、というよりは、店主のアイデアとセンスの勝利でしょうね。こりゃ脱帽です。
今度はベーシックは醤油汁なしを頂きに来たいと思います。

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