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「支那そば(醤油)(650円)+煮玉子(100円)+かいわれ(10」@支那そば やなか草の写真東京遠征の巻です。江戸川区のランキング店を上位から順番にチェックしてみます。改めていろんなお店がしのぎを削っていることが分かります。さすがお店の数がすごいですね。選り取りみどりの感があります。当然営業時間から行けないお店もあるし、メニューがもうひとつピンと来ないのもあるし。ランキング店でなくても、これ食べたい、って思うレビューにぶつかればいいのですが、レビュー数の少ないお店ではその確率も高くならないし。

そんなこんなで巡りあったお店がここ、支那そば やなか草。店名に支那そば、と銘打っていて、これは郷愁をそそられてしまいます。お店までは拙宅からは36km。夜なら1時間で行くでしょう。

この日は車の数が異常と思えるほど多かったです。何故なのって聞きたいくらい。こんなことなら幹線道路を使ったほうがよかったんじゃないか、って思えるほど抜け道クラスの道が混んでました。この日は仕事が終わっても家に戻らず、そのまま会社からお店に向かいましたので、結局およそ130分かかって到着。2時間を越えると、急にピンポンとチャイムが鳴り、長時間の運転ごくろうさまです、と車から声を掛けられます。

この平井という場所は来るのは初めてですし、お店のある平井駅というのも初耳でした。何線かも知ってません。菜美の誘導にしたがって進むと、平井駅前に出てきましたが、それ以上は車で進むような道ではない、と判断。車をとめてお店まで歩いて行きました。

お店は駅前の雑踏からはずれた裏道にひそかに佇んでいました。ここですね、やなか草。名前もそうですが、何かやさしそうな空気が流れています。お店の前には、ラーメンのどんぶりのオブジェが自ら光を放っています。垂れのれんには凝ったロゴでお店の名前を染め抜いていて、当たり矢がお店を射抜いています。お店の顔がいいと、絶対おいしいはず。いそいそ入店します。

店内に入ると、おかみさんと店主に迎えられました。先客、後客なし。お二人にあとでお聞きすると、ごくたまに20時前後にこのようなお客さんが入って来ない時間帯が発生するそうです。お店はコーヒーショップのような居心地のよさそうな雰囲気です。厨房を囲んだ汚いカウンター席があって、客をどなりまくりのタオルはちまきをした髭の店主がラーメンを食べさせる、そんなお店が流行した時代がかつてありましたが、時間はどんどん矢のように流れているんですね。

テーブル席に座ります。卓上にラーメンのイラストがあって、説明が書いてあります。

当店の支那そば、あっさり系醤油ラーメン。極細ちぢれ麺、自家製チャーシュー、自家製メンマ、のり、かいわれ。一番人気は煮玉子。たっぷり白髭ねぎもおいしいです。あとは、お好きなものをトッピング。

では、そのインストラクションに従ってオーダーしましょう。
支那そば(醤油)(650円)+煮玉子(100円)+かいわれ(100円)+白髭葱(100円)をお願いします。

あっというまに調理されて配膳されました。早!奥様に写真撮影のお願いをします。快諾。後でお聞きしたら、そうやって言ってくださるお客さんは5人に一人ですよ、っておっしゃってました。

見事なラーメンデザインです。トッピングでにぎやかになったせいもありますが、何せこの和風のどんぶりですから。磁器ではなく、陶器。イラストの説明どおりです。のりが最後にいちばんいいロケーションに置かれましたが、その下には、大きくて分厚い存在感のあるチャーシューがありました。かいわれのトッピングはメニューにはありませんでしたが、だめもとでお聞きしたら、出来ます、とのこと。この手のラーメンでかいわれが数本入るなら、そんなもんか、でおわりますが、かいわれは束になって入ってくると、ねぎも負けてしまう力強さがあるんです。

さてさて、この豪華なラインナップですが、最初はやはりスープでしょうね。透明度の高いスープ、一口飲むと見かけと全く違い、動物の、多分メインが鶏の、そしてサポートが豚骨じゃないかな、そんなコクのある味に驚かされました。実にうまい。野菜や海の海藻を初めとする乾物類なんかも参加しているんでしょうね。昆布、魚節、干し蝦、貝柱。想像しているだけで、楽しい。熱々のスープに滋味深い味ですから、これ完飲すること間違いないでしょう。残せません。かすかにしょうがの味が頭を出してます。

お店で言うちぢれの極細麺ってどんなんでしょうか。やや、これは文字通りでした。くねくねの麺も久しぶりです。この麺、かたく茹でてあって、これは儲けのうまさでした。歯切りがよくて、口の中で麺が暴れるのがよろしい。麺にも味があって、と思いましたが、これ移り味なのかもしれません。いずれにしろ、このスープにこの麺ありで、良く設計された昔風を装った近代ラーメンだと思いました。

チャーシューは、ロース肉で分厚くてしっかり食べさせるタイプ。これもコクがあるラーメンに一役買っているのでしょう。煮玉子はゲル状の黄身がうまい。めんまも、他のトッピングが平均点以下なら断然脚光を浴びるほどの秀逸な出来具合で、食感のこりこりもいい。ただ、どれもこれもがすばらしいので人気を一人締めにはできないね。ほんと、うまかった。

でも、主役は案の定、かいわれ。この辛味はどうよ、ってこのラーメンにピッタリ。興味のある人は一声掛けてみればいいと思います。

一見どこにでもあるあっさりラーメンと評価されがちですが、いえいえ、ここはよくデザインされた、自然発生的にできたラーメンではなく、きっちり計算されたラーメンと思いました。それを感じる感じないで評価は分かれますが、所詮好き好き。行列は、大好きです。完飲したどんぶりのデザインがまたいい。丸に三角かあ。

投稿 | コメント (10) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

昨日は楽しかったです!

このお店、私も好きですよぉ~
貝割れは私も特に好きな具材です。
この支那そばにも良く合いますねぇ
葛西の「ちばき屋」には行かれましたか?
ココの大元のお店ですw
機会があれば行ってみて下さい!

Liberty | 2010年2月28日 17:47

KMです。
昨日は、ありがとうございました。
お会いできてよかったです。

楽しく読ませていただきました。

>時間はどんどん矢のように流れているんですね。

そう思います。ラーメンも少しずつ変わってきてます。
>良く設計された昔風を装った近代ラーメンだと思いました。
>一見どこにでもあるあっさりラーメンと評価されがちですが・・・

勝手に引用させていただきます。
私もこれに気付き始めています。
私の点数は甘いと思われる方も多いのですが、普通のラーメン
も輝いて見えることがあります。
こういうラーメンを発見するのは楽しいですね。

KM | 2010年2月28日 20:15

Libertyさん

たいへんありがとうございました。
お会いできてよかったです。
カイワレは思った以上に効果がありました。
この手のスープには断然威力を発揮してきますね。
ちばき屋は行ったことありませんので、是非次回は。
いろんなお店のひしめきあう東京はすごいわ。

行列 | 2010年3月1日 04:45

KMさん

たいへんありがとうございました。
ゆっくりお話が出来て感謝いたします。
拙文を引用いただき恐縮ですが、このあっさりは
なかなかの工夫が隠されていると感じました。
そこが海の家のラーメンとは一線を画しているのでしょうが、
また醤油の名店と呼ばれている他店とも違い、さりげなく
やっちゃっているところが気に入りました。ここは違うな、って。

お勧めいただいたお店に是非お伺いしてみたいと思っております。

行列 | 2010年3月1日 04:53

どもです!

先日はどもでした♪
いやぁ~楽しかったです!
また、今後ともよろしくお願いいたします!

さて、こちら平井にあるんですね。
同駅は、大黒家で1度下車したレベルの縁のないエリアなのですが
内容からするに当方にマッチしていそうです。
BM決定です。

YMK | 2010年3月1日 08:53

YMK さん

先日は、こちらこそ、どうもでした。
はい、このお店は、YMK さんのBMのために
取材に行ってきましたから、機会があれば、是非是非。

行列 | 2010年3月2日 07:21

どうも~です!

ここいいでしょう~
ホッとする味わいが好きです。

ユー坊 | 2010年3月2日 09:33

どうも~

ここはゆったりと優しい雰囲気がお気に入りですね。
店員さん方もとてもいい方達ですし、なんか落ち着けるんですよね。
こちらでは塩を頂きましたが、出汁の旨さで舌がとろけそうになりましたw
なんとなく、麦飯がとっても美味かった記憶がありました。
う~んカイワレトッピングとは中々そそられますねぇ…次回試してみます。

ペンギン軍曹 | 2010年3月3日 13:18

ユ-坊 さん

どうもです。
とってもいいお店ですね。
ご夫妻がいい。タップリと会話してきました。
全麺種、いただきたい。デザートもうまかったし。

行列 | 2010年3月4日 02:00

ペンギン中佐 さん

どうもです。
そうそう、居心地がいいんです。
塩もいきたいですね。丁寧な麺作り。
かいわれが実は束ねるといいんですよ。

行列 | 2010年3月4日 02:03