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2月並の寒さがブリ返した金曜(16日)、職場の窓から冷たい雨を見ていると、やっぱ熱いの一杯やりたくなって……傘を片手に大門「八七三家」へ。 この店は、新橋「八七三家」の2号店、新橋店でいただいた一杯は、ちょっと豚骨薄めながら、なかなか良くまとまっているという印象でした。しかし、それももう一年前のお話で、その後の進歩が楽しみ。 13時過ぎ入店で8割ほどの客入り、一人客が多くなかなかの回転ですが、後客も続々と入店し、コンスタントな混み具合。券売機は入口右手、「ラーメン 並」(650円)と「たまご」(100円)をポチッとな、麺固め・油少なめでお願いしました。丼は、約5分で到着。 では、スープを一口……お、今度は豚骨に薄さを感じませんな。家系にしてはやや薄めなのかもしれませんが、マイルド感を押し出しつつ、舌をフワッと包み込む柔らかなコクも豊か。カエシは少し強めに効かせており、全体としてキレ重視でまとめた、スマートで「コンパクト」な家系に仕上がっています。1年前、新橋店で食した時より、好感度アップ。 麺は中太ストレートで、家系ではお約束の酒井製麺製。指定通りキッチリ固めにゆであがっており、歯応えに重みを感じさせながら、ツルリと軽快なノド越し、味わいにも「お馴染み」の安定感があり、「コンパクト」感はさらにアップ。ただし、つけ麺を出すようになってから、他の家系に比べても麺の長さがかなり短めにしたようで、麺を持ち上げるとピンピン汁ハネし、ちょっと食べづらい。 具材はチャーシュー、ホウレン草、海苔に、追加の味玉。肩ロース・チャーシューはやや薄めの味付けですが、カエシ強めでキレ重視のスープにはまずまず合っています。しかし味玉は、黄身の味付けがスープにバランスしてしまって存在感弱め、海苔も「味付け海苔」に使うようなクォリティで、ちょっと残念。 さて、家系では恒例にしている、中盤以降の調味料投入。ニンニク、豆板醤を順次投入しましたが、どちらも市販レベルのクォリティ、ニンニクは風味不足で豆板醤は金属的な辛さがイマイチ……投入直後は味が急にバラつきます。しかし終盤、これら含めてスープ全体が「コンパクト」にまとまり、まずまずの後味……こういう芸当ができるかは、豚骨の仕上がり次第ですが、やはり以前より「進歩」している証拠のようで。 ―――考えてみれば、ロケーション的にも主力はランチタイムのリーマン。出されたものをサッと食べる、そういう向きには、調味料度外視の「デフォ重視」な味の構成がベターなのかも……豚骨ガッツリで、否が応でもニンニクを投入させるようなギンギンの家系は、商売的に難しそうですな。ま、キレと「コンパクトさ」だけでは、家系としての「醍醐味」に欠けるという方もいらっしゃるでしょうが……とりあえず、ランチ用の家系と、深夜ガッツリ用の家系は区別して評価するとして、「ランチ用」としては「アリ」と見たオジさんです。
この店は、新橋「八七三家」の2号店、新橋店でいただいた一杯は、ちょっと豚骨薄めながら、なかなか良くまとまっているという印象でした。しかし、それももう一年前のお話で、その後の進歩が楽しみ。
13時過ぎ入店で8割ほどの客入り、一人客が多くなかなかの回転ですが、後客も続々と入店し、コンスタントな混み具合。券売機は入口右手、「ラーメン 並」(650円)と「たまご」(100円)をポチッとな、麺固め・油少なめでお願いしました。丼は、約5分で到着。
では、スープを一口……お、今度は豚骨に薄さを感じませんな。家系にしてはやや薄めなのかもしれませんが、マイルド感を押し出しつつ、舌をフワッと包み込む柔らかなコクも豊か。カエシは少し強めに効かせており、全体としてキレ重視でまとめた、スマートで「コンパクト」な家系に仕上がっています。1年前、新橋店で食した時より、好感度アップ。
麺は中太ストレートで、家系ではお約束の酒井製麺製。指定通りキッチリ固めにゆであがっており、歯応えに重みを感じさせながら、ツルリと軽快なノド越し、味わいにも「お馴染み」の安定感があり、「コンパクト」感はさらにアップ。ただし、つけ麺を出すようになってから、他の家系に比べても麺の長さがかなり短めにしたようで、麺を持ち上げるとピンピン汁ハネし、ちょっと食べづらい。
具材はチャーシュー、ホウレン草、海苔に、追加の味玉。肩ロース・チャーシューはやや薄めの味付けですが、カエシ強めでキレ重視のスープにはまずまず合っています。しかし味玉は、黄身の味付けがスープにバランスしてしまって存在感弱め、海苔も「味付け海苔」に使うようなクォリティで、ちょっと残念。
さて、家系では恒例にしている、中盤以降の調味料投入。ニンニク、豆板醤を順次投入しましたが、どちらも市販レベルのクォリティ、ニンニクは風味不足で豆板醤は金属的な辛さがイマイチ……投入直後は味が急にバラつきます。しかし終盤、これら含めてスープ全体が「コンパクト」にまとまり、まずまずの後味……こういう芸当ができるかは、豚骨の仕上がり次第ですが、やはり以前より「進歩」している証拠のようで。
―――考えてみれば、ロケーション的にも主力はランチタイムのリーマン。出されたものをサッと食べる、そういう向きには、調味料度外視の「デフォ重視」な味の構成がベターなのかも……豚骨ガッツリで、否が応でもニンニクを投入させるようなギンギンの家系は、商売的に難しそうですな。ま、キレと「コンパクトさ」だけでは、家系としての「醍醐味」に欠けるという方もいらっしゃるでしょうが……とりあえず、ランチ用の家系と、深夜ガッツリ用の家系は区別して評価するとして、「ランチ用」としては「アリ」と見たオジさんです。