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「赤」@冬蔭激城麺の写真あの藤巻激城さんの「普及版」とでも言うべきお店、
行こう行こうと思いつつ、きっかけを探していましたが、
先日、別のお店でいただいたトムヤムクンものの流れで、
もう一杯、トムヤムものを食べてみようと、訪問を決めてやってきました。
この辺りは、道筋が変な角度で交錯していて、
地図を見ながらでもなかなかわかりにくいです。
3回くらい確認しなおして、やっと発見。
暗い路地に赤い扉がライトアップされていて、ちょっと独特の雰囲気。

初訪の客に勧められるという「赤」を、勧められるままに注文。

深い丼に、春菊・白髪ねぎ・糸唐辛子の綺麗な山が聳えてます。
適度に解し、麺を掴みだしていただきます。
スープは、一言で言えば、複雑な甘酸っぱさ。
甘さは、フルーティなものと、肉質のアミノ酸由来の「甘旨」なもの、
具材のコストダウンのために入っている目玉焼きも、どちらかというとこちらのパート担当かな、
酸味も数種のもののミックスだと思います、
それらに、パクチーや春菊の風味が加わり、
香辛料のバックライトがパッと照らしているような感じ。
ピリ辛を背景に、酸味と甘みが味のネオンサインのように、点滅してはパッと明るくなる、
そういう心地よさを感じます。

麺は平打ちの中太、トントンとした噛み心地、
スープの個性が強く、主役はむしろそちらになってますが、
その主役を乗せたウォークスルーのごとく、スルスルと心地よく喉へ流れていきます。

麺を食べた後は、穴あきレンゲでスープの底にたまった挽肉やきのこを掬って飯の上に、
さらにスープをかけて、お茶漬け風にしていただきます。
飯の上には、ミョウガとシソですかね、薬味が乗っていまして、
スープをかけると、さらに酸味構造が複雑化し、スープを活性化、
コメのデンプン質の甘味との相性もよいです。
ポロポロとした挽肉の食感、旨味、それらとのコラボ効果もあり、
もうこのお茶漬け風は至福です。

美味しかったです。高級レストランのような接客も、ちょっと緊張するけど、たまにはいいもんです。
様々な食材の織りなす、「舐酸辛苦香鹹」の味と食感の複雑なコントラスト、
総体として、けっこう酸味は強いのですが、食後感がよい、
ただ、高いレベルの要求という意味で、
「精巧で麗美」だけど、どこか軽い、浅い感じも。
それは、この一杯がよくできていたからこそ感じたものかもしれません。
「本店」では、コスト度外視で思う存分素材を駆使し、
これに深みが加わるのかな、なんて想像が膨らみますね。
いつかは、「本店」で食べてみたいという思いを強くしました。

投稿(更新) | コメント (5) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

藤巻激城関係店は、まだ行ったことがありませんです。
 なんだか子供はご法度なのでは・・・という気構えがあってのこと。

普及版のお店でしたら大丈夫かも。
 トムヤムはあの限定メニューより高得点ですね~。c氏は悔しがるかも。

私も、子ども連れて藤巻関連を食べ歩きしてみますね。接客ともども興味あります。

もなもな | 2010年5月11日 22:40

さま、
井の庄の方にも書きましたが、やはりこういう食べ慣れてないカテゴリーは
食べ比べることが大切ですね。井の庄の方も見直しました。
もうちょっと点数上げたくなりました。coreyさんは読んでいてくれるかしら。
こちらにはナムプラーがない分、酸味のコラボレーションが面白い、引き立ってます。
酸味である種の感動を受けたのは珍しいことですね。
香草や薬味の使いどころも素晴らしい。
どちらかというと、軟弱者向きのアジアンヌードルかも。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2010年5月11日 23:34

こんちわ^^
コチラ関連は未だいってません。
ずーーっとBMなんですがねー。
やはりコストの面がネックになっている気がします。。本店ナンか3000円?1万のメニューもありましたっけ?
ただ、コチラは1500円なようなので、そのうちと・・。
パクチー抜きでw

まるまる(°…°)四隅踏破 | 2010年5月12日 09:45

きぃ~!濃菜麺 井の庄よりも高得点なんて!!
ま、向こうはつけ麺ですからw
単純に比較はできませんww

ま、それはさておき、こちら関連はどうにもねぇ。
強気とかいう次元を通り越した価格設定もさることながら、一見さんはダメとかいうのが引っかかり。
でもこちらはオープンなんですね。
トムヤムクンをベースにしたラーメンというと、藤巻激城は代表格でしょう。
酸味は当然効かせつつも、甘辛とのバランスも適度に保っている。
やっぱり、仕上げ方にはかなり長けてますね。
まぁただ、1500円はなぁ…。

corey(活動終了) | 2010年5月12日 10:59

まるまる(°…°)四隅踏破さま、
ええ、パクチーの話題にはなると思ってましたよw
本店は基本が1万円で、5000円のものもある、というのが実態に即した言い方になるのかも。
高いですけど、どんなものが出てくるかワクワクもします。
この日食べたものが、よりよい素材で作られているとすると、かなり期待できそう!

corey(活動終了)さま、
あちこちに書きましたが、井の庄さんのものも、後から後から自分の中で評価は上がってます。
食べた直後の、他の採点との相対比較であの点数になっちゃいましたけど。
こちらのトムヤムクンは、あまりナムプラーをギンギンに効かせてないんですね。
その仕上げ方が巧いとも、90点台に乗りきらなかった一因とも。
1500円という価格も、「あ、素材を抑えて作ったから1500円なんだ!」というのが率直な感想で、
これ、コストを気にせずに作ったらそうとう美味いはずですよ。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2010年5月12日 12:08