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「豚骨つけ麺(800円)+しめ雑炊(魚粉つき)(100円)」@無鉄砲 つけ麺 無極の写真(話題の新店ということで、きっちり情報提供すべく通常より長文でお送りします。読みづらくてスミマセン)

関西の有名店「無鉄砲」が関東進出!という話を聞き、ちょうどいいタイミングでこのあたりを通りかかったこともあり、早速訪問してみることに。
野方駅からだと、「味噌麺処 花道庵」を目指し商店街を抜け、新青梅街道にぶつかったら信号を右折。まもなく見える環七との交差点の4つ角にある感じですね。

珍しく行列なしの花道にも惹かれましたが、初心貫徹。平日18:40到着。
行列覚悟だったのですが、カウンターには3席ほど空きが。ラッキー!
後客もちらほら、という感じで、意外に落ち着いた客入り。終始並びはありませんでした。
(オープン初日は総入替え制だったようですが、今はそうではないですね)

お店に入り左側の食券機で「豚骨つけ麺」の食券を購入。お腹が空いていたので、「しめ雑炊(魚粉つき)」の食券もポチ。
カウンターへ座り、店員さんへ食券を提示。この時点では食券は渡さず、着丼と同時に食券が回収されるシステムのよう。

店員さんはホール2、厨房4の6名体制。大将(社長?)はいらっしゃらないようです。
全員声が出ているのはいいのですが、頭上でひたすら叫ばれると、ちとウルサイかも。。。
オープン間もないこともあってか、オペレーションは全体的にかなりテンパってますねぇ。
注文の間違い、提供順の間違い等が頻発しており、ちょっとピリピリした雰囲気。まぁここらへんは、時間が解決してくれるでしょう。
麺は、大鍋で茹でて、うどんを上げる際に使うような大きな網で上げ、〆る感じですね。つけ汁は、小鍋に取り、都度暖めているようです。

待つこと15分ほどで、つけ汁が着丼。まもなく麺も着丼です。
つけ汁は、なるほど、下馬評通りかなりのドロドロ系っぽいですね。表面には肉片のようなもの、それとネギが浮いています。
麺は、ちょっと濃い目のベージュ色をした極太麺。麺の上には海苔が一枚。

では、まず麺から。
形状は、緩いウェーブを持った丸断面の極太タイプ。「とみ田」監修の自家製麺だそうです。
口に入れてみると、あら、ぬるもりですか?もっとキンキンに〆てくるかと思いきや、水道水の温度くらい。
麺の振る舞いは、ゴワ系ではなくしなやか。噛み応えはモッチリ、シコシコという重量級。
うーん、ミッチリと密度感ありますねー。粉の味もしっかり感じられ、とてもおいしい麺です。この温度だと、逆に麺自身の味が引き立ちますね。

では、期待のつけ汁を一口。
・・・こ、これは、「すごい」。
「うまいッ!!」という感想より前に「すごッ!!」とつぶやいてしまいますw
確かに「ド濃厚」という言葉がこれほど当てはまるスープもないですね。
「海苔が沈んでいかない」というつけ汁は、今やどこにでもありますが、「麺が沈んでいかない」ってのはなかなかないぞ(すいませんちょっと誇張してますw)。
ドロリとしたつけ汁を口に入れると、ドカーンと広がる豚骨の風味。
豚臭さもしっかり感じられますが、不思議と嫌味はないですね。あとはもう、圧倒的な旨味が口中に広がるのを楽しむだけ。
カエシは醤油ベースでしょうが、醤油醤油した香ばしさやまろみはなく、ちょっと角が立ったスパイシーな感じ。塩気は、粘度に対抗するためか、けっこう強めです。
液体油を使っているかは不明ですが、表面には油膜があって、オイリーさもかなり強いですね。
つけ麺というと、「甘辛酸」という単語が思い浮かびますが、このつけ汁、余計な調味料は一切なして、ひたすら「豚骨の旨味」を主軸として食わせるタイプです。

しかしこの粘度、どうやって出すんでしょうね。お店の方によれば「豚骨だけ使って煮出してます」とのことですが。いやー、すごいコラーゲン。こりゃ明日はお肌ツルツルだわw
つけ汁には、肉片のようなものがたっぷり溶け込んでいます。これは豚骨に固着した肉ってことなのかな?たまにちょっとツナっぽくておいしいです。
この風味、この食感、どこかで食べたことあるなぁ、と思ったら、大阪で食べた「黒門屋ら~めん 総本店」の豚骨スープでした。
当然粘度は全然違うのですが、なんか似た雰囲気を感じるのは、乱暴にいうと「関西」という共通項があるから?
少なくともこのスープ、東京ではここでしか食べられなさそうですね。

それでは、麺をつけ汁に浸け、ズバッと頂きます。
うん、旨い。
つけ汁の絡みは当然強烈なので、麺を全部浸ける必要はないくらい。
麺のしっかりした甘みと、ちょっとスパイシーなつけ汁の豚風味がガッチリ手を組んで、口の中で爆発。
うん、麺とつけ汁のバランスも素晴らしく良好ですね。

つけ汁の中には、材木っぽいチャーシュー、薄切りのメンマが大量に入っています。
フワリと柔らかいチャーシューは、網で炙ってからつけ汁に入れているので、ちょっとカリッとした表面、スモーキーな香りとジュワッと溢れる脂がたまりません。
メンマは薄めで食べやすく、コリコリとした食感がいいアクセントに。
また、丼の底には柚子皮が仕掛けられており、ランダムに現われる柚子の風味が、ドロドロの世界観の中に爽快さを演出してくれますね。

中盤以降、このコッテリ具合の連続がちょっとキツくなってきました。。卓上の味変アイテムを使ってみることにしましょう。
卓上には、高菜、すりゴマ、おろしニンニク、紅生姜、カエシ、胡椒、そして魚粉。
とりあえず、おろしニンニク少々とすりゴマを投入~。
・・・あ、ニンニク入れすぎた。。パンチが効いておいしくはなったのですが、ちょっと豚骨のおいしさをマスクしちゃう感はありますね。
すりゴマは。。。ほとんどつけ汁に存在感を消されています。
このスープ、トッピングはあまり入れない方がおいしくいただけるのかなぁ。博多系よろしく高菜と紅生姜が合うのかも。

にしても、大量の脂(コラーゲン)により、どんどん食べるペースが落ちてきました。。。
280gという麺をなんとか食べ終えると、つけ汁はほとんど空っぽ。すごい絡みw

・・・かなりお腹はパンパンですが、食券も買っちゃったし、雑炊をお願いします。
ご飯は小さなお茶碗にちょこんと。これなら食べられそう。さらに小皿で魚粉が提供されます。
ただこのご飯、炊き上がりがかなりベッタリしていて、全く雑炊向けとは言いがたいですな。。。ここらへんは改良の余地ありかと。

あ、雑炊にするにしても、もうつけ汁がなくなっちゃったんですよね。。。計算して食えって話なんですが。。
その旨店員さんに伝えたら、新しい器につけ汁を入れてくれました。いやぁ、こういうサービスは素直にうれしいですね。本当なら「追いスープ」代もお支払いしなければならないんでしょうが。。ありがたく頂きます。

では、ライスをドボンし、いただきます。
・・・だめだ、濃すぎて食えんwwスープの粘度が高すぎるので、ライスがなかなか沈まないのですw
慌ててスープ割をお願いすると、鰹が香る魚介スープで割ってもらえました。うん、割ってもまたおいしい。魚粉を加えると、味に深みが出ていいですね。
ただこのスープ、淡白なライスで味わうと、ちょっと豚臭さが目立っちゃうかもしれませんね。やっぱり麺で味わうのが一番か。

割りスープは基本的に店員さんがポットから注いでくださり、「調整できますんで濃かったら言ってくださいね」と声はかけてくれるのですが、できれば卓上ポットのセルフサービスの方が、気兼ねなく自分好みにできるかも。
それから、「つけ汁が冷めたら暖めますんで言ってください!」と頻繁に声をかけて頂けるのもありがたいのですが、電子レンジを置いてセルフサービスにしてもらった方が楽だなぁ。
ここらへんは関西と感覚が違う点かもしれませんね。

超満腹感の中、ライスもなんとか完食。
雑誌の撮影スタッフ等がドカドカと入ってきて、にわかに騒がしくなってきたので、サクッとおいとましましょう、ごちそうさまでした。

トータルで見て、「関西の雄、東京に殴りこみ」というキャッチはあながち間違ってないなぁ、と。この個性は他では味わえないでしょうね。
あとはこの「ド濃厚」と、その副作用である「単調さ」がどうウケるかですが。。。個人的にはちょっとキツかったかなぁ。でもJみたいに「3度食べるとハマる」中毒性がありそうな一杯でした。
「食べた後はもういいや~」と思う→「しばらくするとなんだか無性に食べたくなる」、まさに今、こんな感じですwww
オペレーションが落ち着いた頃に再訪してみたいと思います。

投稿(更新) | コメント (14) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんにちは☆

初めましてPKと申します!!
今日の帰りに狙ってる店だったんで、写真付きの詳細レポ非常に有難いです☆
大変参考になりました!!
有難うございます☆

PK | 2010年8月12日 12:52

PKさん

はじめまして&コメありがとうございます!

お、今日いらっしゃるのですね。お役に立ててよかったです。
まだオペレーションがバタバタしてるかもしれませんが、ド濃厚のつけ汁を楽しんできてくださいね~!

今後ともよろしくお願いします!

タム6000 | 2010年8月12日 13:19

こんにちは。

「無鉄砲」の関東進出という情報は噂に聞いておりましたが、
なんかとっても気になる一品ですね。タム6000さんの説明が上手だからかなぁ・・・

ジャムおじちゃん(充電中...)さん

こんにちは&コメありがとうございます!

レビューが長すぎて、読みづらかったですよね?すいません。。。
なんとか簡潔な文が書きたいのですが、なかなか。。。

で、このお店、かなりインパクト系でした!
おそらく、東京ラーメン界でも今年最大級の出来事になるかと思いますので、一度は食ってみる価値ありですよ!

また、今週末には、沼袋へ「無鉄砲」自身が進出、だそうで。
こちらも楽しみです~。

タム6000 | 2010年8月12日 15:45

どうもです~。

豚骨好きのモノですw
こんなお店がオープンしていたんですね~!!
>ひたすら「豚骨の旨味」を主軸として食わせるタイプです。
こんな言葉聞いてしまった日には・・・w早速マークです。
“こってり”なるメニューもあるようですが、コチラでも十分こってりな感じですねw
なるべく早く伺おうと思います!!

おうじろう | 2010年8月12日 16:14

おうじろうさん

こんにちは&コメありがとうございます!

この店、豚骨好きならば、絶対行っとくべきかと!
魚介で深みを出したり、甘みや酸味を足したり、野菜でトロミを付けたり。。。なんていう、最近のつけ麺界の概念をぶっとばしてくれる、超ソリッドな豚の汁wです。
好みは分かれるかもしれませんが、個人的にはアリですね~。

正直、食べ終わった瞬間は胃もたれしちゃって「いくらなんでも濃すぎてダメだ、もうたぶん来ないな」とか思っていたのですが、今日になったらなんだかもう一度食べてみたい自分がいますwww

こってりメニューは、オープン初日はあったようですが、今はベーシックなつけ麺しか提供していないようですよ。おそらくオペレーションが落ち着いたら復活するのでしょうけど。
こってりなるものは、ここに背脂がたっぷり入るみたいですw
これ以上濃厚になったらどうなるんだろう。。。でも、背脂の甘みでマイルドになったつけ汁も味わってみたいような。。。

タム6000 | 2010年8月12日 16:41

どうもです!!
全く存じませんでした(汗)
気になるものの、中野なんですよね・・・
全く土地感が無く、所用も出来ない地域なんですよね(涙)

例の件、気にしないでくださいね~
またの機会に!!

| 2010年8月12日 18:44

さん

こんばんは&コメありがとうございます!

こちら、西武新宿からチョコッと電車に乗れば着いちゃうエリア。
ぜひぜひいらして見てください!
なかなか今の東京では食えない個性的な味かもしれません。(これが流行れば、また雨後の筍のようにインスパ系が増えてきそうですけどね)

例の話、次回があったらぜひ呼んでください!!

タム6000 | 2010年8月12日 21:12

ロングレビュー、お疲れ様です。
いやあ、ついに来ましたねー。
噂通りの、「ド濃厚」。
麺の温度は計算かな、だとしたら、ただの力技のお店じゃない。
味わってみたいけど、私にもけっこうきつそうな仕様だなあ。
しかし、とみ田さんまで噛んでるのですね。
石神さん的にも、今年一番の注目店ではないでしょうか。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2010年8月13日 00:37

GT猫(ひっそり活動中...)さん

こんにちは&コメありがとうございます!

今年一番の話題になりそうなこちら、ミーハー心満載で早速行ってみました。

>>麺の温度は計算かな

うーん、でも、氷水で〆ていたという話も聞きますし、もしかすると意図していないかもしれません。。
通常は大将が麺上げと〆をやるみたいなんですが、この時は、女性店員さんがやっていましたし。
あのドロドロのつけ汁はあまり冷ましたくない(お願いすれば暖めてくれますけど)ので、結果的にうまかったんでOKですけど。

この味が東京でブレイクするかどうかは、仰るとおり石*さんとかの宣伝wにもよるんでしょうねぇ。
ポスト六厘舎のつけ麺の潮流となれるでしょうか?

タム6000 | 2010年8月13日 10:46

こんにちは~

こちら、昨日行って来ました。
レビューは…、地道に作成中ですw

卓上アイテムは色々揃ってましたけど、正直なところ、あまり合ってるとも言い難い気もしました。
高菜とか紅生姜って、白濁系の豚骨の方が合うのかもしれないなと。
スープ割りは、どうせポットで注ぐのなら、卓上に合った方が良いですよね。
女性店員さんがやってくれましたが、分量合ってる?と言いたくなるような入れ方でしたのでw

個人的には無鉄砲 東京中野店の方に期待してます。
あちらはモロ通勤経路上なので、空いてたら即突入します!w

corey(活動終了) | 2010年8月13日 13:50

corey(活動終了)さん

こんにちは&コメありがとうございます!

やはり注目度高いようで、皆さん行かれてますね!

>>高菜とか紅生姜って、白濁系の豚骨の方が合うのかもしれない

うーん、そうかもですね~。
とにかくドロドロなんで粉系は溶けづらいし、濃い味系もケンカしちゃうし、だったら薬味的なものの方が合うのかな?と思ったのでした。

スープ割の方式って、意見は分かれるかもしれませんが、個人的には卓上セルフタイプが好きだったり。
「出汁だけ飲む」とか「納得行く濃度までちょっとずつ何度も入れる」と自分なりに楽しめるんで。
ただ、ポットの中身がすごく温くなってて悲しい思いをすることがあるという諸刃の剣なんで、ベストは「店員さんに頼んだら熱々のスープがポットに入ってやってくる」ですかね。

>>個人的には無鉄砲 東京中野店の方に期待してます。

ドロドロつけ汁&太麺ってのもインパクトがあってよかったですが、やはりもうちょっと「スープっぽい」のも楽しみたい気がするので、僕も「汁物」に期待です!
てか明日オープンですね!

タム6000 | 2010年8月13日 15:11

こんばんは!

正統派のガツン系魚介つけ麺って感じがしますね~。

しかしスープに麺が沈まない理由が気になる…。

片栗粉の入った水の上をじたんだ踏んでる人間が浮かんでいるような科学的なものなのか…。

イケ麺 | 2010年8月13日 22:59

さん

こんにちは&コメありがとうございます!

あ、ここは魚介ではなく、完全豚骨のみ、というドロドロスープですね。
最近の豚骨魚介のように味が複雑なわけではないのですが、豚骨一本の潔いつけ汁が強烈でした。
ちょっと食べたことない味なんで、一度は食べてみる価値あると思いますよ!

片栗粉www
あれ、ものすごい勢いでバタバタしないとダメなんですよねw

タム6000 | 2010年8月15日 00:24