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「B(醤油チャーシューメン)」@神戸ラーメン 第一旭 八丁堀店の写真 延々たる猛暑の日々ですが……少しだけ、夜はしのぎやすくなったような気が(6日)。会社帰り、心地よい風にあたりながら茅場町までウォーキング、「第一旭」へ。
 「神戸ラーメン」と大書した看板、引き戸を開けると店内は古ぼけた内装で少しヌルついた床、入口右手の券売機も結構年季が入っています。とりあえず、「B(醤油チャーシューメン)」(750円)をポチッとな、店員さんに食券を渡してカウンター席に座り、前を見てビックリ。なんとカウンターが面した壁が鏡張り……自分の顔を眺めながらラーメン食べるほど、ナルちゃんじゃないんですが。カウンターも異様に奥行きがあり、カバンが置けそうなほど。なんとなく居心地の悪さを感じつつ、待つこと約5分で丼到着。
 では、スープを一口……うん、結構好みのタイプです。豚の風味豊かな動物系、豚骨を使わず数種の豚肉と鶏ガラなどでとっていると聞いており、脂っぽくなく淡白な割に味が太く、コクも相当に深い。醤油カエシは少し強めで、ケミカルの旨みはもっと強め、これに胡椒の辛味がチリチリと絡んで……食べ手にもよるんでしょうが、一昔前の京都など関西のラーメンを食べなれた身には懐かしく感じられ、この「庶民的」でちょっとチープな味にホッとします。
 麺は、博多麺よりは気持ち太めのストレート。丼の大きさの割に結構な量が入っており、お陰でなかなか持ち上げにくいのですが……加水率低めでポクポクとした歯切れ、飾り気のないアケスケな甘みが、調味料のチープな派手さとお似合いです。
 具材は、チャーシュー、メンマ・モヤシに、九条ネギがタップリ。このチャーシュー、スープをとった肉を使っているらしく、当然のことながら実にスープによく合います。あまりにも似合い過ぎて、もう少し味付けのアクセントが欲しいところですが……ま、これはこれでよし。ザクザクした食感の九条ネギも、個人的には大好物。
 ―――これまで考えたこともありませんでしたが、この「第一旭」や「新福菜館」、「萬福」などの京都系スタイルは、どこか広島ラーメンに似てなくもない。庶民派で優しい味の動物系、調味料の派手な味わい、ストレートの細麺、ネギやモヤシの使い方、薄切りチャーシューのあしらい方……そして、何より胡椒が似合うこと。きっとルーツに共通したものがあるんでしょうな……いずれも、まだ大陸からの引揚者が多かった昭和20年代がスタートだったことを思うと、当時のいわゆる「支那ソバ」は、どの街でもこんな味だったのかもしれません。

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