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「猛烈タンメン鼻血ブー(スタンダード)¥800」@なんつッ亭 秦野本店の写真【我が青春のなんつっ亭】

カウンター席に座るなり、男は店員に告げた。

男『…鼻血ブーを平打ち麺、スタンダードで頼む…』
店員『辛味噌ラーメンをスタンダードですね?』
男『…そっ、そうだ…』

わざわざ『鼻血ブー』などと恥ずかしい名称を口にする必要はなかったのである。
男は動揺を隠すかの様に、グラスの水を飲み干した。

どの位の時間が経っただろうか、不意に男の前に黒い丼が置かれた。
色合いの良さに男は目を見張った。
なんつっ亭お得意のマー油の黒、モヤシの白、青ネギの緑、そしてラー油の赤。
特にラー油の赤とマー油の黒の対比が見事だった。
男はまず黒にも赤にも侵食されていない部分にレンゲを入れた。
辛味噌のはずだが、味噌の主張は弱く、辛味も少なめだった。
ベースの豚骨スープを生かす為に、敢えて味噌を少なめにしているのかも知れなかったが、そこまでの意図があるのかどうかは男にはわからなかった。
マー油と一緒に飲んでみると、マー油の風味の方が勝ってしまう程だった。
ラー油側には肉味噌らしき挽き肉の山があった。
口にしてみると花椒が強く香る。
これでピリリとした刺激を演出するらしい。
男は全てを混ぜてみる事にした。
ラー油の辛味、花椒の香り、マー油の香ばしさが一体となったそれは…何といおうか…そう…担々麺ライクだったのだ。
“辛味噌”より“担々麺”に近い味わいと感じるのは、やはり花椒が大きく起因しているのではないか、と男は感じた。
想像していた辛味噌とは異なったが、これはこれで悪くない、うむ、悪くない、と男は頷く。
モッチリとした平打ちの太麺との組み合わせも良い。
モヤシの上から掛けられた物はガーリックチップ。
他にチャーシュー1枚とキクラゲ。
男は堪能した。

店員『ありがとうございましたぁ!辛味噌ラーメン¥800になります!』
男は心の中で『…いや…鼻血ブー¥800だ…』と呟いて、店を後にした。

『…フッ…鼻血ブーか…鼻血ブー…プッククク…』
独り思い出し笑いをする男の背中に秋風が冷たく吹き付ける。
男は一つの教訓を手に入れたのだ。

“ 猛烈タンメン鼻血ブーを注文する時は、辛味噌ラーメンと注文すべし ”

『御馳走様でした』

投稿 | コメント (4) | このお店へのレビュー: 6件

コメント

鼻血ブー
何とも懐古的な響き…
こころ洗われるような、魔性の言葉
ボインちゃんラーメンを探す旅に出かけますm(_ _\"m)ペコリ

ランディ | 2010年11月1日 13:05

コレ食べて鼻血が出た場合は
ちゃんと女性店員が介抱してくれるんでしょうか?
膝枕でw

スーパーくいしん坊 | 2010年11月2日 21:28

嘆きの六連星さん、こんばんは。

鼻血、ブー! ついつい、筋少の「元祖高木ブー伝説」が頭の中で・・・w
なんという名前のメニューなんでしょ。

なんつのメインのラーメンは今ひとつ私には合わなかったのですが、
このラーメンは結構好みそうな気がします。

ぬこ@横浜 | 2010年11月5日 21:29

>Mr.

ボインちゃん?
パラグアイ代表を応援する美人すぎるボインちゃん?


>Mr.スーパーくいしん坊

この日は残念ながら男性店員しかおりませんでしたのでw
膝枕なんかしようものなら、毎回鼻血出して膝枕して頂きますwww
通いますよw
耳かき店行きて~!!!
江尻美保さんの御冥福を心からお祈り致します。


ぬこ@横浜さん

『俺の空』➡『ぼくの空』
『蒙古タンメン中本』➡『猛烈タンメン鼻血ブー』

という一種のインスパイアである訳ですなw
辛さは4段階でお選び頂けますので、機会があれば是非。

嘆きの六連星 | 2010年11月29日 03:19