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こんにちは、はじめまして。
kongohrikisi27 と申します。
陰ながらですがレビューは参考にさせてもらってます。
ラーメンダイエットオモシロいですね。
今後ともよろしくお願いします。
kongohrikisi27 | 2010年12月4日 14:25こんにちは、はじめまして。
kongohrikisi27 と申します。
陰ながらですがレビューは参考にさせてもらってます。
ラーメンダイエットオモシロいですね。
今後ともよろしくお願いします。
kongohrikisi27 | 2010年12月4日 14:25
お店は、かつての「らーめん 勇」の裏手あたり、黒塗りの板壁に白妙の暖簾というシックな店構え。店内も黒を基調に、柱や壁隅に朱塗りの化粧板をあしらうなど、結構お洒落な雰囲気です。券売機は入口右手、基本的に「塩」と「白醤油」の二本立て、とりあえず「銀笹白醤油ラーメン」(800円)と「味玉」(100円)だけを、ポチッとな。
席に着くと、黒塗りのお盆が配されます。竹製の箸、塗りもののレンゲ、三角に織り込んで小さな竹籠にのせられたおしぼり、お茶の入ったお洒落なグラスに、小皿に入った薬味類。和食屋さんではそう珍しくもない支度でも、ラーメン屋さんでこういうものを出されると、なんか新鮮な驚きがありますなぁ……丼は、約6分で到着。
では、スープを一口……こりゃ完全に、「日本料理」ですな。能書きでは、「昆布、鰹節、煮干」の出汁に「鶏ガラ、豚骨」を合わせたものだそうですが、まず魚介出汁の取り方が、完全に「板前」流。各魚介系食材の心地よい風味は残しながら、旨みをスマートにシナジーさせたクリアな出汁、舌に触れた瞬間から、ジンジンとしみ渡るような味わいです。動物系にも下卑た風味は一切なく、それゆえクリアな魚介出汁との馴染みも実に深い。さらに、これら濃密な旨みが、白醤油のほのかな甘みを、炙り出すように押し出します……
麺は縮れた細麺で、スープの持ち上げが実にいい。雑身の一切ない、スッキリとしながら実に温かみのある甘みで、クリアなスープとよく噛み合う。具材は、チャーシュー、メンマ、つみれに青菜・ネギ、そしてパラリと糸唐辛子。まずはこのチャーシュー、炙りが入れてあるせいか豚の風味が強められており、それがスープとの間にクッキリとしたコントラストを際立たせ、それでいて味としては、キチンとスープとの連続性をもたせてある。つみれは、トッピングメニューにある「鯛つみれ」と思われますが、淡い甘みが美しい上に、中に細切りの根菜が仕込んであり、食感の変化もまた美しい。
小皿の薬味類は、アオサ海苔に揚げニンニクと揚げタマネギ。アオサはともかくとして、揚げタマネギまでは「洒落」だと感じましたが、ニンニクは揚げ方が足りないのか風味が強く残っており、完全にこの一杯には合いません。こいつぁ「不覚」ですなぁ……
―――なにがなし、「美味さ」よりは「美」を追求した味。「濃厚」「魚粉」「ジャンク」などのキーワードに埋め尽くされたラーメン界から見れば、あの「ムーミン」のスナフキンのような、「ワケ知り顔」でスマした味に映るかも。しかし、日本料理流に「引き算」で磨き上げたクリアな味に、なぜ薬味で余計な「足し算」を試みたのか、理解に苦しみますな……ま、別皿提供ですから、次から入れなきゃいい訳で。「らーめん 勇」を失い時が止まった街角に突如現れた「新星」、末永く通わせていただきます。