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風邪でダウンしていた今週、金曜くらいからようやく復活し、土曜(29日)はウォーキングがてら秋葉原へ。お目当ては、面白い麺を使うという新店「紬麦」。 店の場所が分かりにくいとの事前情報、アクセス方法を店舗情報に書いておきましたが、路上看板にさえ気づけば、さほど到達困難ではありません。ずいぶん古そうなビルですのでどうかと思いましたが、比較的「場末感」は薄い方。「紬麦」も白一色の外装で、ピカピカの新店といった装いです。券売機は店外にあり入口左手、まずは筆頭メニュー「らーめん」(750円)と「だし味玉子」(100円)を、ポチッとな。丼は約5分で到着。 では、スープを一口……おぉ、ラーメン的にアレンジされていますが、コンセプトとしては「うどんつゆ」。主軸は和風出汁で、昆布をベースにカツオ節の豊かな風味を強調していますが、旨みの懐の広さから、イリコなども多少使っているのかな。カエシはさほど強くなく、昆布の風味と相まって、全体のトーンとしては関西風うどんつゆにやや近い。この「うどんつゆ」に動物系をあわせるWスープのようですが、動物系は下支え程度の使い方。 さて特筆すべきは、なんといってもこの麺。香川県オリジナルの小麦「さぬきの夢」100%使用ということで、能書きは店内でご確認いただくとして……コイツが実に美味い。純朴で純真、ひたむきに訴えかけてくるシンプルな風味。よくある北海道産小麦の内気な「しとやか」さや、外麦系の派手な風味とは一線を画す、実にストレートで力強い味わいです。敢えて毎朝製麺し、熟成させずに出すそうですが、確かに世に多いムチムチ・プリプリしたセクシー系の食感とは違うものの、ポクポクした歯切れや多少ザラつきを感じさせる麺肌が、どこか「うどん」的な素直さを感じさせながら、コシ・粘りの違いも際立たせて、非常にオリジナリティーの高い食感です。 具材は、チャーシュー、メンマ、ホウレン草、ネギ2種に、追加の味玉。なんといっても特筆は、白ネギの細切りで、関西風のうどんつゆとこの麺とくれば、コイツは「マスト・アイテム」と言えましょう。他の具材も、麺・スープの自然な味わいを邪魔しないようよく調整されていますが、敢えて言えば、これらを廃した「かけラーメン」というメニューがあっても、このクォリティなら成立すると思われます。 ―――「小麦と肉 桃の木」などの例を引くまでもなく、関西系のうどんつゆと動物系食材の相性の良さに着目した一品は他にあるものの、敢えて麺にこだわって、ラーメンでもない「うどん」でもない独自の世界を、完全無化調で切り開いた一品は極めて希少。う~~む、意図不明なニュアンスはいくつかあったものの、恐るべき完成度。こいつぁ、再訪必至ですな。
店の場所が分かりにくいとの事前情報、アクセス方法を店舗情報に書いておきましたが、路上看板にさえ気づけば、さほど到達困難ではありません。ずいぶん古そうなビルですのでどうかと思いましたが、比較的「場末感」は薄い方。「紬麦」も白一色の外装で、ピカピカの新店といった装いです。券売機は店外にあり入口左手、まずは筆頭メニュー「らーめん」(750円)と「だし味玉子」(100円)を、ポチッとな。丼は約5分で到着。
では、スープを一口……おぉ、ラーメン的にアレンジされていますが、コンセプトとしては「うどんつゆ」。主軸は和風出汁で、昆布をベースにカツオ節の豊かな風味を強調していますが、旨みの懐の広さから、イリコなども多少使っているのかな。カエシはさほど強くなく、昆布の風味と相まって、全体のトーンとしては関西風うどんつゆにやや近い。この「うどんつゆ」に動物系をあわせるWスープのようですが、動物系は下支え程度の使い方。
さて特筆すべきは、なんといってもこの麺。香川県オリジナルの小麦「さぬきの夢」100%使用ということで、能書きは店内でご確認いただくとして……コイツが実に美味い。純朴で純真、ひたむきに訴えかけてくるシンプルな風味。よくある北海道産小麦の内気な「しとやか」さや、外麦系の派手な風味とは一線を画す、実にストレートで力強い味わいです。敢えて毎朝製麺し、熟成させずに出すそうですが、確かに世に多いムチムチ・プリプリしたセクシー系の食感とは違うものの、ポクポクした歯切れや多少ザラつきを感じさせる麺肌が、どこか「うどん」的な素直さを感じさせながら、コシ・粘りの違いも際立たせて、非常にオリジナリティーの高い食感です。
具材は、チャーシュー、メンマ、ホウレン草、ネギ2種に、追加の味玉。なんといっても特筆は、白ネギの細切りで、関西風のうどんつゆとこの麺とくれば、コイツは「マスト・アイテム」と言えましょう。他の具材も、麺・スープの自然な味わいを邪魔しないようよく調整されていますが、敢えて言えば、これらを廃した「かけラーメン」というメニューがあっても、このクォリティなら成立すると思われます。
―――「小麦と肉 桃の木」などの例を引くまでもなく、関西系のうどんつゆと動物系食材の相性の良さに着目した一品は他にあるものの、敢えて麺にこだわって、ラーメンでもない「うどん」でもない独自の世界を、完全無化調で切り開いた一品は極めて希少。う~~む、意図不明なニュアンスはいくつかあったものの、恐るべき完成度。こいつぁ、再訪必至ですな。