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「醤油味玉らーめん」@らーめん おんぱと 神田の写真 雨……職場近くの「らーめん 勇」は明日閉店で(30日)、こんな雨の中あのオヤジ、まさか寂しそうにしてるんじゃ……などと心配して覗いてみると、全くの杞憂。店内はおろか、店外にまで待ち客が。この店とは随分昔からのつきあいですが、こんな盛況見たことありません。ドアの窓から見えるオヤジの顔も楽しそうだし、残念ですがこれでお別れということで……ちょっと後ろ髪を引かれながら、秋葉原「おんぱと」へ。
 黒板張りの「イマ風」な店構え、暖簾をくぐると常連客2名がのんびりムード。入口右手の食券機で、「醤油味玉らーめん」(750円)をポチッとな。
 ご主人はちょっとドスのきいたご面相、体つきも結構な恰幅ですが、動きは素早い。手鍋にスープを入れ、さらに醤油ダレも投入、鍋口に火が回り込むほどの強火で一気に加熱しております。油を一匙注いで仕上げた丼は、湯気がモウモウと立って、写真も真っ白。
 では、スープを一口……アツアツにしては、ハッキリ感じられる魚介の旨み。魚介系はカツオが前面、「節粉」から煮出したような味で、淡い渋みはあるものの、「パンチ」のあるカツオ味です。ただし、この強い旨みはカツオだけではなく、鶏・ゲンコツや野菜、昆布なども使った、「シナジー」型と感じました。醤油ともよく馴染んでおり、見かけほど「トガり」を感じないのは、あの「お鍋グラグラ」のご利益でしょうか。
 麺は中太ストレートで、やや平打形状のもの。程良いゆで加減で熱にもダレず、最後まで心地よい食感。敢えて自己主張しない味わいですが、「パンチ」系スープの受け方としては正解かも。大きなバラ肉チャーシューは、一転して強烈な「存在感」。なんせ肉汁タップリで、魚介系スープとのパンチの応酬は……「ハード・バップ」(モダンジャズのジャンル)の世界かな。なぜか「豪放」な説得力があります。それでいて、薬味はネギを廃して水菜のみで、なんとも極端なコントラスト。
 「カツオ」と「チャーシュー」のパンチに対して、研ぎ澄まされた「旨み」と「水菜」。まるで「ジャズ・メッセンジャーズ」のアート・ブレイキーとクリフォード・ブラウンの応酬を聞くようで、「水と油」とも感じるし、「不思議と噛み合う」とも感じる、なんとも不思議な「ハード・バップ」の世界。これは、賛否分かれるでしょうが……こういう愉快な一杯は結構好きなタイプですので、おじさんは「アリ!」に一票。

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