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「塩らーめん」@塩らーめん専門 はるかぜの写真 人間、辛い状況が続くと無言になるものですが……思わず無言になってしまう「暑さ」(9日)。もはや呆然とするのみで、会社の帰りに黄色い電車でフラフラ東に向かう途中、ふと宿題店を思い出して途中下車。小岩「はるかぜ」へ。
 白い暖簾をくぐると、入口脇にいきなりデカイ製麺機。これは明らかに、客寄せ用のデモンストレーションですな……ちょっとヒキ気味になりながら、先客ゼロのカウンターに着席。注文は「塩らーめん」(580円)。
 注文を受けて、ご主人おもむろに店の奥に消えますが……いっこうに調理が始まりません。4, 5 分後、後客1名が来店し「特塩」を注文、煙草を吸いはじめますが……吸い終わっても、まだ調理が始まりません。さては「ゆで湯」の火を落としていたか……これは感心しませんな。約12分後、後客の「特塩」と同時に丼到着。
 では、スープを一口……鶏ガラ・ゲンコツからシッカリ旨みを出した清湯スープ。これにホタテの風味を軽くにじませた、非常にシンプルな味わいです。少し肉を残した鶏ガラを使っているのか、中華の鶏スープのような優しい味わいを前面に出しており、塩加減を抑えてキレを弱め、フワリとした「旨み」で飲ませるスープ。ジンワリした甘みも、悪くありません。
 麺は中細で、軽くウェーブのかかったもの。製麺機を見せつけられて、かなり期待していましたが……甘みを帯びた味はともかく、コシ・食感はいずれも弱め・柔らかめで、完全に飲んだ後の「シメ」用設定。この麺に、白髪ネギ・水菜・モヤシを絡めていますが……白髪ネギには辛みが残っており、ジンワリ系スープとケンカ中。モヤシもゆですぎたか、ちょっとヘタり気味です。
 そして、問題はチャーシュー。写真で白く見える物体は、なんと全部脂身。ポロリと転がる小さなカケラが「肉」の部分で、9割以上が脂身という、ワタシ的には前代未聞の一品。思わず目の前の写真付きメニューを見ると、たしかにどの丼にのるチャーシューも、脂身5割以上。少し囓ってみましたが、ま、味は悪くありません……ほとんど残しましたけど。
 スープのシンプルな旨みで勝負するコンセプト。こういう一品では、麺・具材ひとつひとつのクオリティが厳しく問われ、決して手を抜いてはいけません。ま、池袋「塩そば 桑ばら」なども、こういう「ハイリスク・ハイリターン」的な考え方ですが……シメ用に振っているとはいえ、まだアチコチに「隙」が目立ちますな。スープはいいセンいっているだけに、ちょっと惜しい一杯でした。

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