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福建正が9月で閉店と聞いたので、ご主人に「この後、どこかでラーメンやるんですか?」と訪ねてみた「もう歳だからやらない」と、にこやかだけど淋しげに答えてくれた「じゃあ、ラーメン丼なんかはどうするんですか?」「もう使わないから捨てちゃうよ」「ええっ、想い出の詰まった歴史ある丼を捨てちゃうんですか? もったいないですよ 捨てるんだったら譲ってもらえませんか?」と頼んでみると奥さんが、厨房に行ってラーメンどんぶりと中華どんぶりの2つをもってきてくれて、「どうぞ、もって行ってください いいですよ どうぞ」と云って下さった「ホントにいいんですか」と再度確認をして、結局2つともいただくことにどんぶりの代金はいらないと云いましたが、そんなわけにはいかないので最後には受け取ってもらいました◆どんぶりの内側に「福建正」と店名が刻まれ、 電(22)8721と局番も二桁である 雷文の模様にも歴史の重みを感じる やや色はあせてしまったけれど、堂々とした風格がやけに悲しい県庁近くの伝説の店「ふみのや」も昨年店を閉め、そして福建正も閉めることに…昭和の灯が段々消えてゆくのは実に寂しい
「この後、どこかでラーメンやるんですか?」と訪ねてみた
「もう歳だからやらない」と、にこやかだけど淋しげに答えてくれた
「じゃあ、ラーメン丼なんかはどうするんですか?」
「もう使わないから捨てちゃうよ」
「ええっ、想い出の詰まった歴史ある丼を捨てちゃうんですか?
もったいないですよ 捨てるんだったら譲ってもらえませんか?」と頼んでみると
奥さんが、厨房に行ってラーメンどんぶりと中華どんぶりの2つをもってきてくれて、
「どうぞ、もって行ってください いいですよ どうぞ」と云って下さった
「ホントにいいんですか」と再度確認をして、結局2つともいただくことに
どんぶりの代金はいらないと云いましたが、そんなわけにはいかないので
最後には受け取ってもらいました
◆どんぶりの内側に「福建正」と店名が刻まれ、
電(22)8721と局番も二桁である
雷文の模様にも歴史の重みを感じる
やや色はあせてしまったけれど、堂々とした風格がやけに悲しい
県庁近くの伝説の店「ふみのや」も昨年店を閉め、そして福建正も閉めることに…
昭和の灯が段々消えてゆくのは実に寂しい