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「上生粋正油そば(950円)」@秋刀魚中華そば 生粋の写真かつては大ブレークしたさんま出汁ラーメンの生粋。池袋の片隅でまだ健在なのには、ほっとしました。

どうしてここにいるのか分かりませんが、気がついたら生粋の店の前に立っていました。池袋のPゾーンはこんなにもと思うほど縮小され、かつての面影はどこにもありません。かろうじて、この生粋あたりは往時の1%の規模でところどころに黒服が立っていて、この黒服とキッチリ話すことがその日の始まり、みたいな時代がありました。

生粋のことを後で調べたら、2004年には既にラーメンのサイトに登場しておりますので、誕生は更にさかのぼるのでしょう。どこから歩いてきたのか記憶にありませんが、暑さで朦朧としているうえに、お店も陽炎でゆらいでいるかのようです。お店の前に進んで店外に出されているメニューを見ると、なんだこれは。冷やしそばのバリエーションが高らかに集客をしており、生粋たるもの、さんまラーメン以外のものを提灯にするとは、と何故か怒りがこみ上げてきます。

っちわ。お店に入りました。朦朧とした体にはさんまが効く、との思いでの入店。心底では、冷やしを食べている客がいるのかどうか確認したいという欲求もありました。もしいたら、頭から水を・・・。店内は聞いていた昭和ブルースの面影がわずかに。定量的には8%くらい。お客がいないのを確認し、ほっと胸をなでおろします。カウンターに囲まれた厨房には男女ひとりずつ。

目の前のカウンター席に座ろうと思ったら、食券お願いしますという機先を制する無粋な女声。半歩ずっこけてよろよろと券売機に進みます。このくそ暑い中冷やしなんか食えるか、食べたいけど、と躊躇しながら押したボタンは、上生粋正油そば(950円)。カウンター席に座り食券を渡します。店内は思ったよりも奥が深く、と思ったら、鏡、ミラーですがな。もの静かそうに見える青年が調理を始めると、いよっ、待ってました。

店内にさんまの焼く匂いが漂ってきます。いや、ほんとほんと。チャーシューを溶岩プレートで焼き始め、湯切りは静かに、ストロークは小さく、繰り返しスナップするタイプで。ささっと盛り付けて、サーブ。

にぎやかな麺です。もうさっきから秋刀魚の匂いがぷんぷん。大好きです。魚界で一番エライ魚、秋刀魚。どんなに安くてもちゃんと脂がのってるもんね。内臓も全部食べられ、実はそこが一番うまい。トッピングでは、味玉、大判チャーシュー、めんま、きざみねぎ、水菜、のり、というスタンダードな乗せ物は全部入りで950円。別皿に、結構な量のたまねぎ。

矢も盾もたまらず、スープをいただきます。こいつ、もう、こんちきしょう、うますぎる。さんまの匂い、味がまんまでスープに溶解していて、念願のさんまとラーメンを一度に楽しめるラーメンです。さんまが嫌いの御仁?食べる必要がないと思います。匂い消し?必要ないと思いますが、実はたまねぎがその役目でイマドキのは新玉ねぎですから、食べるとエクスタシー感じますよ。

ただ残念なのは、悲しいかな、2分もたたないうちに鼻が匂いに鈍感になって、感じなくなるんです。つまんない。

麺は中細のややうねりが入ったあまり特徴のない主張のない麺で、いいように取ればスープを生かすために滅私しているわたし、麺です。茹ではまあまあの固ゆでで、その点では落ち度はありません。もうちょっと細くて強靭な麺をもってくれば、とここは残念。チャーシュー、めんまは標準のうまさ。このくらいは最低やってくれないと、ぶくろじゃけんね。

やっぱり、スープと玉ねぎに尽きるラーメンでした。さんま、ですから、醤油しかないと思って、塩は試す気にはなりません。デビュー当初はどんな味だったのかなあ。復刻版を食べてみたいね。それじゃあ、おなかも一杯になったし、Pゾーンで続きを。

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