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「味玉味噌らーめん¥850」@饗 くろ㐂の写真今話題の「くろ㐂」へ訪問した。
実は月曜日にも伺っていたのだが、臨時休業という大名目にフラれ、
再度このスーパー残暑の中、神田和泉町まで足を伸ばしたのである。
神田和泉町とは言っても場所はかなり秋葉原〜御徒町寄りで、
清洲橋通り沿いの、よく注意していないと通り過ぎてしまう所に店は有る。

昼閉店間際の時間帯にも関わらず店内は先客で賑わってた。
ピーク時間を外して来ようという、自分と同じ理由のお客さんと見受けられる。
店内は噂どおりの小洒落た和食屋さんのような清潔感溢れる佇まい。
奥壁には「佐藤 黒」とか「純黒」に「あらごし梅酒」といった、
酒屋でも入荷制限がある芋焼酎が並んでいる。きっと御主人の趣味趣向のラインナップなのだろう。
そう言えば、芋焼酎の人気酒に「㐂ろく」という商品がある。「喜」を「㐂」と書く名焼酎だ。
こちらの屋号は、御主人の名字とこの「㐂ろく」を引っかけたネーミングなのではないだろうか?
もしそうだとすると、御主人は無類の焼酎好きかもしれない。。。

こちらは「塩そば」のレビューが多い店であるが、
もうひとつの目玉商品である「味噌らーめん」を今日は頂くことにした。
「塩」も捨てがたい想いだったが、昨日は化調爆裂の濃い塩ラーメンを食べたので、
こちらの無化調クリアスープの塩ラーメンとは昨日とのギャップが凄そうなので止めにしたのだ。

約10分程待つと「味玉味噌らーめん」のお出ましだ。
噂どおりの少なめどろスープである。まるで、逆に汁多めのまぜそばのような風貌。
注文直後に店員から「当店の味噌ラーメンはどろどろ系で海老のエキスを使って・・・」と
一応お断りというか説明を受けた。皆、塩スープとのギャップに驚くのだろう。。。
個人としては、むしろこのような量極端なスープで勝負しているお店の姿勢に心意気を感じるが。

自家製麺という全粒粉の中太やや平打ストレート麵。
もやし・にんじん・きゃべつ等の新鮮野菜は一度軽く炒められているようだ。
そこにしゃきしゃきの白髮ネギが添えられている。
そして厚めで仕事しっかりのとろ豚叉焼。味玉はソフトだが固茹でに近い仕上がり。
テクスチャーのバランスは見た目も味も含め見事な出来で完成度も高い。
スープの風味は、味噌の香りと味よりも先に甲殻類独特の香味が立っている。
京都と信州の味噌に胡麻や昆布・椎茸・アーモンド等が練り込まれているという特製味噌は、
その濃厚なとろみとは裏腹に、非常に優しく上品な味わいに仕上がっている。塩味も軽い。
風味も非常に複雑で、豚骨・鶏がら・モミジ・魚介の出汁が一般的な味噌感を抑えている。
なので、味噌!という主張する味噌味にはなっておらず、とてもライトで奥深い風味だ。
当然、味噌自体も非常に複雑で結果オーライな特製味噌に仕上げているからこその味と言えるが。

ふと思い出したが、こちらの御主人は噂によれば、以前は鶯谷の名店「ラーメン長山」に居たらしい。
そう言えば「長山」の味噌ラーメンも醤油とも味噌ともつかない独特な味噌ラーメンを提供していた。
勿論、ここの味噌味と直接には無関係な話だろうが、ふとそんなことを思い出した。。。

「きら星」や「麺屋33」等を思い起こさせる超どろスープを麺全体に混ぜ絡める。
オリジナル配合だという「やげん堀」製の七味唐辛子を少しふりかける。香りも良い!
麵の食感と香りがスープの個性に消され気味ではあるが、確実に主張は受け取れる。
残念だったのが、どなたかのレビュー写真にあった、味噌ラーメン用の調味オイルが無かったこと。

昨夜から舌脇に大きな口内炎ができた為、いつもよりゆっくりと食べ進めていく。
そのおかげか、濃厚にして繊細で優しいスープの風味をしっかりと確実に感じることができた。
とろみ濃厚なスープの中に、いくつもの練り込まれた出汁や素材の残骸らしきものが見える。
しかしスープにはザラつきはなく、そこはかとなくクリーミーでまろやか。
そして叉焼も中々美味い!それぞれの風味は結構バラバラで個性的な布陣であるが、
不思議と皆一緒になると独特のまとまりというか一体感が感じられる。。。
こちらの「塩そば」ファンにはおそらくアピールし損ねる可能性も否めないが、
この「味噌らーめん」自体は作品として異端であり見事だ!好き嫌いで言えば、好き。
次回は是非真逆に位置する「塩そば」を体験してみたい。。。

ご馳走様!

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