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「エビソバ(750円)」@大井屋の写真ノスタルジック海老そば。哀愁の霧はかかっておりませんでしたが、なんだか最果てのおいしい店に来た感じ。

お店の中に入ってカウンターに座ると、なんか最果ての町の1軒しかないお店に入り込んだようで。おいおい、そこで呑んでいるのは寅さんじゃないかい。トランク片手に旅から旅へ。結構毛だらけ、猫灰だらけ。旅の途中で寅さんが一息入れるお店ライクです。

茨城県龍ヶ崎市に来ています。地元のブログで大発見したお店、大井屋さん。写真を見るとちょっとばかしふる~い感じのようで、これは絶対に行ってみようと機会を狙っておりました。20年、30年と同じ場所で商売をしていると、永い年月がそれなりにお店を老化させていい感じになります。そういうお店がばたばたと閉店に追い込まれている最大のロング不景気。困ったことです。その中生き残っている大井屋さんてどんなお店なのか。

住所を頼りに住宅街を進みます。おお、ここですね。隣は割烹旅館かな。住宅街に1軒だけぽつんとあるわけではなかったです。お店はお店らしくなくちょっとした工場のような印象を受けますが、入口には赤い暖簾が下がっていて旅情を誘います。店内からは灯りが漏れてきていて、これからどんどんくらくなると、 中の灯りが恋しくなっていくんです。

のれんを分けて入店。いいねえ。右手が小上がりになっていて、おばちゃんがオーダー品を待ちながらテレビを見てますぜ。小上がりというか座敷というか、広いです。左の方に目を移すと、まあひろ~い厨房があります。年季が入っていますし、永い年月によっていろんなものがすこしずつ貯まっていった感じですよ。使いやすそうな厨房です。必要なものはすべて手元にある、ような。

厨房を囲むようにしてL字カウンター。常連さんが一人座ってます。つまみを食べながら店主と話しながら呑んでます。カウンターの高台の上には、空いたジョッキーと焼酎に入れるレモン飲料。ジブンあこがれの光景です。店主は、ああそうでしたか、オムライスを作ってますね。おばちゃんの今日の夕食はオムライスのようです。

さてと店主が調理しているうちにオーダーを決めなきゃあ。席の近くの壁にお店を紹介した新聞記事が貼ってあります。チラ見すると、どうやらスペシャルティは唐揚みたいですね。メニューをみると、載ってません??麺類は種類もたくさんで、メニューの文字からうまいぞオーラが出てる感じです。じゃあ、これにするか。

エビソバ(750円)

ご飯ものに、エビ丼というのがあります。それがヒントでした。エビソバがあんまりうまいので、お客さんのリクエストでドンブリも作りました、と店主がDANCHU-の取材で応えている光景が頭をよぎったのです。

店主にオーダーしてから新聞の続きをみましょうか。これ、何時の新聞かなあ。お店のあったところは義父が住宅街で魚屋をしていて、店主がそのお店を引継ぎ中華料理店として16年と書いてありますね。お店の一番人気は肉丼であると。そっか。塩味のエビソバもよく出る、と。へへ、ぴんぽ~ん。そのあと記者は唐揚を作ってもらい、うまいうまい、なんて書いてあります。このくらいの取材なら、ジブンにまかせてほしいねえ。もっとみんなが知りたい質問をするぜぇ。お客さんが行きたくなることを教えてあげるぜぇ。スギちゃん、ワイルドだろ~。

あれ、これかよ。ジブンの背中の位置に黒板があって、そこのメニューに唐揚が書いてありました。じゃあ次回ね。店主は手慣れた感じでたんたんと調理中。おばちゃんはずっとテレビを見てオムライスを食べていて。カウンターのお客さんは、つまみをフィニッシュ。竜経大の話を店主としてます。ここは竜ヶ崎経済大学の近くにあるんです。竜経大だけの学割もきくんですよ。商店街が龍竜連携をしてるんです。

さて、12分後、エビソバ完成です。

塩スープでエビの入ったあんかけラーメンですね。うまそうです。ご主人は東京の何軒かのお店で修行したと書いてありましたが、そんな店主と竜ヶ崎の魚屋のお嬢様が結婚して魚の大井屋がやがて中華の大井屋になったというストーリーですね。あんかけと関係ありませんが。白菜や人参や青菜が丁寧にカットされてます。どれどれ。れんげを差し込んであんかけをいただきました。

これはじ~んとからだに沁みこんで、うまいねえ。熱々で、あんが味っぽい。上湯のコクが旨みとなって実にいい味です。お店から想像する味の幅のウエの方が当たりでした。この店主は料理が上手ですね。もうこれだけでわかりましたよ。エビもぷりぷりでうまい。やっぱりドンブリで食べたくなりますよ。

麺は中華の細麺。硬めに茹であげられ、これ早く食べると最後まで食感のいい麺がたのしめます。ただあんかけの熱容量が大きいので足が速く、ジブンの場合最後の三分の一は普通の麺に成り下がるかもしれません。麺にあんが絡み、美味ですぞ。あんがだんだん薄くなって最後に塩味スープになりましたが、このスープがうまかった。タンメンも絶対いけますね。

あんかけを楽しみ、思わずライスの追加をしそうになりましたがそこは我慢して。いやあうまいお店でした。こういう結果になるとうれしくなっちゃいますね。次回は、タンメン唐揚、タンカラにしよう、とココロにかたく決めた行列なのでした。

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