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「タンメン(740円)」@中国飯店 なるきの写真中華飯店なるきのタンメンはダーウィンの進化論だ。タンメンが進化していく最終形がここにあった。

福島県郡山に来ています。

体調も万全です。昨日の昼から宇都宮入りして深夜までずっと食べ続け、深夜にエンジョイしてカロリーを消化。ぐっすり寝て朝から郡山に入って来ました。目的は、中華飯店なるきのタンメン。前回郡山に来るときもpinkmomochiさんから、ここがいい、と推薦されたお店です。結果、そのときは大三元のほうにまわり、それはそれで大感激しましたが、なるきが宿題として残っておりました。宇都宮から郡山まではなんちゅうことないです、帰りを考えなければ。

前食の正月屋さんから7kmだったでしょうか。国道4号線を北上して、お店はすぐに分かりました。ロードサイドにあったんですね。右折して店の駐車場に車を入れます。この時点でもまだ11時32分。お店の開店時間にジャストインタイムです。こっちはここまでで3軒目。ら~食の前振りを正月屋で済ませてきたばかりです。駐車場にあった車は3台。開店して2分ですからね。入店した後5,6人のお客さんが続いて入ってきました。

お店は大きなロードサイドの定食屋さん風ですが、年月が経って店の屋号のペンキがかすれてます。いいねえ。お店に入ります。

いらっしゃい。大きな声で迎えられ、奥には座敷もありますよ、って声を掛けられました。入口でどこに座るか躊躇していたのをすかさず見抜かれます。

あのお、カウンター席に座らせていただきます。落ち着くんで。

半分本当ですが、半分は調理するところを見たいから。

先客のラーメンを作っているのが店主でしょう。大ベテランですね。手つきが違います。リズムを取りながら、中華鍋をあおり、あおり、スープを入れて調味料をいれて、小皿で味見。はい、味噌タンメンできたよ、ってホール担当に告げてます。隣にもう一人若い男性がいますが、出番なし。後客のオーダーでは彼がメインになりました。

さて、タンメン(塩味、太麺)(740円)を食べるのに決まっていますが、お店では3種類のタンメンがあるんですね。五目タンメン(醤油味、太麺)(800円)と味噌タンメン(味噌、太麺)(800円)が他の2種類ですが、塩、醤油、味噌と全部揃っているのはジブンには違和感を覚えます。しかし、昨日付き合っていただいた土建屋@まささんによりますと、この地域では味噌タンメンも珍しくなく普通にあるとか。ワタクシの辞書では、それは味噌野菜ラーメンであって、タンメンは塩味って政令で定めてもいいくらい他の味はタンメンとは呼びたくないです。ま、先客が味噌タンメンを食べていますから、やっぱりここは異国情緒ということで。

タンメンをオーダーしてから、おやじさんの調理を拝見。おっと、ちょっとオーダーに時間をあけたので、一服してます。冷蔵庫からコーヒー牛乳の1リットルパックを出して、そのままパックから飲み始めましたね。ワイルドだなあ~。郡山のスギちゃんだぜぇ~。

中華鍋の両脇から炎がはみ出すくらい、最強の火力で鍋を熱します。麺はよくもんで大釜に投入。麺をよくほぐして、泳がせます。中華鍋からは煙があがり、そこに肉投入。油がはねてうれしそうに炎があがって、つまり、ファイア~ってことですね。野菜をどんどん投入し、さいごに人参を入れてからスープを柄杓で注ぎます。これがあっというまの出来ごと。身体でリズムをとりながらの調理はさすがですねえ。

麺は結構しっかり目に茹でている模様。野菜炒めが出来てからかなり時間が経過して、ようやく平笊の出番でした。中華鍋のスープの味を最終チェック。4回目の味見です。中華鍋を一気にあげて、完成。

さ、これですね。どんぶり、でか!野菜炒めの盛りは、写真で見ている往年の半分くらいでしょうか。野菜炒めのインパクトが欲しかったので、野菜大盛りエクストラチャージがほしいところです。たあだ、ふつ~のドンブリではもう少し山に見えるでしょう。白菜の芯を縦切りにしてます。これは中華料理屋のカットですね。

もやし、はくさい、にら、きくらげ、たまねぎ、にんじん、豚バラスライス肉。スープはたっぷり入り、白濁して視界1cm。乳化しているように見えます。さっそくスープからいただいてみましょう。ほほお、独特のコク味のある滋味あふれるスープですね。こりゃあうめえわ。動物系は鶏だと思いますが、コクが深いので結構重く感じます。なんと言っても野菜炒めの野菜から出た汁がこの味のポイントでしょう。

野菜と僅かな豚ラードが高温で熱せられて、そこで出てくる野菜炒めの汁が鶏スープと合わさることでこの独特の深い味が生まれてくるものと思います。野菜炒めのほうの塩胡椒がそのままスープに移って、かなりのインパクトになってますね。特に胡椒味はスープの輪郭をぐっと鮮明にしている感じです。

さて、麺です。太麺ってどんなん太麺やねん。

重!引っ張っても出てきません。思いっきり引っ張り出すと、なんじゃ~これっ!の極極太麺でした。ダレがこんな麺考えたんじゃ、っていうくらい、生まれて初めて見るうねうねの極極太麺。この麺の前では、つけ麺の太麺なんて、じゃりんこチエですよ。その麺がごわごわして尖がっているのではなく、なよ~って中華麺らしい挙動をしているんです。食べてみると、これがタンメンによく馴染んでうまい。ただ太いだけの麺ではなかったんです。ちゃんと計算して、手打麺の旨さをそのまま残し、歯応え、歯ざわりも普通の太麺と同じになるように打っているんですね。これはすごい。ノーベル賞クラスですよ。

しっかりした食感がうれしい。麺はもう少ししっかり目の茹ででもいいでしょう。タンメンの野菜炒めは熱容量が大きく、麺はその熱影響を受けてすぐにくたってしまいます。そこだけがタンメンの欠点ですが、それを克服するには麺を太くして影響する時間軸を長くしてやることです。その原理原則から、このタンメンはダーウィンのタンメン進化論の最終形状でしょう。もうこれ以上はない。その最終形状が、もちろんではありますが、旨いことに意味があると思います。これが、なるきだったんですね。

野菜炒めもおいしくいただきました。麺もすいすいいただきました。麺量150gぐらいかな。先人が驚愕したなるきのタンメンが少しおとなしくなった感じですが、それでもなお、世界で唯一の、と形容することは残っている郡山の世界遺産でした。ここまでキテヨカッタ。

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

まいど~

懐かしいぜよッ!
最後に行ったのは30年以上前やからね~ww
今の店主は3代目ぐらいかもしれんけど、味は進化しとるみたいや?

今度行ってみよう

ジン1971 | 2012年6月20日 09:06

どうもです(^_^)

ノーベル賞クラスですか!
小山市の龍鳳も負けませんよ〜(笑)

そうた | 2012年6月20日 21:57