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「わかめタンメン(400円)+餃子(350円)」@花水ラオシャン 本店の写真【2012.07.09初訪】
こちらは永らく宿題店となっていた店です。詳細は分かりませんが“平塚系”と呼ばれるジャンルの元祖は『老郷』の方で、『ラオシャン』は老郷からの分れであるようですね。
神奈川のラーメン好きは神奈川のご当地ラーメンを避けて通るわけにはまいりません。“平塚系”もその一つです。しかし私、実は食べず嫌いなところがありました。ラーメン本他、様々なメディアで取り上げられているので情報だけは沢山入ってくるのですが、どうもそのビジュアルにそそられなかったのです。っで、何年もの間放置され続けていました。
しかし春先に厚木ラオシャンで食べた時、その意外な美味しさに目覚めました。この日平塚方面に出かける用があったので、ついに『花水ラオシャン本店』に伺う事になりました。

店到着は14:15頃。相変わらず中途半端な時間に昼飯を食べる事になりました。店は商店街に面しているものとばかり思っていましたが、路地を折れたところにあったのですね。
さすが老舗。建物の軒の低さや内装の色合いから相当に年季が入っていることが伺えますが、看板や店構えに風格が漂っています。

こんな中途半端な時間でしたが、店内では5人のお客さんが食べていました。地元のお客さんが多いようですね。そして私が着席してからも次から次へとお客さんが現れ、客足は全く途絶える事がありません。これだけ常にお客さんが来れば通し営業をしている甲斐があるというものでしょう。
今回は「わかめタンメン(400円)」と「餃子(350円)」を注文します。厚木ラオシャンで食べた時も単価が安かったけど、ここはもっと安いですね!基本のタンメンは何と350円!内容が内容なのでまあそんなものかとも思いますが、一人当たりの客単価が低いのは商売をする上で苦労が多いと思いますが、相変わらずこの値段でやるとは立派!

店員さんは思いの外沢山いますね。調理の男性の他に接客・配膳・洗物を担当する女性が4人。しかしこんな時間でもお客さんが多いので、結構忙しそうです。お昼のピーク時は大忙しになることでしょう。
麺を茹でる釜は二つ用意されていて、都度一つの釜から別の釜に移し変えられています。温度調整をしているのでしょうか。
麺を茹でる時間は想像以上に長めです。茹でる前の麺は真っ白で綺麗。これを先ほどの釜で十分泳がせています。最も均等に熱が入る理想的な茹で方です。

さて程なくして出てきたタンメン。早速スープからいただいてみます。
寸胴から取り出される際に見えたとおり、スープも無色透明なもの。時々“酢を湯で割っただけ”と揶揄されますが、しっかり出汁を感じます。その出汁は動物系が一切感じられないもの。魚系出汁も恐らく使っていないと思われ、主に昆布などの海草系及び香味野菜から摂られたと思しき出汁と、酸味が効いて極薄味に調えられたカエシが混ざる事によって、これ以上ないであろう極淡麗なスープに仕上がっています。
恐らくこれは食べる人を選びます。コッテリした現代的なラーメンを好む方には理解不能な味かも。しかもタンメンという名前から、一般的な“タンメン”を希望した方にとっては面食らうこと間違いありません。
タンメンを“湯麺”と書くことがありますが、平塚系のタンメンはまさに“湯麺”だと思います。この独特の酸味は食べ慣れてくると、時々無性に食べたくなる味のような気がします。

麺は細ストレート。茹でる前と同様真っ白で、ちょっとそうめんのような趣。このスープだからこそ合う麺だと思います。茹で加減はやや柔らかめ。しかしこの味のスープと合わせられると、この柔らかさがちょうど良く感じます。
思いの外量も多く、結構食べ応えがあります。

こんな極淡麗なラーメンですが、ここに卓上に備え付けの自家製ラー油をやや多めに加えると、適度なパンチが効いて香ばしさを感じることが出来ます。しかも、何故か旨味と味の濃さが増したように感じるから不思議。
最初はそのまま食べて見て、途中からこのラー油を好みの量加えながらいただくと味に変化が出て楽しい。

具の玉葱は独特の辛さは抑えられていて、そのシャクシャクした歯応えが心地良い。誰が考えたものかは分からないけれど、絶妙な具材です。
そしてわかめ。本来私はワカメが入ったラーメンを好まないのですが、このラーメンに限ってはとても相性の良い具だと思います。これまた沢山入っているw

ちなみに餃子はタンメンに比べると平凡なものでした。しかし一個が小さいわけでもなく、6個で350円は良心的な価格だと思います。

色々な意味で堪能いたしました。まず他の地では食べることが出来ない独特なタンメンだと思います。

投稿(更新) | コメント (3) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

TJさん、こんばんは。

祝・平塚タンメンデビュー♪
神奈川各地に様々な地ラーメンがありますが、この平塚タンメンはかなり個性的ですよね~

>ここに卓上に備え付けの自家製ラー油をやや多めに加える
そう、この変化が平塚タンメンのもう一つの特徴なんじゃないかなあと思います。

ぬこ@横浜 | 2012年7月10日 21:22

ぬこさん こんばんはw

食わず嫌いを返上して食べて見ると、意外な美味しさに気付きますねw
私の地元の友人は、本文で書いたように一般的なタンメンが出てくるものとばかり思っていて、驚愕というか、激怒していました^^;
これはソウルフードなのだ、くさやの干物や鮒寿司みたいなもんだ、この地の食い物なのだと諭しましたが^^;
スープの酸味とラー油の香ばしさ、海草や野菜中心に摂られた出汁など、独特ですね。時々無性に食べたくなる味かもしれませんw

TJ | 2012年7月11日 18:26

TJさん、こんばんわ
初めまして、とってもおいしい平塚タンメンだと思います。
駅裏の老郷で食べた時はむせましたが夏の暑い日に汗をかいた時はおいしいかと、
でもこちらは一年を通じて美味しいなって思いました。

麺鯛潜翅サソレット | 2012年9月5日 21:55