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「旨辛しおらーめん(800円)」@風来居 新宿店の写真【2012.09.13初訪】
こちらも永らくの宿題店でした。新宿のような大きな街は次々に新しい店が誕生し、その一方では消えて行きます。この店は既に新規開店から10年以上が経過していますが、今日日それだけ長い間存続できているだけでも評価の対象になるのではないでしょうか。

私が札幌で暮らしていた10数年前、旭川ラーメンの有名店である山頭火は既に札幌市内に何店舗も店を構え、チェーン展開を始めていました。しかし当時札幌で食べた基本ラーメンは一杯600円!2種類のとろけるようなチャーシューと、癖のない白濁豚骨スープ、旭川ラーメン独特の縮れのある加水率低めな細麺…とても旨くて驚いた覚えがあります。しかし、わずか2年余りでチェーン店の悪いところ…味のクオリティーが維持できないところが見え始め、残念な思いをしました。
そのすぐ後に地元に戻ってみると、山頭火はついに東京へ進出を始めました。ちょうどこの頃、札幌ラーメンの名店である『純連』も東京に店を出しましたね。地方のラーメン店の東京進出ブームがあったような気がします。

こちら『風来居』は、山頭火旭川本店出身の店主が作る店だそうで。10年以上前に新宿で開店しているわけですから、修業期間はその前になります。ちょうど山頭火が一番良い時に修業されたのではないでしょうか?そんなわけで期待大だったのです。

店には14:00頃到着。相変わらず変な時間に昼飯を食う私ですが、さすが新宿、平日の中途半端な時間であるにもかかわらず、5人のお客さんが食べていました。
さて店内の券売機前でちょっと悩みます。山頭火と同じく、醤油・塩・味噌のいわゆる“三味(さんみ)”が基本のメニュー構成でした。これは北海道のラーメン店のほとんどが同じで、多くの店が三種類の味を提供します。
札幌時代に山頭火では基本ラーメンを一通り食べているので、今回はちょっと目新しいメニューを食べてみました。「旨辛しおらーめん(800円)」です。
この店の基本ラーメンは750円。関東に進出した山頭火が一杯800円で提供していることを考えると良心的とも言えますが、やはり高めの価格設定ですね。店員さんに食券を渡してしばしカウンター席に座って待ちます。

出てきたラーメンは、予想以上にスープが赤いですね!ちょっとビビります。
しかしレンゲですくって一口いただいてみると、辛さは見た目ほどではなく、豚骨独特の臭みもなく非常に飲みやすいスープです。おそらく材料の下処理をしっかりとされているのでしょう。味付けも濃すぎず薄すぎず絶妙な線を行ってます。なかなかレベルが高いですね。現代的な超濃厚豚骨スープと比較すると、むしろさらっと感じられるスープ。予想していた通り、良い時の山頭火を踏襲しているのではないかと思われます。

麺は加水率低く、縮れの強い細麺。しっかりとスープを持ち上げます。ちょと伸びやすい麺のはずですが、私の食べるスピードでは全くそれを感じませんでした。このスープに良く合っています。

チャーシューは柔らかく煮込まれたバラ肉が二つ。これも山頭火譲りです。とても旨い。
木耳が刻まれずにそのまま入っていますが、これも硬すぎず食感が良い。
白髪葱とメンマもスープに良く馴染んでいます。

私が食べ終わってからもお客さんが次々と入って来て、客足が途絶えません。一定のファンを掴んでいるのではないでしょうか。
決してCPに優れた店とは言えませんが、今となってはさっぱりした部類の豚骨スープが堪能できます。

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