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「味玉チリとまと(800円)」@カッパ64 福生店の写真待望のカッパ64で食べた、チリとまと。このラーメンはやはり2012年ラーメン界の大きな収穫でした。

都下福生市に来ています。

昨年、2012年3月にオープンしたこのお店。評判が評判を呼んで、ツイッターを見ているだけでも、つくばや水戸の人気行列ラーメン店の店主さんが訪問してます。かなりインパクトを受けたようなツイートを見ました。そりゃあ行きたいけど、福生でしょ!車でも電車でもめっちゃ遠い!

そして、暮れには2012年に創業したお店を対象にしたラーメンTRY大賞が発表され、このお店は部門別TRY新人賞オリジナル部門で輝く1位を獲得します。

店主の受賞のことば。おいしいのは当たり前、そこにひとひねり、ふたひねりして印象に残るラーメンや店舗を作るのが目標、とおっしゃってます。

“印象に残るラーメンや店舗”

まさに、これこそがジブンの追い求めているものです。食べる前から味が想像できてしまうラーメンは、後回し!食べない、とは申しませんが、後回しにしたい。福生を近くに呼び寄せる方法が一つあります。エサをばらまく?いえいえ、来てくれません。福生に行ってカッパ64でラーメンを食べたそうな人を集めてオフ会をやっちゃう。オフ会の主催や参加なら、もうこれは行くしかないでしょ。後戻りはできませんよ。

かくして、栃木県代表2名。そうたさん&あっちゃん、いつものコンビ。千葉県代表、ワタクシ1名。かくして、3名のミニオフ会in福生が華々しく開催されました。

福生に近い高速のインターは圏央道の日の出です。じゃあ、簡単。常磐道―外環道―関越道―圏央道、でキマリね。全行程はおよそ2時間半の見込みです。渋滞の赤が点滅していた外環道も無事に進みますが、関越道の所沢の先で多重事故が発生したニュースが飛び込んできます。渋滞8km、通過に120分かかると。あっちゃあ、です。圏央道に乗れる鶴ヶ島まで行けません。ぎりぎり大泉まで行って、一般道に降りました。

大泉から福生までは31km。なんてことはないです、千葉や茨城なら。これがまた、渋滞渋滞の連続で、結局トータル50分渋滞の中にいて、お店に着いたのが開店20分前。一番ノリでしたが、本来なら60分前に着くはずでしたのに。ま、ちょうどいっか。栃木組も渋滞に手こずり、全員が集まったのは開店時間ジャストの11時半でありました。

外待ちに置いてある椅子も、店主のシャレが利いてます。役員の椅子、課長の椅子、係長の椅子、一般人の椅子。最後の椅子は椅子ではなく、ビールケース。定刻になりましたので、後ろに並んでいた方に先に入ってもらい、オフ会メンバーは最後に入店。

昨晩、何を食べるか、大検討を行いました。お店のウリは、チリとまとです。トマトラーメン、かあ。どうしよう。パスタでも、トマトはよっぽどでないとオーダーしません。嫌いではないですが、クリームやオイルパスタのほうがおいしいんだもん。そして、チリ。辛いのは苦手でっす。そんなスープをあえて??

大検討会。TRY賞の記事をよく読むと、辛さはほのかで子供でもOK、と書かれています。そして、レビューの中に、トマト味のパスタはオーダーしないがチリとまとを食べてみた体験記がありました。トマトラーメンの想像とは全く違うトマトラーメンに感動した、というんです。そんなんなら、チリとまと、食べてみたい。それまで第一候補だったシーフードを次点に下げて、チリとまとに当確のバラを差しました。

券売機の前に立って、ポチットな、は

味玉チリとまと(800円)

食券を買って店内に入ると、カウンター席の手前3席が空いてます。オフ会用に?と思える偶然のナセルわざ。ここにもいました、ラーメンの神様。

厨房は写真で見た店主と男性助手の二人体制。手際よく先客の麺上げをどんどんこなしていきます。途中大きな寸胴にでっかい木のヘラを差し込んで混ぜていましたが、豚骨でしょうか。鶏ガラかな。白濁したスープでかなり骨を溶かしこんでいるように見えます。

スープを張って、そこに茹で上げた麺を投入。トッピングの時に、ステン(SUS)の角容器に入ったトマトソースをかけているようです。よくは見えてませんが、そんな動きをしてました。いよいよ我々3人の分です。キャベツ、もやしはテボに入れて茹でますね。食券を買う時に栃木組が迷っているようなことを言ってます。辛いのは苦手なんで、シーフードにしようか、とか言ってます。

だめだめ。カッパ64に来て、なかなか来れないんだから、今日はチリとまとを食べようよ。昨日チェックして、かくかく、しかじか。3人が同じメニューになりました。

最後にトッピングを乗せ。やっぱり、角容器のトマトソースを最後に乗せてますね。出来上がった3杯を、助手と店主がカウンター越しではなく、手に持って、カウンターを周りこんで持って来てくれます。こういうことが大切なんですね、実は。

このトマトのビジュアル。いいっすね。中央に乗せているのはとうがらしのフライ?でしょうか。焦げて膨らんでいますので、トマトソースを作るときに油で炒めて辛みを油に移したものかもしれません。

茹で野菜は、下にもやし、その上にキャベツ、その上に生タマネギのみじん切りです。チャーシューは脂身をつけたバラ肉と鶏肉チャーシュー。

ドンブリが置かれた奥側にトマトソースがかけられてます。手前はベースのスープですが、ここも既にトマト色してますね。若干薄い色ではありますが、間違いなくトマトカラーです。ここにレンゲを差し込んで試飲。まあ、このスープが旨い。味もトマトテーストが入ってましたが、動物系のインパクトがかなりありますね。寸胴で骨まで溶かす勢いで炊きだした動物系。それに煮干しの魚介もWスープとして奥行き作りに参加してます。

トマト味でWスープの旨さは隠れてしまう、などとワタクシのような凡人には思えてしまうのですが、店主はまったく逆の発想をしたみたいです。トマト味が際立つかどうかは、ベースのスープのコクで決まる!そんな感じでした。この混合前のベーススープは本当に旨かった。

そして、奥側のトマトソース。こちらは、ニンニクも相当利いているようなまさにおいしいパスタのトマトソース。フレッシュトマトがいいですねえ。そして混ぜてみると、混ぜる前の二つのスープのどちらとも違う店主が目論んだスープになりました。こっちのほうが、断然うまい。

え~っと、どう言えば正確に伝わるかなあ。今まで食べてきたトマトラーメンとは全く違う、ということをまず申し述べたいです。トマト、何ですが、トマトじゃない。想像したトマトスープではありません。そこがすごい。トマトが支配的なスープではなくて、スープが支配的なトマトスープ、です。と言うと、ますます分からん、という声が聞こえてきそう。

飲んでみるとよく分かるのですが、味はたしかにトマトなんですが、味のふくらみはベーススープなんですね。だから、旨い。表面の味はトマトで、コアがコクうまなラーメンスープ。そんな感じです。

それが、麺と一緒に食べるともう一段旨くなるんで、もう、どうしましょ、って感じです。麺は、加水率低めの歯切れのいいタイプで、写真からもその弾力が伝わってくるじゃないですか。キレのいい麺です。それがトマトスープを得て、パスタ以上のうまい麺ですね。今まで食べて来たトマト味のパスタをはるかに凌ぐトマトラーメンだと思いました。

チャーシューもたいへんおいしい。バラストレートで周囲を炙っているようです。もしかして、吊るし?鶏チャーシューもスープによく馴染んでいました。たまねぎのミジンもよかった。

自宅から95km。にもかかわらず、また戻って来たいと思わせるラーメンのポテンシャルの高さ。トマト、うまい。チリ、うまい。思いも及ばなかった衝撃の旨さでした。ラーメン自体は満点と評価します。オリジナリティ。麺・スープの完成度。これ以上は考えられない満点だと思います。

投稿 | コメント (7) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

お疲れ様ですm(__)m
レビュー早いですね!ちょっとビックリ。
行列さんの指示に従い、チリトマトにして正解でした!
ダーウィン進化論最終形状のトマト系ラーメンだと思いました。
食べることができて本当に良かったです☆
あっちゃんも「この世で1番旨い!」と大絶賛してましたよね^ ^

今日はありがとうございました☆

あ、まだ続きがありましたね(笑)

そうた | 2013年1月21日 19:33

どもです!

わお!いやぁ~全くノーマークでした。
トマトとスープの調和が秀逸のようですね。
なかなかいけるエリアではございませんが
BMさせてもらいます!!!

YMK | 2013年1月22日 08:01

そうたさん

おつかれちゃんでした。行った甲斐があったね。チリとまとで大正解。

やっぱり、お勉強は大事だね。もっとも、チリとまとを知らないで、シーフード

がめっちゃうまい、って死んでいくのも人生なんだけどね。

行列 | 2013年1月22日 19:34

YMKさん

たぶん写真だけ見ても、その迫力を感じていただけると思います。

多くの経験をお持ちですから。シャッターズのメンバーは未訪が

多いかもしれませんね、YMKさんがご存じないということは。

台東区でオフりましょうよ。

行列 | 2013年1月22日 19:36

毎度です
遠いけど・・・行っただけの感動は有りそうですね!
行ってみようかな~

もんど | 2013年1月23日 21:56

板金屋さん

ちょっと今まで想像できなかったラーメンです。

店主のおたくぶりに脱帽。

行列 | 2013年1月24日 06:26

KMです。
本当に福生まで行かれたのですね。
楽しそうです。

>“印象に残るラーメンや店舗”

いいですね。ぜひそうあってほしいといつも思っています。
でもこれは、自分の責任であると思っています。
ご主人の意図をどれだけくみ取れるかが、その人の力なんでしょうね。

KM | 2013年2月7日 10:51