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こむぎの小麦感、日本一醤油のカエシのキレ、厳選素材と調理の技。TRY賞候補ですね。越谷にやって来ました。ラーメンの新店情報にいつもお世話になっているブログがあります。この方は、ラーメンがメインで、新店によく行かれるんですね。ですから、お店の外観にはだいたい新規開店の花輪が写っています(笑)。そして目に留まったお店がここ、越谷の自家製麺中華そばこむぎ。この方のブログの何がいいって、貼りつけてある写真が豊富なんですよ。ここまで写真があれば、何も文章は要らない、って感じです。写真の一枚に目が点になってしまいました。え~、世界一醤油使っているの?先日UPしました町田の世界一醤油岡直三郎商店です。淡路町の潮で世界一醤油ラーメンを食べてすっかり虜になってしまったワタクシ。そりゃあもう越谷に行くしかないでしょ。予定していた“取材の順番”を大きく入れ替えて、早速の訪問です。越谷のお店までは35km。つくばとだいたい同じ距離ですね。開店15分前に到着し、悠々の?シャッター。もっと激混みかと覚悟してましたがまだまだ知名度は低いのかもしれません。開店までは店の大きなガラス戸にカーテンが下ろされていますが、ぴかぴかの製麺機が鎮座している様子は分かります。お店の開店前に、この製麺機メーカーが主催するラーメン学校に入ったそうですが、その前職が気になります。店内に入り券売機がないかきょろきょろしていたら、こちらへどうぞの声が。そのままカウンター席の一番奥に座ります。店主はちょうど働き盛りの年齢ですね。『こんにちは。このまえ日本一醤油のラーメンに感激して、町田で醤油を買ってきましたよ。おいしいですよね。』さっそく店主にご挨拶。店主も惚れ込んでいる醤油です。塩も惚れ込んでいましたよね、藻塩。お店の内装はかなり凝ったシックな意匠でまとめてます。こまからところに手を入れて、チープ感ゼロですね。店主の経歴が見えてくるような空間です。さっそくメニューを再確認。醤油 中華そば (七五〇円)醤油味玉 中華そば (八五〇円)塩 中華そば (七五〇円)塩味玉 中華そば (八五〇円)この4点が書かれてました。プライスを見て、店主の経歴が見えてくるようなメニューです。口頭で、醤油味玉 中華そばをオーダーしました。無料大盛りは笑顔で辞退申し上げます。厨房には店主と若い助手。助手は経験がないようで、店主の片腕になるにはまだまだな感じです。ホール担当は女性二人。目の前で調理している店主の所作を見ておりましたが、実に丁寧、かつ几帳面というか正確ですね。きちっとしている。湯煎と小なべを駆使し、細かな動作を組み合わせてラーメンを完成させていきます。目の前に置いてあった資料に目を通すと、店主の情熱が伝わってきますね。『自家製麺と手作りにこだわり、化学調味料不使用にこだわり、小麦という恵みを中華そばとして様々な素材のちからを生かして自然と豊かさを感じられる美味しさを目指していきたいと想っています。自然とそして今があるすべてに感謝。』なかなかの文章です。醤油中華そばの説明文。『岡直三郎商店のにほんいち醤油を返しに使い、北海道産真折昆布、枕崎産鰹節、長崎産あご(飛魚の煮干)、瀬戸内産いりこ、熊本産サバ節、サンマ節を、通常の倍量で出汁をとり、秋田産比内鶏ガラ、国産鶏ガラ、国産親鶏からの鶏がらを掛け合わせ、こくがありながらも、出汁のうまみを感じていただける味に仕上げました。自家製手もみ麺160g、チャーシュー2種、穂先めんま、のり、葱、三つ葉、柚子、焼き海苔』超一流の出汁関係者、全員集合ですね。だからって、一番旨いかどうかは別の問題です。同じようにブランド出汁関連だけを集めているお店を知っていますが、まだまだ使い切っていませんね。そういうお店もありますから、期待は出来ますが実食次第、現場現物主義でいきましょう。おっと、店主が追い出汁の工程を入れてますね。へ~え。すごい量の魚節と煮干を使ってます。丁寧やねえ。じわじわと期待が高まります。湯切りをして、はい、おまちどうさま。およそ10分後の提供でした。へ~え、旨そうですね。もうトッピングの説明は不要になってますが、葱や柚子のカットとかにもきちんとした修業が見え隠れしてます。チャーシューは、厚めのスライスがバラ肉でこれは助手がさんざん炙ってました。もう一枚の薄くて大きいほうは脂の少ないモモの部位ですね。さっそくスープをいただきます。まず口の中で感じるのは動物系のコクの深さでしょう。まろやかな感じですが、その出汁感は素晴らしい。そして、そのコクに負けないほどの魚出汁の強さ。鰹が長男坊ですが、弟妹もかなりのしてきてます。そのWスープにキレを運んできているのがカエシ。カエシのために動物系、魚介系を準備したと言い換えてもいいかもしれません。実に旨いスープ。滋味溢れるスープです。こういうスープって、似たものがありそうでないですね。決して目新しい調理法ではないと思いますが、飲んでいると斬新さを感じます。これって、店主、ただものじゃないですよね。ラーメン店で修業したんじゃないですよね。きっちりとした基本を知っている人が作る出汁ですよ。ここでも、日本一醤油のコクとキレを実感しました。麺。製麺機メーカーの製麺学校に行ってよかったですね。こんな旨い麺が出来るのですから。早い話がこの前まで製麺については素人だったわけでしょ。それが、一気に“麺が旨い”ラーメン店になってしまうのですから。小山のラーメン店のレビューでも言及しましたが、結局こういうことなんですよ。麺にインパクトをつける、というのは。実にふうみのいい、食感のいい麺です。あの店の店主、これ読んでいるかなあ。トッピングのレベルもかなりだと思いました。チャーシューの使い分けなんかはもう完全に和食出身でしょう。お訊きしました。和食とイタリアンの経験があるそうです。やっぱりね。ベースが違うと思いました。なかなか隙を見つけにくいよく出来た、非常に完成度の高いラーメンだと思いました。TRY賞候補?当然でしょうね。
どうもです! 貴殿も行かれましたか! 醤油がイイのもさながら店主の腕がうかがえます! これを読んだらだんだん行きたくなってきましたよ!
おはようございます。 麺は大事ですね。 是非読んでいただきたいレビューです!
越谷にやって来ました。
ラーメンの新店情報にいつもお世話になっているブログがあります。この方は、ラーメンがメインで、新店によく行かれるんですね。ですから、お店の外観にはだいたい新規開店の花輪が写っています(笑)。
そして目に留まったお店がここ、越谷の自家製麺中華そばこむぎ。この方のブログの何がいいって、貼りつけてある写真が豊富なんですよ。ここまで写真があれば、何も文章は要らない、って感じです。写真の一枚に目が点になってしまいました。え~、世界一醤油使っているの?
先日UPしました町田の世界一醤油岡直三郎商店です。淡路町の潮で世界一醤油ラーメンを食べてすっかり虜になってしまったワタクシ。そりゃあもう越谷に行くしかないでしょ。予定していた“取材の順番”を大きく入れ替えて、早速の訪問です。越谷のお店までは35km。つくばとだいたい同じ距離ですね。
開店15分前に到着し、悠々の?シャッター。もっと激混みかと覚悟してましたがまだまだ知名度は低いのかもしれません。開店までは店の大きなガラス戸にカーテンが下ろされていますが、ぴかぴかの製麺機が鎮座している様子は分かります。お店の開店前に、この製麺機メーカーが主催するラーメン学校に入ったそうですが、その前職が気になります。
店内に入り券売機がないかきょろきょろしていたら、こちらへどうぞの声が。そのままカウンター席の一番奥に座ります。店主はちょうど働き盛りの年齢ですね。
『こんにちは。このまえ日本一醤油のラーメンに感激して、町田で醤油を買ってきましたよ。おいしいですよね。』さっそく店主にご挨拶。店主も惚れ込んでいる醤油です。塩も惚れ込んでいましたよね、藻塩。
お店の内装はかなり凝ったシックな意匠でまとめてます。こまからところに手を入れて、チープ感ゼロですね。店主の経歴が見えてくるような空間です。さっそくメニューを再確認。
醤油 中華そば (七五〇円)
醤油味玉 中華そば (八五〇円)
塩 中華そば (七五〇円)
塩味玉 中華そば (八五〇円)
この4点が書かれてました。プライスを見て、店主の経歴が見えてくるようなメニューです。口頭で、醤油味玉 中華そばをオーダーしました。無料大盛りは笑顔で辞退申し上げます。
厨房には店主と若い助手。助手は経験がないようで、店主の片腕になるにはまだまだな感じです。ホール担当は女性二人。
目の前で調理している店主の所作を見ておりましたが、実に丁寧、かつ几帳面というか正確ですね。きちっとしている。湯煎と小なべを駆使し、細かな動作を組み合わせてラーメンを完成させていきます。
目の前に置いてあった資料に目を通すと、店主の情熱が伝わってきますね。
『自家製麺と手作りにこだわり、化学調味料不使用にこだわり、小麦という恵みを中華そばとして様々な素材のちからを生かして自然と豊かさを感じられる美味しさを目指していきたいと想っています。自然とそして今があるすべてに感謝。』
なかなかの文章です。醤油中華そばの説明文。
『岡直三郎商店のにほんいち醤油を返しに使い、北海道産真折昆布、枕崎産鰹節、長崎産あご(飛魚の煮干)、瀬戸内産いりこ、熊本産サバ節、サンマ節を、通常の倍量で出汁をとり、秋田産比内鶏ガラ、国産鶏ガラ、国産親鶏からの鶏がらを掛け合わせ、こくがありながらも、出汁のうまみを感じていただける味に仕上げました。
自家製手もみ麺160g、チャーシュー2種、穂先めんま、のり、葱、三つ葉、柚子、焼き海苔』
超一流の出汁関係者、全員集合ですね。だからって、一番旨いかどうかは別の問題です。同じようにブランド出汁関連だけを集めているお店を知っていますが、まだまだ使い切っていませんね。そういうお店もありますから、期待は出来ますが実食次第、現場現物主義でいきましょう。
おっと、店主が追い出汁の工程を入れてますね。へ~え。すごい量の魚節と煮干を使ってます。丁寧やねえ。じわじわと期待が高まります。
湯切りをして、はい、おまちどうさま。およそ10分後の提供でした。
へ~え、旨そうですね。もうトッピングの説明は不要になってますが、葱や柚子のカットとかにもきちんとした修業が見え隠れしてます。チャーシューは、厚めのスライスがバラ肉でこれは助手がさんざん炙ってました。もう一枚の薄くて大きいほうは脂の少ないモモの部位ですね。
さっそくスープをいただきます。まず口の中で感じるのは動物系のコクの深さでしょう。まろやかな感じですが、その出汁感は素晴らしい。そして、そのコクに負けないほどの魚出汁の強さ。鰹が長男坊ですが、弟妹もかなりのしてきてます。そのWスープにキレを運んできているのがカエシ。カエシのために動物系、魚介系を準備したと言い換えてもいいかもしれません。実に旨いスープ。滋味溢れるスープです。
こういうスープって、似たものがありそうでないですね。決して目新しい調理法ではないと思いますが、飲んでいると斬新さを感じます。これって、店主、ただものじゃないですよね。ラーメン店で修業したんじゃないですよね。きっちりとした基本を知っている人が作る出汁ですよ。
ここでも、日本一醤油のコクとキレを実感しました。
麺。製麺機メーカーの製麺学校に行ってよかったですね。こんな旨い麺が出来るのですから。早い話がこの前まで製麺については素人だったわけでしょ。それが、一気に“麺が旨い”ラーメン店になってしまうのですから。小山のラーメン店のレビューでも言及しましたが、結局こういうことなんですよ。麺にインパクトをつける、というのは。実にふうみのいい、食感のいい麺です。あの店の店主、これ読んでいるかなあ。
トッピングのレベルもかなりだと思いました。チャーシューの使い分けなんかはもう完全に和食出身でしょう。お訊きしました。和食とイタリアンの経験があるそうです。やっぱりね。ベースが違うと思いました。なかなか隙を見つけにくいよく出来た、非常に完成度の高いラーメンだと思いました。TRY賞候補?当然でしょうね。